2016年2月17日水曜日

魔法つかいプリキュア第2話感想・追記

・「たとえば魔法の世界を描くなら」のアイディアを少し追記しました。
こういうの考えるの、かなり楽しいですね。(´ω`*)
・例にあぐりニンジン回を追記しました。
だあーーっしゃぁーーーーーー!

仕事終わったーーーーーーー!



ふーアブなかった・・・

毎月「もうダメだ」と思いながら作ってきたが、
今度こそ本当にダメだと思った。



「時代劇」「会津」「有名じゃない実在人物」

この縛りに今回ほど苦しめられた事は無かった!



自由にギャグが作れる現代劇なら何の苦労も
要らぬ所だったんだがな。





はるはるはクローズさんと戦ったが、

ワシが戦った「絶望の化身」は

胃痛とストレス性じんましんだった!
(薬で症状は回避した)


しかしアレだな。

そういう絶望的状況に追い詰められたときに
ついに起死回生のアイディアがひらめいた瞬間ってのは

叫びたくなるくらい嬉しいな。



脳内を液体が駆け回る感覚があった。
(※抗ヒスタミン剤の効果ではないはず(^q^))



そして、無事書き上げた今の開放感たるや
走り回りたいほどだ。


そういうわけだから、来月号の山本さんちのガン・ガール13話
是非読んで見てくれ・・・


たぶん、ものすごく
「いつもどおりの普通」

に見えると思う。


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

毎週見ている「いつもどおり」のプリキュアも、
きっと裏ではそういう思いをしている人が沢山いるんだろうな・・


・・なんて思ったよ。

「無理やりプリキュアの話につなげたな」




だあっとれ!

言わなきゃバレなかったのに!


゚・*:.:♪*・゜゚ここから本題・♯*:.。. :*・゜



数日間皆さんのご意見を伺いながら頭を冷やして考えていましたが、

結局のところなんで私があんなに落ち込んだのかといえば


長い時間をかけて身につけてしまったロジックのせいだったな、
と思います。



「これはこうしたほうが面白くなるのに(自分の価値基準で)」とか
「それを描くならこうするのが一般的」


などなど・・




もちろんそれは
これまでのプリキュアの物語を教材にしているとはいえ、

そこから「自分なりに」考えた物ですから、
このブログの中でしか通用しません。


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

スポーツ観戦に例えるなら、

応援するチームが2点差で勝った試合を見た後


「あそこでああすればあと5点はとれた!

もっとアツい勝ち方が出来たのに!残念だ!」

とブログで愚痴るのと同じこと。




試合に勝った=子供たちが喜んでたらしい

と分った時点で私自身も喜びはするのですが、

(いや、でももっといい試合にできたはず・・・)という気持ちは変わらない。




みたいな。





゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜


以下はそれを踏まえて話を蒸し返すわけですが


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜



(私的には)問題のこのシーン。

やっぱり、私は「もっと面白く出来た」と思います。

これが100点の答えだとするなら、
「300点は取れるシチュエーションだった」と思うのです。


「魔法使いの世界」のワクワク感、楽しさを演出するなら
ただ冷凍みかんを出すよりも


たとえば魔法の紙芝居があって、

紙芝居には果樹園のイラストが書いてあり、それを舞台にセットすると
本物のみかん畑に直通する小窓に変わります。
そのみかん畑からもぎたてが取れて

それを

「冷凍みかんになーれ!」ってやるとか

「ジュースになあれ」とか

「みかんと小麦粉とバターと砂糖と魔法の火の粉を混ぜてケーキにする」とか

「オレンジジュースの木からもぎ取った瓶ジュースを魔法で冷やしたり、炭酸を入れたり」とか


みかんと雪をつぼに入れて、魔法をかけてから割り箸突っ込んだらオレンジの氷のわたあめが出来るとか

食べた後のリアクションも大事よね!(`・ω・´)
その食品が未知の味であればあるほど。


イチゴよりうまいニンジンやピーマンがあってもよかったかもしれない。

「あら、美味しいのよ魔法界のピーマンは」と言っておいしそうに食べるとか。













そういうドラえもんみたいなアイディアを出すことが出来ていれば、

もっと楽しい驚きを描くことが出来たはずだと思うのです。















▲ホラほら、こういうの!!


すげえワクワクすんじゃん!(`・ω・´)

今見ても楽しい絵だと感じます。



私がいまだにこのシチュエーションを覚えているということは
(画像はたぶん今の新しいドラえもんだけど)

当時私がマンガやアニメを見て感じた
「トキメキ」や「憧れ」が相当強烈だったからに違いありません。

そして、それこそがドラえもんに夢中になった理由なんだと思います。


・・・

だから!私は、この「魔法使い」に「もっとワクワクするアイディアがほしい!」


と歯がゆい気持ちになるのです。


プリキュアならではの、ドラえもんにも出来ない
面白いアイディアがきっとあるはずだと。


それはその意識さえあれば、必ずできたと思うんです。

だから、私はガッカリしたんだと思います。



サッカー詳しくないけど、QBKみたいな。

得点のチャンスにシュートしなかったシーンを見たら、
試合後の感想は「勝ったからよかった」だけでは終わらないでしょう。




お子さんたちが喜んでたというのなら、

「いやいや!それならもっと夢中にさせることが出来たはず!」

・・・と、




・・まあ、株主でも人の親でも無いくせに思っちゃったわけです。




゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

昔働いていた洋菓子店の社長が

「ジャイアンツが負けたから元気でねえ」

と言っていた事が当時は全く理解できませんでしたが、
今はかなり共感できるのです。




むしろ、「我々」にとってはそれが当たり前なんだと思います。


「本気」ってたぶん、そういうことだから。




・・・社長元気かなぁ。(´・ω・`)





※  ※  ※

プリキュアで例えるならこれが分りやすいですかね。

金持ちコント。







「楽しいアイディア」の波状攻撃。

そして、クライマックスを盛り上げることにも
繋がっています。

※  ※  ※


私は「好例」としてこのエピソードをよく引用しますが、
それは

「アイディア豊富で、楽しませることを意識する演出家が
仕事をすると、こういう作品になるんだな」


ということを、この作品を見て思い知ったからです。


この「ドキドキ33話」は、楽しいアイディアが無かったらとても
淡白な印象のお話になっていたはずなんです。

▲当時の記事。




仮にこの演出家が今回の第2話を作ったなら。
もっとずっと楽しくて感動的な作品になったことは間違いない!と思っています。
(※時期的に、分身の術が無ければ不可能ですが。(゚ω゚))




※  ※  ※


追記
上で例に挙げたあぐりニンジン回もアイディア豊富でしたね。
ギャグたっぷりで教育的要素も入れつつ、人物描写のドラマもしっかりしています。

美味しくて栄養もある。まさにニンジンケーキのような作品だったと思います。


そして、今思い出してみると特にここだけが振り切れていましたね。
なんだったんだろう。(゚ω゚)


私はこのお話を見た後しばらく生ニンジンにハマったんですよね・・
確か、半年ほど。影響されやすいんだなぁ。


※  ※  ※

そういえばスマイルの頃にデコル使ってミニコントやる様を見て私は

「プリキュアでドラえもんをやってるんだ!」(`・ω・´)

なんて例えたものです。


たぶん、そういうのがいいんじゃないかなと今も思ってるんですね。

当時のお子さん方がそれを喜んでいたという証拠が無いので
これ以上語れないのですが。

(どうでした?親御さん方。)



゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜


今回はずいぶん落ち込んで皆さんに心配かけたり
諌めてもらったりしてしまいましたが、

私はたぶんこれからも変わらないでしょう。


第2話みたいなアイディアが乏しい(と私が思う)作品を見たら、
また落ち込むと思います。

そしてまた、「子供たちは喜んでいましたよ」という話を聞いて立ち直るのでしょう。




「ていおというヤツ」は、それで良いんだと思います。


このブログを読みに来てくださる方が更新を楽しみにしてくださっているのならば、

その理由は

私が本気だからだと思いますので。





゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

せっかくだから、念のため改めて宣言しておきましょうか。
ウチの店の価値基準について。

基本的に私は好き勝手語りますが、ルールがあるとしたらこれです。

゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜



当ブログの判断基準

子供たちが楽しめた(らしい)
私も楽しめた
それがなにより
子供たちが楽しめた(らしい)
私は楽しめなかった
無条件で良作判定
子供たちは楽しめなかった(らしい)
私は楽しめた
だめでしょそんなの
子供たちは楽しめなかった(らしい)
私も楽しめなかった
サイアーク


これはウチに限らず、「大人プリキュアファンならこうあるべきだろうな」と思うところです。

私がいかに文句を言おうが絶賛しようが、この基本は変わりません。


もちろん、

子供たちの反応だってさまざまですから、このように語ったところで
厳格な判定なんかできっこないですけどね。


100人の子供がつまらないといったとしても、一人が大好き!と言ったなら
その子にとって作品は成功だったと言うべきなんですから。



本当に難しいですね。


だからこそ、大事なのは「自分はどう思うか」なのです。

私も、皆さんも。




゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

①自分の感想を柱にして、いろんな人の意見に触れる

そして、他人とのそれがお互い不可侵である以上


②誰かの意見が理解できなかったとしても否定はしない。



そういう姿勢が出来るなら、考える力はより広く深くなるんじゃないかと思います。



そして、考える力が成長すると、より作品を深く味わうことが出来るのだと思います。

音楽の勉強をした人が、オーケストラの魅力をより深く味わえることと同じように。

4 件のコメント:

  1. 原稿お疲れさまでした
    ていお先生の苦悩の果てがどう作品に出ているか楽しみです
    大友の視聴者は野球を見ながらビールと枝豆でぶつくさ言っているようなもので、
    作品に影響するわけではありませんが、確実に明日への活力にはなります

    ドラえもんの植物改造エキスでカレーの実、いいですよね~ワクワク感があって
    冷凍みかんの件、電車で旅行から冷凍みかん、解凍までで発想が止まっていますが、
    ドラゴンのため息の一枚絵、なんでため息?、後日回でプリキュアが悩み解決、
    その結果車内販売の冷凍みかんが…とアイデアを繋いで行って欲しいかなと思います
    子供向けという意味でも説明セリフよりも魔法の世界な1枚絵が分かりやすいかと

    商店街があるなら、リコのアトリエ的な困っている人を魔法で助ける回も欲しいですね

    返信削除
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    1. キャンピングカプゼルとかも好きですね・・・まあ、秘密道具の魅力を語ったらきりが無いですが。

      「大人がプリキュアにハマる理由」についての論文も途中まで書いてあるのですが、
      読みやすく分りやすくするのが面倒くさい内容なので、まだ途中です。


      いつか公開したいと思っていますが、
      新番組が始まったばかりなのにいつまでもプリンセスプリンセスいっているのも
      良くないかなと思いますし、もうすこし寝かせようかなと思っております。

      >ドラゴンのため息

      その件、絵コンテさんの過去の仕事を見る限り、私には
      「その場限りの設定」という匂いがプンプン感じられます(`・ω・´)

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  2. 変身前は幼く描き、変身後はやや大人びた感じになる。
    大人化という物は子供の憧れであるんでしょう?
    そういう意味では狙いはいいんじゃないでしょうか。

    ただ言葉の説明よりも絵として見たほうが圧倒的にわかりやすいのですよね。
    化物語ってひたすら会話・説明であっても絵(意味がよくわからない動きもあるが…)でなんとかしてくるところがあって楽しめます。
    さすがに一年通して作り続けるアニメで細かいことやれないかもしれないから無茶は言えないですけども、世界観説明には紙芝居でいいから絵による解説があれば…と思いますよね。

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    1. 特に子供はそうですよね。言葉の意味が理解できないことの方が多いんですから。
      私も子供の頃しょっちゅう母親に「○○ってどういういみ?」と聞いたものです。

      子供にとっては「絵」の情報が中心にあって、言葉はそれを補助するモノであるべきだろうな・・


      ・・と、外野スタンドで見ているだけのヤジ将軍としては、そう思います。

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