2014年12月2日火曜日

ハピネスチャージ42話感想追記

今、当ブログに寄せてくださっている皆さんのご意見を見ていて

語り足りないところに気づいたので珍しく「追記」させて頂きます。


オレスキーおよび敵幹部について。


今回で敵幹部は幸せに卒業となったわけですが、
感想本文およびコメント返信でも書いたとおり私は

「敵キャラは主人公の主張を引き出すためにアンチテーゼを投げかける役
なのだから、成仏するまえにもっと掘り下げて欲しかった」

と思いました。



オレスキーらが抱えている心の闇に正面から向き合って、
そのネガティブなものの考え方に別の解釈をめぐみたちが示す、
というようなシーンがあれば、主人公4人の魅力をもっと引き出せたのではないかと
考えるからです。


先に断っておきますが、

ここで私が言うのはプロ野球の監督の采配に
TV見ながら「あーじゃないこーすりゃよかった」言うだけの無責任なものと全く同類のものです。

しかし、それを承知の上で敢えて語ろうというのは
これを思い出したからです。↓


「誰も信じない!信じたって裏切られるだけだ!」

めぐみの誕生日回でオレスキーが言った言葉。
そして、この回の脚本を書いたのが構成の成田良美さんだったから。


私はこのセリフを聞いたときに「これがオレスキーがひねくれた理由なのか」と
思いました。

そしてそれをめぐみたちが解決してやることでオレスキーと分かり合う。
その過程で作者がめぐみに託した主張も描かれるんだろう。

という筋書きを想像・期待しました。

http://teioblog.blogspot.jp/2014/10/36.html
当時の記事▲

だけど結局この後めぐみとオレスキーがぶつかることは無く、
オレスキーの心を開放したのはいおな でした。

オレスキーの「心の闇」も「誰も信じられない」ではなく
「誰かに認められたい」ということでした。

あれだけ意味ありげに言い放った
「誰も信じない!信じたって裏切られるだけだ!」
とは何だったのでしょうか。

私が「意味ありげだと勘違いした」だけだったということでしょうか?

それとも演出家が脚本をそう解釈して描いたということでしょうか?


「自己顕示欲・承認欲求を満たすためにめぐみの誕生日に押し入った」
と考えると筋は通ります。

でもその場合36話でオレスキーが最大音量でめぐみに言い放つ
セリフは「誰も信じない!」ではないのじゃないかと思えてなりません。


さらに、「オレスキーの自己顕示欲を満たしてやることが解決の道」であるなら
誕生会に現れたオレスキーにしつこく「一緒にパーティーやろうよ」と
食い下がり、強引にでもみんなでオレスキーを祝ってやる話の流れにすれば

今回42話での和解に向けてよい「レバーブロー」というか「下ごしらえ」に
なったんじゃないかと思うんです。

▲これらのセリフは普通に考えたら
「主人公に「この世界は最高だ!助ける価値のあるものだ」といわしめるためのフリ」。
でも結局これは誰も拾わなかった。
成田さんが、ここへ来て収穫しないタネをまく脚本家だとは思えない。

▲一応ここは「レバーブロー」。後から効いて来る攻撃。
でもこれも拾われなかった。

ということは、オレスキーの心の変化ははじめから意識してなくて、
「めぐみが敵に手を差し伸べた」
という描写のためだけに用意したシーンだったということか・・


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

しかし
私の物語作りの基礎や道理は全てプリキュアの脚本から学んだものなので、
私が思いつく程度の事を成田良美さんが考えない訳が無いと思います。

私が考えた「こうして欲しかった」というアイディアは
敢えて排除したという可能性も考えられます。


だから、成田さんにはもしかしたらもっと別のアイディアがあったのではないか、

そうでなければ、
脚本家ごとの解釈の違いなどで成田さんおよび監督(以後作者)が
当初イメージしていたものとは筋書きが違ってしまったのか、


或いは作者は「想定どおり全てがつながった」と思っている内容に
私が別の着眼点を持ってしまったせいで気づかずに居るだけなのかもしれない・・・

※  ※  ※

など、いろんなことをぐるぐる考えてしまいました。



もちろん感想本文に書いたとおり、多少の不満はあれど「42話も良かった」
と思っています。特にひめとナマケルダは。

それでも気になったところをそのまま黙っているのは嫌な性分なので、
スッキリしようと思って思ったことをそのまま書き起こした次第です。



私とは別の見解がある方は是非お聞かせいただけるとうれしいです。

もしかしたらそれで私が気づいて居なかった「作者が描きたかったもの」に
私も気づくことが出来るかもしれません。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。kasumi1973と申します。(ていお様の別コメントにて当ブログの内容(誕生日回のブルーの行動の親の複雑な心境)を取り上げていただき有難うございます)

    3幹部に関してはちょっと別視点から見ますと、当家の娘は3幹部退場に際して、「プリキュアが悪い敵をやっつけてよかったね」という認識でございます。さらに追記するならな「いつもは悪いことをしている敵がプリキュアによって最後にいいひとになれてよかったね」といった感情を持っています。
    これが途中で改心しそうな描写なりちょっとしたいいエピソードを入れちゃうと子供目線では「いい人になったのにプリキュアはやっつけちゃった」になっちゃう気がします。(娘はそこまで言っていませんが)
    これが「最終的には味方になる敵」ならばエピソード膨らませて改心させるのはいいと思いますが、
    おそらく改心して味方になる予定の無い今回の3幹部に関しては「やっつけられる敵」としての描写が子供には必要なんだと思います。(親兼プリオタの自分の様な人間にはもっと3幹部の過去話掘り下げろよ!と思いますが・・)
    子供にしてみれば、あくまで、ヒーロー(ヒロイン?)はプリキュアで3幹部、幻影帝国はやっつけるべき敵なのであんまり深く掘り下げない今回の3幹部退場の描写はこれはこれでよかったのかな、とも思います。(何度もいいますが大人的には不満ですが)
    「こわい敵がプリキュアによって最後はいいひとになっった」「やっぱりプリキュアは強くてかっこいい」子供がこの認識をもってくれたのは親としては嬉しい限りです。

    返信削除
    返信
    1. ああ、これはどうも!コメント欄まで目を通していただき、ありがとうございます。

      >「いい人になったのにプリキュアはやっつけちゃった」になっちゃう気がします。

      むむっ!!
      ・・・なるほど確かに・・・

      そこは「和解したらオレスキーに取り付いていた悪意が抜け出したのでそれを必殺技で消す」という
      アイディアで切り抜けることもできるっちゃで来ますが・・・

      ・・・後出しじゃんけんみたいで我ながらズルイ気もしますね(゚ω゚;)

      ※  ※  ※

      作者が「3幹部はやっつけられるべき敵」として描いていたとすると、
      「必殺技を食らってから和解」というのもコンセプトとして道理が通りますね・・・

      「子供に対する分かりやすさを意識してこういう結末にした説」、
      私には気づけなかった発想、お聞かせいただきありがとうございます。

      ゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

      >「こわい敵がプリキュアによって最後はいいひとになっった」「やっぱりプリキュアは強くてかっこいい」子供がこの認識をもってくれたのは親としては嬉しい限りです。

      お子さんがそう思われたという事実があるなら、ここで何を言おうが
      結論は「作者の皆さんの出した答えは正解だった。よい仕事をした」。
      という事で私は納得することが出来ます。


      本文で述べたとおり、私が述べる意見は「お子さんが喜ぶかどうか」という絶対条件とは次元の違うものであり、

      野球中継で言うなら
      「試合に勝った。監督・コーチはするべき仕事を果たした。
      その経過の選手の起用法に文句を言うのはスポーツバーでクダ巻いてるおっさんのたわごと」

      と、同義です。


      「ヒーロー物語オタク」としては相変わらず色々考えるわけですが、それはそれ、これはこれです。

      お子さんの反応が聞けたことも、精神的にとても助かりました。
      ご意見ありがとうございました!

      削除
  2. もともと敵側の事情が詳しく語られる類のシリーズでもありませんからね。例えばハートキャッチのクマモトさんも過去に何をしていたヒトなのかわかりませんでしたし…
    今回はヴィジュアル系バンドをやっていた等と過去を匂わすセリフが多かったから、詳しく知りたがるヒトも多かったのかもしれません。結局その辺は想像にお任せします、ということでしょうか?
    復活して改めて語っていただければ、とも思いますが、どうでしょうね。

    返信削除
  3. 私はナマケルダの過去を匂わす発言やオレスキーのセリフってブンビーさんやドツクゾーン勢が言ってた場合はネタで流したり闇の怪人らしい主張の一つ、で済んでたと思ったんですよね。私は視聴した時、ナマケルダ、オレスキーとも「これはその場のネタなのか!?それとも昔何かあったの!?どっちだ!??」と迷ったもので。だからあれらのセリフってその先で3幹部の結末が「和解する」「倒される」どっちに転んでもOKなように配置されてたのかなーと思うようになりました。最終的に「倒される」だったけど、前述の過去の悪役たちと同じにするには3幹部は過去の掘り下げが気になる方向にキャラが立ちすぎたのかな・・・と。姿はもう完全に人間だったわけだしもしかしたら外見がもうちょっと怪人ぽかったりしたら同じ運びでやっててもそれほど過去は気にならなかったりしたのかな・・・とも思いました。
    メイン層の子どもたちはどう受け取ったのかは気になりますが、まだ数話あるしもしかしたら真っ白になって再登場したりする可能性もあるのかなーと思うと3幹部の結末の判断はまだできないなというのが正直なところです。

    返信削除

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