2015年4月26日日曜日

手のひら返しの術

今年の作者は「言葉だけでは語らない。」

※  ※  ※


「○○は幻」

「いいや、○○は幻じゃないよ!」


という会話、台詞は前作にもありました。


作品テーマを1にも2にも言葉で語るのが、
柴田Pの作り方なのだと思っていました。



だけど、今作は「言葉だけで重みが無い」と
感じることがありません。


はるかたちが語る「夢」「友達」「大切」「守る」には、
いつでも必ず「行動」が伴っています。







ああ・・何度見てもいい。(´;ω;`)


このように、ざっと見繕っても例は枚挙に暇がありません。

これらのひとつひとつが、キャラクターと物語を魅力的にしていく
「積み重ね」になっていくんですね。



偶然か必然か、柴田Pの過去2作品には
それが著しく不足していました。
(勿論ゼロではないですが。)

しかし、今年は違います。



多くのアニメ職人さんがみんな等しく
「丁寧に、子供たちの喜びのために作っている」
と感じられる作品、本当にすばらしいと思います。


※  ※  ※

俗に言う手のひら返し。
きれいに180度ターンです。

しかし、それが出来ることがとても嬉しいです。


おととしから今年のはじめごろまで。
大好きなシリーズに不満を言うことがものすごく辛かったです。

柴田PがTVで「子供以外の視聴者も意識する」「恋愛の要素を入れる」
といっていたのを聞いたときには不安になったし、
その不安が的中したときは立腹し、それはやがて脱力に変わりました。


そこまで落ち込んだ心が、同じPの作品であるうちにまた元に戻るなんて
とても想像できませんでした。


過去の私の言葉は覆りません。



でもこれからの態度は覆りえますし、そうあり続けてほしいと思います。



願わくば、今年の年末には「柴田Pで来年もやってもらいたい」と
言えます様に。

9 件のコメント:

  1. 「失敗から学ぶことは多い」と言いますが今作は前作の失敗した所をかなり改善したのと、鷲尾pが帰ってきたのが大きいですね。
    ハピネスが視聴率過去最低だった時ネットじゃ「プリキュアはオワコン(賞味期限の切れたコンテンツ)」等と言われていましたが、今のGOプリではそんなことを言う人がいない辺り手のひら返ししているのは製作側だけでなく視聴者側もなんですねww。
    鷲尾pが戻って一気に復活したので年末は柴田pより鷲尾pにこのままいてほしいという意見が多いだろうなと思います。

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    1. 鷲尾Pがわざわざ戻ってきた理由は想像に難くありません。

      しかしそれでも、本作をどうしていくかの決定権と責任を負っているのは柴田Pです。
      これまでの失敗を「彼のせい」として批判したなら、ここまでの成功の賞賛もまた彼に向けられなくては筋が通りません。


      感情で正当な判断をゆがめるのは大人のすることではありません。

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  2. 前2作が「愛」というとてつもなく大きくまた曖昧で、
    角度によっては全く違って見えるものをメインテーマに扱ったことが
    迷走の原因のひとつになったのではないかな、と思いました。
    それが悪いとは言いませんが、話が時として抽象的にならざるを得ません。
    今作は「夢」というか、「大きくなったら何になりたい?」という、
    子供たちが一度は聞かれたであろう問いに努力で答える、
    そんな主人公像がすでに出来上がっていてとてもわかりやすい。

    視聴率的にはまだ苦戦しているようですが、
    「ぜひ見て欲しい」といえる作品に、今のところはなっていると思います。
    このまま駆け抜けて欲しいです。

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    1. 「愛」も描き方だったと思うんですけどね・・

      「恋愛」ではなく「博愛」を具体的に描いたなら、
      印象はまるで変わったんじゃないかと思います。

      「思いやり」「気遣い」・・ゆうゆうには何度かそれが見えたんですけどね。
      めぐみのは残念ながら「相手」ではなく「自分」を見ることのほうが多かったのが

      ああいう結果の一員になったんじゃないかと思います。

      ※  ※  ※

      「夢」も料理法を間違えば「自己満足」に帰結してしまう危険性がありますが、

      はるかたちは常に「自分と友達の夢、どちらも守る」として動いています。

      彼女たちの姿勢がそうであるうちは、道を踏み外さないだろうと思っています。

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  3. まだ昨日放送分の回は見れてないのですが、先週分まで見ても面白く無い回は無いと言っていいほどに今期は面白いです。
    強いて言うなら序盤の3話で何故妖精回を挟んだのか構成的な疑問はありますが面白くない訳ではなかったですし。

    前作前々作と視聴率的にもビジネス的にも辛酸を嘗める結果となり鷲尾氏によるテコ入れというか助言のようなものがあったのはおそらくほぼ間違いないでしょう。
    かといって鷲尾さんの色寄りになってしまうのもそれはそれで柴田PがPである意味がなくなってしまうので今後も氏には氏の色を出して頑張ってほしいと思います。

    柴田Pが言っている「恋愛の要素を入れる」という点についてはていおさんは否定的なようですが個人的には当初からありだと思っている(今まではただやり方が悪かっただけだと思っている)ので
    見てみたいなと思う次第です。

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    1. 鷲尾さんのトークを何度か見たことがありますが、饒舌でユーモラスな一方でかなり気遣いの出来る方だという
      印象を持ちました。

      だから、カムバックしたとはいえ「プロデューサー」を立て、
      同業者の後輩の面子を潰すような動きはしないだろうと思っています。

      「恋愛の要素」に関しては確かにやり方の問題かもしれませんね。
      ハピネス最終回くらいの感じ、あるいはラブ&大輔くらいの感じなら
      むしろウェルカムなんですが。

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  4. 有象無象何もかも一緒に何かをするのが愛であると誤魔化した末に惑星レッド復興に全く付き合うつもりがなかったハピネスチャージはともかく
    明確に助け合いこそが愛であるとほとんど一年間一貫して取り組んでいたドキが曖昧とも積み重ねが足りないとも思えませんがね。

    それに本当に不思議でならないのですが、なぜか愛をテーマにするのが柴田Pの専売特許のように言われています。
    なぜでしょうか?
    愛だ憎しみだとハピとそう変わらないことをハトだってやっていたじゃないですか。
    父親を目の前で爆死させられ、愛で立ち向かおうとつぼみに説教されたゆりさんを忘れたのですか?
    なぜそれを棚上げして柴Pは~柴Pは~と近年の作品を叩くのでしょう?
    そういう人はスマイルからしか見ていないのでは、4年以上前の記憶をなくしているのでは、ハトをアンタッチャブルにして聖域扱いしてるのではと邪推してしまいます。

    どうもていお氏のようにPこそが最高責任者であり決定権を持つと思われているようですが、
    残念ながら完全に勘違いしています。
    Pカラーが絶大な特撮の東映と東映アニメでは話が違います。
    ハッキリ言わせてもらいますが、ハピの愛というテーマは完全に長峯SDの意向ですよ。

    かつて梅澤Pはこう言いました。SDは棟梁であり、プロデューサーの仕事はクライアントの意見を調整する窓口である、と。
    指揮権を持った人間が複数いると現場が混乱するからという考えもあったようです。
    柴田Pがそれをどこまで汲んでいるかはわかりませんが、それでも決定権が強いのはSDの方であるとみてまず間違いありません。
    ドキドキのコンプ本を見れば一目瞭然なのですが、完全に権限はSD>Pです。
    ま、だから柴Pの実力がどうこうと言うつもりはありません。SDの力量が大きく反映されるわけですから
    ドキは古賀SDが、ハピは長峯SDが、そして今年は田中SDの力量が現れているのでしょう。
    田中SDは伊達に5gogoから関わっていないので酸いも甘いも知り尽くしているように思います。

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    1. >愛をテーマにするのが柴田Pの専売特許のように言われています

      いいえ。本文の一番アタマをご覧ください。

      この記事で語っている不満点は「セリフで主題を語ってしまう作り方が2年続いたこと」です。

      また、個々人の「印象」を論拠にした議論や
      明確な答えが得られることが無い事(業界内の仕組み)に関しては

      平行線が続くことになるので相手が出来ません。あしからず・・

      削除
  5. >>明確に助け合いこそが愛であるとほとんど一年間一貫して取り組んでいたドキが曖昧とも積み重ねが足りないとも思えませんがね。
    同意ですね。去年はともかく、その前のはそういったことは感じませんでした。
    むしろ言葉以上に行動で示す作品だったと思います。

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