2016年2月8日月曜日

GO!プリンセスプリキュアサウンドトラック2レビュー

2点、加筆しました。

さて、語ろう。(`・ω・´)予告どおりに。

そして、「素人なり」に。



ん~、まずはこのCDを買った決め手の話をしたいと思ったのですが・・・

最終回の感動冷めやらぬ中勢いでポチったので
いくら思い出そうとしても「これが聞きたかったから!」
という曲があったのかさえ思い出せません。

(サウンドトラック1のほうは売り切れだったので中古をブックオフ通販で
注文したのですが発送がおっそくてまだ届いてません(゚ω゚))


※  ※  ※

しかし、いざCDを再生してみると

素敵な曲ばかりですね!


「あ、こんなにいい曲がいっぱい使われてたんだ!」
と驚いたのが第一印象です。





それから、音のひとつひとつが粒だって聞こえて、
TVとは比較にならないくらいいい音です!



アンプとサブウーファーを買っといてよかった!

と反射的に思ったものです。




※  ※  ※



私の数少ない経験から持っていた「劇伴」のイメージは、

場面を盛り上げるための「音」であって
音楽それ単体で鑑賞出来るのはCDの中に3,4曲あればいいほう

というものでした。


だから、基本的に劇伴CDは買いたいとは思わなかったクチなのですが・・・




このCDは
「怖い印象」、「真剣勝負の印象」、「オフザケ場面の印象」などの曲でさえ

メロディアスだったりリズミカルだったりして
曲単体でも楽しめてしまう物が非常に多いと思いました。






「怖い」を演出するにしても、不協和音とか不快な音が使われてなくて、
「聴きやすい」からなのかな、と思います。


危機を演出するのにサイレンに似た音を音楽に仕込んだりする手法は
何度か聞いた覚えがありますが、このCDにはそういう曲がありません。


たとえば

06「強敵との戦い」。


00:30から始まるリズムと、不安をあおるのにどこか美しく感じるメロディは
うっとりするほど聞き入ってしまいます。






17「ごめんあそばせ大騒ぎ」

も、ニギヤカシとしてめちゃくちゃな音を乱打するようなものではなく
ちゃんとメロディとリズムで「楽しそう」な雰囲気を演出しているから、

たぶん何度も聞きたくなるんだろうな、と思いました。




29「踊る狂気」


これも、怖いはずなのに聞きやすいし美しく感じます。
「敵の怖さにも品がある」というか・・

あるいは敵に対するプリンセス達の品のよさが表現されているのか。



曲だけで聞いてもすごく綺麗で好きな音楽なのですが、
どうしてあまり印象に残ってなかったんだろうと思って録画を見直してみたら、

音量がかなり絞られていたようです。



CDを買わなければ、こんな良い曲だったとは気づけませんでした。




30「勇気の戦陣」

この曲は劇中で印象的に使われたから覚えてました。

「おっ!これか!これかっこいいよね!」
という風に。




これを聞くと私は



▲やっぱり、この絵を思い出しますね。


アツくてカッコイイですよね~~~




劇伴のいいところは、音楽から「絵を思い出す」ことで
作品をもう一度楽しめることでしょうか。


少なくとも、最終回を見終えた後に買った私の楽しみ方は
そういうことになっています。




26「友情の泉」

「どこで使われた」という記憶は無いのですが、
はるかたちが友情を確かめ合ういろんなシーンが脳裏に蘇ってきます。


▲実際にそこで使われたか、ではなくて。
そういうイメージが見える。という意味で。



27「夢は輝いているよ」

やさしさ溢れる美しい旋律、
そうでありながら「新しい門出へ向かう」

みんなの心を表しているかのように感じます。




そういう場面で使われたからそう感じるのか、
そういう場面で使われることを想定して作られた曲なのか・・



いずれにしても、




このシーンにバッチーンとはまってましたね。

泣くわ(ノω・、) 







音楽が持つもともとの素晴らしさに、
思い入れや思い出が重なる事で音楽をより理解できる、
より深く味わうことが出来る


というのが、このCDの魅力かなと思います。




ハピネスチャージも、思い返してみれば素敵な曲があったな、という
記憶はあります。しかしCD買おうという風に思わなかったのは、
この差なのかなと思いました。



しかし、これだけ素敵な曲があったことにCDを買うまで気づけなかったということは、
実はハピネスチャージの劇伴も「買わなきゃ損するものだったのかもしれないなぁ」と
思い始めています。


ハピネスチャージだって12月中ごろまでは楽しんで見ていたのですし。




゚・*:.:♪*・カナタとトワのメロディ゜゚・♯*:.。. :*・゜



キャラクターの心情を表現するのに音楽を使う。という試み。


3「カナタのメロディ」
4「トワのメロディ」


これはいわゆる

明るい印象の「主旋律」と
暗い印象の「対旋律」を分離したものですよね。


それが合さるとあらふしぎ!
深みが生まれて、美しいハーモニーが聞こえるという仕掛け!



私はパソコン用スピーカーと、AVアンプの2音源を使って、何度も同時再生して
「ふしぎだなーふしぎだなー」とやっていました。


8「カナタとトワのメロディ」に「トワのメロディ」がそのまま改変されずに
使われている事が信じられなくて。

たぶん15回くらい試しました。



別のスピーカーから別々の音が出ているはずなのに、
メロディが重なってハーモニーになる瞬間、鳥肌が立ちます。

「カナタとトワのメロディ」を聞くのと同じはずなのに、
やはり自分で実験することでこの仕掛けのすごさを「実感」出来るのだと思います。



音楽の授業で使えるんじゃないかしら。(゚ω゚)



暗くて寂しそうだけど、「気高く、美しく」も聞こえるメロディ。


「記憶を奪われても奪いきれないもの」。

洗脳されてなお弾き続けていた曲。


それは兄妹の絆が残した、再会のための鍵になったんですね。





それを再び奏でるとき!





トワは奪われた物を取り戻す!


なんと見事な演出アイディア。




「カナタのメロディ」はやさしい印象だけど、
どこか寂しさも感じます。

「何かが足りない」というような印象。



「トワのメロディ」もまた、暗くて寂しげ。


ところがそれが合さると!

悲しげな音はやさしいメロディの中で印象が穏やかになり

暗い印象の音も明るい音と響きあって
「あっ!」と驚くほど綺麗な印象に変わるのです。




「足りない物が埋まった」というか、

「絶対に合奏のほうがいい!」と感じます。



それはあたかも




はるか、カナタの優しさで更生したトワの物語そのものを
表現しているような。



あるいは、



仲良し兄妹の関係をそのまま表しているような。






それは、



「辛いこと、楽しいこと、全部含めて夢ってことなのかな」

という、本作の「夢ってなんだろう?」の答えにも
繋がる様な気がする。





何度も何度もリピートするうちに、
そんなことを考えていました。



※  ※  ※



「バイオリンのおもちゃを売るため」という商業的事情が根本にあったとは思えないほど
自然で、感動的な演出でしたよね。



「作者達はそこまで見越して作ったのか!」と
恐れおののいていたのですが、ブックレットを見ると


このアイディアは高木さんの発案だったそうですね。

音楽が持つ不思議さ、面白さ、魅力をドラマに使えたのは、
まさにそれを十分知っていた人の知恵あってこそだったんですね。



しかし、単品でも十分聞くことが出来てかつ、
合奏したときにちゃんとメジャーの曲として成立するようにしなければならないのは
大変だった、と書いてあります。


やっぱりそうなんですね。

どれだけ大変だったのかなんて想像も付きませんが。

最後まで。
「バイオリン」「合奏」というアイディアは
いい使われ方をしましたよね。




11「プリキュア・フェニックス・ブレイズ!」

<バイオリンのおもちゃの曲は当初はもっと大人っぽいメロディを考えたけど、
それでは子供がおもちゃで遊ぶときに自分で弾いている感じが出ない。

だから「一弓一音」のシンプルなメロディになった>

と書いてありますね。


あの曲にそんな気遣いがあったとは、聞かなきゃ分らないですね。


まさかこういうところでも「子供達のためにお仕事をされていた」なんてね!



そういう細かい気遣いは、気づかないところに
もっと沢山散りばめられているんでしょうね。





ふう・・・わかっちゃいたことだが、やはり専門外の話になると
まったく話し方が幼稚で浅はかになるな。


「すばらしい」ということを語りたいのだが、

「なぜ、どうだからこれがすばらしいのだ」
ということを説明するための切り口を知らぬ。



もっと詳しく語りたい物だが、それは

小学生が果物ナイフで鯛の活け造りを作ろうとするくらい無茶な話だろう。

知識も腕も手段も無いということだ。



だからここまでにしておく!






とにかく、買って良かった!
何度聞いても素晴らしいです!

言いたいのはそれだけです。

15 件のコメント:

  1. 再生開始早々の1曲目から流れるマニフィックプリンセスプリキュアが好きですかね私は

    あまり劇中で流れなかったのが残念でしたが、ロック戦と最終回のエピローグとゆうインパクトのあるシーンで流れていたので印象は強い

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    返信
    1. 1曲目から素敵な曲でしたよね。

      全てに触れていられなかったので、「いわずもがな」な曲は「いい曲いっぱい」の
      言葉の中に含んでしまっていましたが。


      音楽の素晴らしさ文字で語るのって難しいですね。
      アニメみたいに絵も使えないし。

      削除
  2. 名無しのSS2016年2月9日 4:38

    確かに例年以上にていおさんが考察を続け、
    おそらく感想に費やす時間もダントツであったであろうプリンセスプリキュアですが。
    本編以外の感想ではリラックスされても良いと思いますよ。
    「うわー!凄い!凄い!ああっ視聴時の記憶が!いい!うん!良かった~!」
    みたいな感想が、昔のていおさんっぽくて僕はこの記事を読んでて面白かったです(笑
    いや、むしろこういった関連商品では
    理屈よりも直の感情の方がていおさんの楽しさ、嬉しさ、充実した時間が感じられて
    僕も羨ましくなってポチっちゃいましたよ(笑
    たまにはこういう感想も書いていただけると嬉しいです(^^

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    返信
    1. 私は常に変わらず理屈馬鹿のつもりで居ましたが・・・

      昔とは語り口が違うのですね。

      どちらもそうしようと思ってそうなる物ではないので、
      専門外を頑張って語ろうとするとこういう、感情的表現が増えるのかもしれません。


      このCDは買って損はありません。
      おそらく数日後に理解されることと思いますが。(゚ω゚)

      削除
  3. コメント初めて書かせていただきます。
    いつも楽しみにブログ拝見させてもらっています。

    私もCD購入して毎日のように聞いてます。
    というか今までのプリキュアのサウンドトラックはほとんど持っています。
    私は自分が楽器できるので、よく耳コピで楽譜を起こしてやってます。
    バイオリンではありませんけど・・・。

    今回も22話を何度も見直して、カナタとトワのメロディを練習曲代わりに使っていますけど、改めて尊い旋律になっていることがひしひしと伝わってきます。
    これを機会にほかのサウンドトラックも聞かれてはいかがでしょう。
    きっと新しい発見があると思います。

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    1. 音楽をやられている方ならば尚の事、このCDの素晴らしさを見出せるのでしょうね・・

      ご自分で演奏・合奏することで「カナタとトワのメロディ」の曲の面白さを正に「体感」できるのでしょう。
      うらやましいなぁ・・・(´ω`)


      取り敢えず、ドキドキサウンドトラックを改めて全曲聞きなおしています。
      http://teioblog.blogspot.jp/2013/06/cd.html

      これだけは買ってあったんですよね。
      「ああ、やっぱりいいなぁ」なんて思っています。

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  4. ていおさんが毛嫌いしているハピネスチャージにもいい曲たくさんありますよ。友情の泉はトワがきららの髪をとかしているシーンが印象的です。

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    1. >ていおさんが毛嫌いしているハピネスチャージ

      やはりそう思われてしまいますか。(´・ω・`)


      確かにそう思われても仕方のないものの書き方をしてきましたが、
      2月~11月ごろまでのハピネスチャージの感想を読み返していただくと、

      「そればかりではない」と思っていただけると思います。

      「好き」と「失望」、どちらも併せ持っているのが私のハピネスチャージに対する感情です。

      削除
  5. 初めてコメント書かせて頂きます。
    「カナタとトワのメロディ」すごいですよね。
    私はこの曲がきっかけでプリンセスプリキュアにどっぷり浸かり、娘(4歳)よりも真剣にプリキュアを観るようになりました。
    ちなみに人生初プリキュアが「Go!プリンセスプリキュア」だったりします。
    今は「Goプリロス」がすごいので、過去作や今作を追いかける気分にもなれず、巡り巡ってこちらに辿りついた訳ですが…。

    さてさて、もし未聴でしたら、「ボーカルアルバム2」の「ストリングス」という曲もおすすめです。
    どこかで読んだインタビューで、沢城みゆきさんがやたら「ボーカルアルバム2」を推してて、
    なんでだろう?と思っていたのですが、聴いて納得、鳥肌&落涙しました。
    妻子が寝静まった後でよかった。

    アルバム全体もおすすめ!本編の台詞と歌詞がかなりリンクしてたり、
    ディスダークの歌がかっこよかったりでス・テ・キですので、機会があったらぜひぜひぜひ、聴いてみて下さい。

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    1. はじめましてようこそ(゚ω゚)


      >聴いて納得、鳥肌&落涙しました。

      マジですか・・・そんなにハードルあげて大丈夫ですか?

      そこまでいうなら買っちゃいますけども。


      ・・確かにアマゾンレビューもいいですね。
      聴いて、書きたくなったら、またここでレビューするかもしれません。

      情報ありがとうございます。

      >娘(4歳)よりも真剣にプリキュアを観るようになりました。

      以前それにまつわるアンケートを取ったのですが、
      そういう親御さん、多いみたいですよ。(´ω`*)

      削除
  6. ※個人の感想です。

    …いやいやいや、あのー、ホントに個人的なオススメ度としては、買ってお送りしたいくらいです。
    「ストリングス」「プリンセスの条件」「Perfect Black」の3曲だけでも¥3240-払う価値があったと思ってます。

    サントラをここまで聴かれて楽しまれている方なら、
    なにより本編をあれだけ深く観られている方なら、楽しんで頂けるのではと思います。

    マーベラスの回し者みたいですねこれw

    返信削除
  7. こんばんわ いまさらのコメントですいません。
    記事そのものは数日後に読んだのですが、実行したのが先日だったのです。
    「カナタとトワのメロディ」トラックNo3とNo4のミックスならNo9とどこが違うの?と、いうので試してなかったのです。それをNo37とNo38でやってみたのです。
    No9ではピアノの伴奏があることで、一つの曲に纏まっていますが、37と38の組み合わせだと別々の曲の感じが残りました。
    そして、気づいたのがトワのメロディがカナタを追いかける様になっていること、さらに30秒ぐらいの所長めの休み(二人の息が合っていることを確認するように)の後のハーモニーですからゾクゾクきました。別々のプレーヤーで流しているので何度かの調整の後ですからよけいです。この後もカナタが旋律、トワが伴奏と1分半とは思えない内容の濃さに驚きました。
    ここを読まなかったら、きっと試さなかったろうなー 感謝。サントラ1のレビューも楽しみにしてます。

    なぜ、スカーレットバイオリン(玩具)に収録しなかったのか、一家で2台買ってくれたぞ。

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    1. >No9ではピアノの伴奏があることで、一つの曲に纏まっていますが、37と38の組み合わせだと別々の曲の感じが残りました。

      面白いですよね~(´∀`*)

      音楽で実験をやっている気分になれます。

      >さらに30秒ぐらいの所長めの休み(二人の息が合っていることを確認するように)の後のハーモニーですからゾクゾクきました。

      そう!そこそこ!

      別のスピーカーから音を出しているのにピタァ!と合うとゾワッとするんですよね!
      「カナタとトワのメロディ」を聞いているのと基本変わらないはずなんですが、

      どういうわけか自分で実験してみると驚きや感動があるんですよね~~!


      平和を取り戻したホープキングダムで、カナタとトワが目配せしながら楽しげに弾いている姿が
      脳裏に浮かびますよね!

      削除
    2. 横からすみません。
      46話の終わり付近、トワがシャットに手を差し伸べるシーンは
      「トワのメロディ(バイオリンソロ)」+「カナタのメロディの伴奏」の組み合わせですね。
      サントラ未収録だそうですが、優しくも儚げで切なさがあって、シーンを引き立てていました。

      某所ではさらにその逆(カナタのメロディー(バイオリンソロ)+トワのメロディーの伴奏)まで
      試した方が動画をUPされてまして、
      とても不安定ながらギリギリ破綻していない(ように私には聞こえました)不思議な曲になっていました。

      これだけ実験される(したくなる)曲ってすごいですね。
      本当に気遣われて絶妙のバランスで作られているのではないかと思います。

      メロディーの印象は相当、伴奏に引っ張られるんだなあと実感できて、
      真面目に音楽の教材になるんじゃないかと思います。

      …でも、メロディーが伴奏(ハーモニーも単音の伴奏とも言えますね)に引っ張られて、
      曲の印象やメロディーの聞こえ方まで変わってしまうって、
      きっと色々な表現すべからくそうですね。

      それを耳で実感できるからより新鮮で不思議なのかもしれないですね。

      横から長々と失礼しました。

      削除
    3. 音楽の教材には本当に成り得ると思います。
      面白いですもん。音楽に興味を持つ一番最初の教材として相応しいと思います。

      授業ではないですが、私も自分の部屋で「音楽の授業」をやったような物ですし。
      恐らくサントラ買った人の殆どがやったんじゃないでしょうかね。


      「音楽が好きな人の音楽の仕事」を感じられるところも私は好きです。

      削除

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なんでもいいからHNを名乗って頂けます様お願いします。

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