2015年10月18日日曜日

Go!プリンセスプリキュア 第37話「はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会!」

脚本=田中 仁
演出・絵コンテ=大塚隆史
作画監督=赤田信人
美術=いいだりえ
゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜NO,346


おーおーおーおー!(`・ω・´;)





すげえなおい!!!
誰だ今日の演出は!監督か!

絶対只者じゃない!!




と思ったらそうか。


この人が居たか。(`・ω・´) 


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

内容の濃いこと深いこと。

本当に21分のアニメか?という気持ちになりましたね。
しかもバンクだけでたぶん3分くらい取られてるというのに。




トバすところはテキパキ飛ばし、
心情を描く大事なところはじっくり描くメリハリの効かせかた。


前振りとオチの分かりやすさ。

描くべきものを明確に意識している作品作り。


相変わらず見事ですね・・・・



この脚本はこのクラスの演出家でなければとても
料理しきれなかったんじゃないかと思います。

あるいは、それだからこそ大塚さんを呼んだのでしょうか。





゚・*:.:♪*・肝心なものをちゃんと見せている゜゚・♯*:.。. :*・゜


今回の物語で一番大事なところはどこでしょうか。





クライマックス!


確かにそうでしょう!
全てはそのシーンを描くために用意されたのですから。





だけど、クライマックスがそれだけですばらしいものになったわけではありません。


今回プリキュアが守るものは

「みんなの頑張り」。


それを言葉だけでなくしっかりと
行動で描いてきたからこそ
このシーンがクライマックスとして成立したのです!


即ち

フラフラゆいちゃんからはじまり

スパルタ特訓





妥協を許さない



一度舞台を教室から外すテクニック。
時間経過と練習時間外にも頑張る姿を
見せることではるかの「本気度」を印象付ける

また特訓特訓

メガネも。




ちょっとしたギャグ。

一度はるかをヘコませる。
それでこそ物語になる。

そこで甘いセリフを言うかと思ったら
こんなところでも妥協しない!

なるほど。ここでカナタの出番か。

一度ヘコんで、でも人に話をしたらスッキリして
また頑張ろうという気になれる。

はるかの憧れの存在のカナタは
それにうってつけのキャラでしたね。


またがんばる!

このカットは
ぼろくなって赤丸と付箋だらけになった台本を見せるカット。

詰めの作業で熱を帯びていく様子を
「絵で」見せている。

設営・裏方の様子も忘れずにみせる!


出た出た(*゚∀゚*)

「♪~」


「♪~」


「♪~」


「♪~」


どうですかこの
「頑張る姿」を描いたカットの多さ!


時間は短いのに内容はとっても濃い!




そうして描いて見せてきたはるかとみんなの頑張りは当然、



「守るに足るもの」に
見えますよね。




゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

先週私が命知らずにも文句を言ったことの模範解答が
ここにあったと思いました。


先週のお話も今週の作者(演出・脚本)が作ったならまったく印象の違う
「物語」が出来上がったろうと思わずには居られません。





゚・*:.:♪*・゜゚予想外!(*゚∀゚*)・♯*:.。. :*・゜

「いつもどおり」に考えて、今回のお話は


「みんなの舞台を邪魔する悪いやつをやっつけて、
舞台は無事成功しました。めでたしめでたし。」

で終わるんだろうと思ってました。




ところが!

※  ※  ※

<以下は視聴時の私の心の声をそのまま再生いたします。>

※  ※  ※

おや?
まだなにかあるの?(゚ω゚)

え!まさか!

ああ、それであの上がり症の子が
奮い立つっていうお話か。

それもいいね!


あん!?(・´ω・)


ん?

え!!


あー、なるほどー!これで美男美女コンビの完成か・・・



ってないわーーー!!それだけはないわーーーーーー!

それじゃあこれまでの流れがブチ壊しだよ!


いや!ウソだろ!!なあ!!1!!

ここまでしっかり描いてきた演出家がここでそんな下手打つ訳がないよな!よな!


ヤメロ!誰だ演出家おいたのむ止めてくれ!

おっ?(゚ω゚)


おおー


うおおーーーーヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノーーーーーー

おっしゃあ!!そうこなくっちゃ!!





ううむ。そのための上がり症設定か。

それとも、上がり症という設定だから
このカットを入れたのか。

<苦手だけど、みんなの努力を無駄にしない!
絶対にやり遂げるために自分も苦手に立ち向かう>

そんな想いがこもった1カット。

ここまで頑張ってきた姿を見せてきた彼らは
この程度の困難ではヘコまない!

むしろ逆に火が点くもんですよね。


その雰囲気が出ていてとても良い気分になりました。

今回は引き立て役のみなみんときららさん。

・・・・・くそっ・・・なんてことだ!!(`・ω・´)



悲劇。というオチは変えるのかと思ったら
そのままやった。ものすごくサラリと。

肝心じゃないところのふっ飛ばし方は
ちょっと笑みさえこぼれますね。(´ω`*)


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

この、戦闘シーンでクライマックスをやった後に
更に一山盛り上げる展開は予想が出来ませんでした。

「面白かった」ですね。


奇をてらうアイディアでなく、
あくまで直球勝負。

球威で驚きをもたらす作品の作り方。



今年のプリキュアは「子供たちのために堅実に」作ってきていましたが、
今回の物語はそれに加えて大人さえも満足させられる
出来になっていたと思います。



゚・*:.:♪*・「カナタ編」゜゚・♯*:.。. :*・゜


今はたぶん、記憶をなくしたカナタが等身大の少年として
はるかたちの姿に触れることで


はるかの前向きな生き方、

夢を持って生きる姿


に逆にカナタが感銘を受けていく。

ホープキングダムの王子として大切なものを
はるかから教わっていく。



そういう進行プランなのではないかと思います。



はるかが啖呵きったあとのカット。

はるかの言葉にカナタは何を思ったか。


たぶん、こういうのが後の展開に活きて
来るんじゃないかと思いました。




゚・*:.:♪*・演出゜゚・♯*:.。. :*・゜


この感情の描き方。

徹底した前振り。

仕込みの丁寧さ。

余計な描写やセリフが見当たらない隙のなさ。

進行スピードの緩急。

゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

思い返せば返すほど、
この回がフラッシュバックしますね。

ゆっくり時間をつかったり

テキパキ進めたり

河川敷が好きなのかな?(゚ω゚)
学生がゆっくり話が出来る場所、

すんごい引きの絵が作れる場所っつうと
そうなるのかな?


キラキラな水面に向かう背中。
内容は大分ちがうけどね。


とてもアツかったり。

※  ※  ※

うーん。

これは

「感情を時間と絵で表現するのがうまい」


ということでしょうか。


キャラクターの感情をバネのようにギューッと押して、
ほかの演出家が「これくらいで」と思うところで
一ひねり知恵を使ってもう一押ししてからパッと離すような・・


・・分かりづらいですかね。




とにかく、



キャラクターの感情を掻き立てるための
お膳立てがとてもうまいということです。

゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜


このシーン。

徐々にはるかにカメラが寄っていく演出。

演出家と作画スタッフの「心の乗り」を感じました。




絵コンテが見てみたいですね。
たぶん、

「一番大事なシーンだから、一番丁寧にやってほしい」


見たいな事が書いてあるんじゃないかと思います。


※  ※  ※

タイムリミット式の戦闘シーンというのも
面白いアイディアでしたね。

OAの時間の流れに合わせるのは
キャラクターと危機感を共有するための仕掛け
ということでしょうか。

時間が減っていくごとに
スリルが増していく感じもちゃんと味わえました。

▲ああ・・これはそのためだったのね。

▲今日はみんなが頑張った成果を披露する日。


それを危機にさらすための爆弾。
というわけですね。



・*:.:♪*・゜゚なんでロミジュリ?・♯*:.。. :*・゜

今回のお話、なぜ「演劇」をテーマに選んだんだろう。

いや、そもそも
なんでロミオとジュリエットを選んだんだろう。

学園祭ならばテーマはなんでも選べただろうし、

そもそも学園祭じゃなくて体育祭でも良かったはず。

「クラスみんなで頑張って、障害を乗り越えて一つのことを成し遂げる」
という筋書きはほかの舞台でも作れたはず。



今回のお話は「ロミオとジュリエット」の内容を知っていることが
前提で語られていた部分もありました。

もっと子供に寄り添う、より知名度が高いお話を選ぶという選択肢は
当然あったはず。

明るさ、前向きさがテーマの物語でどうして
脚本家は悲劇を選んだのでしょう?


なぜだ・・・


ああ、なぜロミオなの(´・ω・`)


(答えが見つかったら追記します。)




゚・*:.:♪*・画像でコメント゜゚・♯*:.。. :*・゜

このシーンさえ無駄じゃない。

裏方として頑張るみんなの様子が後々
描かれているから。

今回は「クラスみんなで成し遂げるお話。」

それを意識しての、この「イエーイ」。



(゚ー゚*)

・・・・・・・(゚ー゚*)

原作とまったく同じ筋書きの
どこが自信作;y=ー(゚д゚)・∵. ターン

いいの!そういうのは!!!(`・ω・´)

▲人様の仕事にくどいほどのダメ出し。
妙な親近感を覚える。(゚ω゚)


こういう間の取り方。

濃い内容なのに、本当によくこんな時間の余裕が作れるよなぁ・・・

▲この回もそういうのが沢山見られた。


アニメ作ったことないからどんだけすごいか分からないけど、

たぶんすごいことだと思う。

王子様を練習台に。

憧れの少年だからか。本物の王子様だからか。

あるいは心許せる存在だからか。
この夕景の美しさも手伝ったのか。

はるかの芝居に硬さが自然となくなるきっかけとして
とてもよかったですね。


ほんもののおひめさまみたーい(´ω`*)

うん。お姫様ギャグ。(゚ω゚)

うん。よかった。

よかったけどね。

ちょっとだけ、やっぱりひっかかっちゃうな。
純粋なあまり服毒自殺しちゃう女の子とはるかを重ねるのは。

まあ、あまり気にするところじゃないし、

それよりも着目するところは山ほどあるわけですし。

むっ(゚ω゚)

あれー?

おかしいな。クローズはもう硬派キャラから
ブレないと思っていたのに。

大胆な作戦に出ましたね。



また新しい展開が動き出すのか?

だいじょぶか!!
いきなり篭絡される雰囲気むんむんですぞ!

どういうシーンだろう。

なんだかしばらく見なかった気がするシャットさん。
元気そうで良かった。


※  追記  ※

キャプがないので語り忘れてた。

この絵は狂気すら感じる。



・・・・なんでふつうのトレーナーじゃいかんかったんや・・・

どういう意図でこのデザインなんだろう。


ギャグを狙うのでなければ
親父のファッションセンスをいじるわけでもない。


「ふつうのこと」として誰も突っ込まないところが
狂気を感じるゆえんかもしれない。


15 件のコメント:

  1. 今回も面白かったですね。
    「なんでロミジュリ?」
    考えてみたんですけど、カナタとはるか2人きりでのシーンが
    いちばん映えるのがこの話だったのではないかと。
    この二人が終盤どうなっていくかも気掛かりだし、
    ひとつの通過点としてアリなのではないかと思います。
    また、演劇であれば、また努力家・はるかの姿も描けるし、
    「うまくいかない」ギャグだって描ける。
    裏方だって描けるから、結果的に「みんなで作った」と言いやすいんじゃないかな。

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  2. 純粋に感動させられたお話でした!
    ケンタ君は今までのゲストで一番私が感情移入してしまったゲストキャラクターでした。
    ケガでやれないかもしれない、でもやりたいんだ!という気持ちの揺れ動きは本当に見ていた人たちの心を動かしたのではないでしょうか?
    ていお先生の企画の作者の意図を探ってのことを頭に置きながら観たのですが今回はすっかり忘れてしまいましたww唯一はるかがジュリエットの気持ちを考えて悩むシーンは「ていお先生もこうやってキャラクターの気持ちを考えながらマンガを描いているのだろうか?」とここだけでていお先生のブログのことを思い出してました。

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  3. 「プリキュアとは夢を守る者」
    代役というのも大多数(ロミオ役の子以外)の努力を無駄にしないためにも仕方なしかと思いましたが…
    さすがははるかさん、夢破れし者を一人も出さぬというその姿勢はプリキュアしてますね。
    戦闘シーンを削ってでも葛藤シーンを長めに入れてくれたのは「いいなぁ」って思います。

    演劇でゆいちゃんシナリオと言うならオモシロ改変物を一瞬期待しましたが、そちらはマンガ版でやっているのでパスですかね。
    ロミオとジュリエットなのはなんでしょうかね?
    ロミオとジュリエットって作者の真意はともかくロマンス物の定番なのでカナタ&はるかのロマンスをやりたかったのでは?と思ってます。代役は断りましたが、ラストに挟んできていたのでそう思いました。
    また今回の話ではロミオとジュリエットの悲劇性よりも登場人物の一途さにのみ焦点が当たっていたので、話の内容は知らなくていいものと考えていそうです。
    他の方の意見やていおさんの結論はどうなるのか、楽しみです。

    ところで前回の予告の駄コラって本編ではあっさりしてましたね。他のキャラの分もあるし効果音酷いけど(笑)
    次回のはどうなるのかわかりませんが、予告見る限り笑いを誘っているようにしか見えない…
    予告の作り方うまいですよね。

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  4. ロミジュリだった理由ですが、一つにはプリンセス物を避けたかったのではないかと。
    プリンセス役なら当然はるかは張り切ることになりますが、今回は「プリンセスを頑張る」ではなく「演劇を頑張る」話にしたかったのでは。
    で、プリンセス物を除くと意外と文化祭の定番演目って少ない気がします。
    実際他の3人はかぐや姫とシンデレラだったし。

    あとは初代プリキュアのなぎほのが演じていたこと。
    別にオマージュとか内輪ねたとかというわけではないでしょうが、
    「プリキュアで劇の演目」と考えた時に頭に浮かぶ切っ掛けくらいにはなったんじゃないかと。

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  5. ドンナ展開になるか楽しみでしたが
    よくこの時間に収めた、見事ですねぇ

    ハルカのダメ出しで落ち込むシーン笑えました
    しかし、ハルカは歴代主人公の中でも出来すぎのキャラですねぇ
    頭の良さ、フォロー勘の良さ、頑張り・・凄いキャラ出来てきましたね

    タイマー出たときは「30分で・・」を思い出しましたが、戦闘もつつがなく織り込んで
    演劇が主体で話が進む、ほんと見事

    来週の予告で・・キリヤがでた~~ほのかを呼べ~~
    あ!違うかやっと現場復帰ですか、クローズさん

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  6. 春に球技大会をやっているので、運動系イベントの重複を避けたのかもしれませんね。
    何よりノーブル学園の雰囲気には文系イベントが合う感じがします(勝手なイメージですが)。

    「演劇」については、はるか(素人役者)の成長が描きやすいからではないでしょうか。
    ましてや主役なので上手に出来なければならない、そのためにはるかが必死になっていることにも共感が得やすいと思います。

    戦闘シーンを短縮して後半に尺を取るための、カウントダウンタイマーのアイディアも良かったですね。
    子供の頃の「ウルトラマンのカラータイマー」を思い出しました。
    子供も「時間がないよ!危ない!」と食いついて反応良かったです。

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  7. 「よーし、まっすぐやろー」

    前半は稽古や準備の様子、戦闘時のタイマーなど疾走感が若々しかったですね
    そして怒涛の後半、生徒達が熱くとても「かっこいい」のです、すごい説得力でした
    前半に「もっとジュリエットのことわかってあげて」という台詞が出て来ますが、
    スタッフがそういう気持ちで作品を作っているからこそ、プリキュアという作品としてだけでなく、、
    主人公を含めた生徒達がどうするのかを描けたのではないかと思います

    演題がロミオとジュリエットという点は賛否あるでしょうが、ロマンス的な部分だけでなく、
    「現実という絶望が目の前にあるのに、夢を抱いて真っ直ぐに生きた女の子の物語」
    だからはるかにこの題材だったかなという気もします(覚悟的に)
    そして障害を撥ね退ける皆の熱さが悲劇をひっくり返して輝かせましたしね

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  8. むしろ原典を知らない子供向けに作られていると感じましたが…。
    「喧嘩してる2つの家に生まれた男の子と女の子」の「恋」のお話で、「悲しい」けれど「前向きでまっすぐ」な「2人が思いを貫こうとするところ」が「美しい」という作中の説明だけなら、服毒自殺~なんてツッコミも浮かばないわけで。
    ゆいちゃん脚本はその手前=ロミオの死を嘆いて終幕のようにも見えますし、深読みですけれど、古典の『竹取物語』→絵本の『かぐや姫』くらいの省略があるんじゃなかろうかと(かぐや姫が「ぴったりです!」は古典知ってたら嫌みでしかない…)。

    着想順は「はるかとカナタが新たな関係を構築する過程を描こう」→「2学期始まってるのに1ヶ月連続で学園外の話ってどうよ」→「カナタも絡める秋の学園行事…そうだ、演劇にしよう!」かな~と思いました。
    戦闘キツキツにしてでも時間とって3回も繰り返したロミジュリのやりとりは前々回の「記憶がなくてもカナタはカナタ」と同義ですから、肩書きではなく本質を重視した関係性を象徴する簡潔かつ有名な台詞として選ばれたのではないかな、と。
    本作で一番避けたいのは「はるかは王子様と結婚してプリンセスの夢を叶える」と誤解されることでしょうし…。

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    1. 脚本担当のゆいちゃんは「自信作」と言っていたし、
      ジュリエット役にはるかを推薦していたわけですから、
      「七瀬ゆい版」とでもいうべき大胆な脚色がされていたと考えるのが自然ですよね。

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  9. パフとアロマのシーン、一見どうでもよいシーンに見えますが
    このシーンを入れられる胆力ってすごいですよね。

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  10. 畳みかけるような演技指導から、柔らかな光に満ちた河川敷での練習シーン。
    代役を立てるかどうかの長い葛藤から、はるかが決意に満ちた言葉を紡ぐ瞬間。
    情熱と緊迫感とが素晴らしいドラマを生み出していましたね。
    文化系イベントを扱ったエピソードは歴代プリキュアにも数多くありますが、今回はとりわけ一体感が見事に表現されていたように思います。
    演劇会の冒頭で、平野君の足元を映してアクシデントを暗示させるカットや、大道具やキャストが忙しく入れ替わるシーンなど、
    緊張感を醸しだす演出も心憎いと思いました。

    ゆいちゃんの脚本。確かに原作と筋書きは同じでしょうけど、仮に全学年全クラス参加の演劇会なら、1クラスに与えられた時間はせいぜい20~30分。それだけの限られた時間の中にストーリーを凝縮するのはそれなりに腕が必要かと思いますよ?
    それこそ、今回のように「濃密な21分」を作るのが並大抵ではないように。

    そして、次回・・・。一般人の皮を被ってプリキュアに近づくのはほだされフラグだと、歴代敵幹部のみなさんは教えてあげるべきですね(^^;

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  11. 不要な所は秒単位で極限まで削り、必要なところは大胆に使う。

    そんなプロの技を見せ付けられたように思いました。
    『8ページ15話60コマに何を込めて何を削るか』に相通ずるものを感じました。

    ていお様や皆様がたくさん述べられているので、それ以外としては

    ・ゆいちゃんが「自信作だから!」と言ったタイミングで「地震」速報が出て少し吹いた
    ・はるかが「まっすぐー!」と叫ぶシーンはNHKの朝ドラの匂いを感じた
    ・期待を裏切らないパパンの服!
    ・平野君の「やっぱりボクも出たい」のセリフ、声優さんの迫真の演技に泣いた
    ・代役の申し出を断られたカナタへ、はるかの「ありがとう」を入れる細やかさが流石
    ・トワの「分かりましたわ!必ず戻ります!」…なんだか戻らなさそうな気がする(笑)

    返信削除
  12. ていおさんもさらっと触れておられますが「誰かロミオのセリフ覚えてねぇか?」「わたしが…やっぱりダメ! わたし…」と震えていたあがり症の古屋さんが「痛かったらすぐにわたしと交代! わかった?」と身体の震えを抑えつつ笑顔で言い放つシーンにグッときました。そのための「あがり症」設定ですよ、コレ! そうでなかったら最初から「演出を担当させていただく古屋です」で済む話ですもん! いつかは克服しなければならない古屋さんの「あがり症」をこんな形で克服させるとは…。はるかの決意に応えてクラスの雰囲気が変わっていく。そして古屋さんがいままでの自分の限界をを越える一歩を踏み出す。今回のストーリーのキモはむしろココなのではないかと!

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  13. 一週遅れのコメント、申し訳ありません。
    一つ気になったことがあったので。

    パフとアロマで間をとるシーンについて
    「濃い内容なのに、本当によくこんな時間の余裕が作れるよなぁ・・・」
    と言う感想は少しずれていると思います。

    この場面は
    カナタがはるかから台本を借りる→遊ぶパフとアロマ→台本の感想を言うカナタ
    という流れですよね。

    ここでもし「遊ぶパフとアロマ」のシーンがないと
    「カナタがはるかから台本を借りる」の直後に「台本の感想を言うカナタ」が来ることになります。
    これでは視聴者は「は?カナタはいつ台本読んだの?」と思ってしまいます。

    もし「遊ぶパフとアロマ」を入れずにこの場面を描こうとしたら
    カナタがはるかから台本を借りる→カナタが台本を十分に時間をかけて読む→台本の感想を言うカナタ
    ということになって、かなりの時間が必要になります。

    「遊ぶパフとアロマ」は実時間で言えば数秒で
    実際に台本を読むには明らかに短い時間ですが
    このシーンが途中に挟まることで、
    行動の開始(「カナタがはるかから台本を借りる」)と
    行動の終点(「台本の感想を言うカナタ」)が
    僅かな間に行われても、視聴者は不自然さを感じません。

    これは脚本上の「時間を盗む」等と呼ばれる技法で
    行動を開始するシーン→それとは別のシーン→行動の終点
    というように、行動の開始点と終点の間に別のシーンを挟むことで、
    行動を行っている時間を省略することができるわけです。
    もしかしたら、漫画のシナリオではあまり使わない技法かもしれませんが
    テレビドラマや映画の脚本の勉強をすると、基礎として教えられる技法の一つです。

    つまりあの場面では時間を節約するために
    「遊ぶパフとアロマ」でもなんでも良いのですが、
    はるかとカナタとは別の物を映す必要があるのです。
    それは例えばただの夕焼け空とか、何でも良いのですが。

    だからあのシーンはむしろ時間をかけないために存在しているのであって
    「濃い内容なのに、本当によくこんな時間の余裕が作れるよなぁ・・・」
    と言う感想は、逆だと思います。

    もちろん、僕はあのシーンが悪いと言いたいわけではなくて
    例えば、何でも良いシーンで、あのパフとアロマのシーンを選択したのは秀逸だとか、
    単純に時間を盗むだけでなく、同時にある種の雰囲気を形作っていて見事だとか、
    そう言う褒め方ならわかるんですが
    「時間に余裕がないのにこんなシーンを入れられるのはすごい」
    という褒め方は違うんじゃないでしょうか。

    何だか、揚げ足取りのようなコメントで申し訳ないのですが
    ていおさんが、シナリオを読み解き作り手の狙いを考える、という
    ある意味で、シナリオの構造を分析するようなやり方に
    感想の重点の一つを置こうとするならば、
    この辺りの感想の正確さは、気になるところではないかなと思ったので
    お目汚しさせていただきました。
    僕がていおさんの感想を読み違えていたら
    申し訳ありません。

    返信削除
  14. パパさんの服は、はるかが幼少の頃プレゼントしたものではないでしょうか?
    私は勝手に想像してますが、あの家族ならばそうなのではないかと。

    和菓子職人は力仕事。年がら年中作業服の父にかわいい服をプレゼントしたいと一生懸命作って完成させたはるか。
    小学生センスの柄だが、父は何よりも娘の心意気に感動し大切な時に着ている。

    そう思うと素敵かなーって思ってます。

    返信削除

※意見交換の際にややこしくなるので、匿名での投稿はご遠慮ください。
なんでもいいからHNを名乗って頂けます様お願いします。

匿名でのコメントは削除致します。

※投稿が反映されるまでには時間がかかることがあります。

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