2016年5月2日月曜日

山本さんちのガン・ガール第15話

本日はまんがタウンの発売日。

山本さんちのガン・ガール第15話が掲載されております。

単行本1巻が各社に登録されたようですね。



まだ表紙も出来てないのに発売日がドーンと出てると逃げ場を断たれたようで
ちょっと怖いですね(゚ω゚)


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

今回はお風呂でお酒回です。

作者としては「酒を飲ませてハチャメチャ大混乱⇒なんだかんだで竹子と仲良しになってくれ」

という発想で制作を始めました。

▲これは私の思惑そのもの。
それを姫様に託したものです。



先日お話したとおり、無軌道に徹したため結末は
なかなか作者の願ったとおりには行きませんでしたが・・

それでいいのです。

彼女達が飲んでるお酒は宮森酒造「天正宗」。

現在の花春酒造です。
もうすぐ創業300年の老舗。


今回はお酒のお話と言う事で、10代目社長さんに
商品名を使うご許可を頂きました。

当然、ウチのキッチンには花春純米酒が常備されております。


今月も、会津佐哲さん、編集さんともに
「面白さが足りない」「もっとはっちゃけないと」
「読者の期待するものが描けてない」「まとまりがない」「ここオチてない」etcetcetc

軽くへこまされるくらい脚本とネームのやり直しをしたわけで、
「こんなのまとめられねえよ。・゚・(ノ∀;)」

と泣き言言いながら何度も書き直したお話ですから、


こうして無事発売されることがなんだか夢のようです。


このふたりのクレームは、悔しいですがそれを聞き入れたほうが絶対に面白くなる
と分っているので、私は黙って従うのですが。




゚・*:.:♪*・゜゚ボツネーム(一部)・♯*:.。. :*・゜

こういう展開もあったんです。


「竹子と八重のいさかいを止めるのは姫様に素直になってもらうしかあるまい」
と思って描いた第2号ネーム。

結構好きだったんですが、編集さんの「スッキリしない」
という意見でボツりました。

正直このときは「これしかない」と思っていたので、
「ほかにどうしろっつんだよー」なんて心で悪態ついたものですが、

それでも編集さんの勘を信じて別のアプローチを考えたのです。
なにしろ、その勘は今まで外れたことが無いのですから。


その結果が、完成品という事になっています。(゚ω゚)

※  ※  ※

受け取り手は「作者が出した答え一つ」しか見ることはありませんが、

作者側にとってその作品は「無数にある選択肢の中の一つ」でしかなく、
別のルートの可能性もあったと思えるのです。

だからプリキュアも、自然とそういう見方をしてしまうんだと思います。私は。

10 件のコメント:

  1. 正に『ハチャメチャ大混乱』ですね。
    プリキュアネタの流れを汲む、このノリは大好きですよ。

    混乱に混乱を重ね、カオスな状況から生まれる変態(褒め言葉)のぶつかり合いは
    ていお先生の漫画の魅力を十二分に引き出していると思います。
    まだ、綺麗にオチつけようと感じられる所もありますので、もっとはっちゃけても良いと思います。

    端的に言えば「いいぞ、もっとやれ。」

    毎回毎回、全部このノリは苦しいかもしれませんが、15本中2,3本くらいは
    突き抜けたはっちゃけさがあっても良いかもしれません。

    >これは私の思惑そのもの。それを姫様に託したものです。
    そのせいなのかもしれませんが、この話だけは姫様が「言わされている」と感じてしまいました。
    今回の肝となる話であり、見せ場の一つなのに、説明っぽさが先立ってしまったのは残念です。

    意図を言葉にしてしまうのではなく、酒や湯の持つ力を語ることで意図を匂わせる
    という方法もあるのかな?・・・と。
    所詮素人の思い付きですので、それこそ
    「無数にある選択肢の中の切り落とされた選択肢の一つ」だったのかもしれませんが。

    単行本って、同じ1冊を購入するとしても
    『書店に並んでからそこで購入する』のと『書店に予約注文して購入する』のとでは
    書店の仕入れ量に違いが出るものなのでしょうか?
    つまり、「予約注文があるから、もう少し仕入れておこう」ということに繋がるのかな?と。

    返信削除
    返信
    1. >この話だけは姫様が「言わされている」と感じてしまいました。

      オオッ!Σ(*゚Д`;)
      やっぱなぁ・・すぐバレちゃうんですね。

      いや、展開を手っ取り早く進めるためには時にはためらうべきではないと思っていますが。
      すぐバレると分った以上、やりすぎには注意します。


      今回の大混乱は自分でもかなり暴れさせられたという手ごたえがある一方で
      「この先もこのテンションは難しいな・・」と思ってたところです。


      が、次回もそこそこ勢いはだせる・・とは思います。


      >もっとはっちゃけても良いと思います。

      ((((;゚Д゚)))想像がつかない!というか本当に収集が付きませんね。
      そういうネタが許容されるという手ごたえが無いと、それは難しいですね・・

      今現在で本作がどれほど読者の支持を得られているかも分らないところですし。




      ともかく、当初の意図したとおり「ハチャメチャ大混乱!を描く」という
      目標は達成できたようでよかったです。

      ※  ※  ※

      >書店の仕入れ量に違いが出るものなのでしょうか?

      どうなんでしょうね?編集に聞いてみましょう。

      とはいえ、結局売れなければどちらにせよ返本となってしまうのですが。('A`)

      削除
    2. 横からすみません。書店です。
      予約はしておいた方が良いと思います。
      作り部数や店の規模、売れ筋ジャンルにもよりますが、予約があれば、予約分プラス店頭分になり得ますので。最低限、配本ゼロが1にはなります。100が101にはならないかもしれませんが。
      出版は厳しくて世知辛くなってますので、1巻目が笑っちゃうくらい入荷しないとか、割とよくありますです。
      というわけで、ガン・ガール1巻、頑張って確保します!

      削除
    3. え!そうなんですか!
      じゃあそういうわけなのでぺちさん、予約でお願いいたしますm(_ _;)m

      ※  ※  ※

      編集から聞いた話ですが、今はとにかく作品数が多くて棚が足りず目立つのも一苦労、
      扱って貰えない作品もあるとか。

      まして知名度の無い新人の作品となると、
      お店側は売れるか分らないものにスペースは割きたくないとお考えになるとか。

      そりゃあその通りでしょうけども(´;ω;`)

      そういう理由で面白いデビュー作が打ち切りの憂き目にあった
      身近な事例を知っているだけに、同じ轍は踏みたくないと
      私も営業部も必死になっておるものでございます。


      毎月頭と腹を痛めて産んだ娘達の物語でございます。
      何卒、よろしくお願いいたします。


      そうそう、宣伝材料として双葉社で同時発売作品合同のPOPを作るほか
      作者の手書き12センチ色紙なども書店様向けに配布する予定になっています。

      平置きしてもらうのにとても有効なアイテムと言う事で私も
      気合入れて準備しますので、ご検討いただけますと幸いです。

      (お問い合わせ・お渡しは双葉社営業部経由となります。)

      削除
  2. >もっとはっちゃけても良い

    言葉が足りませんでしたね。
    もちろん、全部が全部その調子では、ヤマもオチも無い話になってしまうので
    締める所は締めたり、緩急が必要な話もあるのは承知していますが

    はっちゃけた話(4コマ1つ分という意味での話)の時は
    小奇麗なオチでテンションを落とすより
    突き抜けてしまった方が中途半端感が無くて良いのではないかという意味です。

    返信削除
    返信
    1. なるほど・・そう感じられたということは、その余地があったという事だと思います。
      ネタ出しのときの思考パターンの一つに入れてみます。

      削除
  3. だいぶ遅れましたが、読ませていただきました!!

    今回はかなりはっちゃけた回でしたね!!!
    『ガンガール』なんですが、『ジャアクキング』を思い出すはっちゃけ具合でした!! 

    あと最強の護衛は竹子さんではなく、
    実は時尾ちゃんなんじゃないかと思えてきましたww


    でも「あれ?八重さんたちってお酒飲める年齢だったっけ?」
    という疑問に対するフォローが
    漫画の下の「※」のみという点が少し引っかかりました。

    例えば、
    カメラ目線時尾「ちなみに幕末の頃は未成年でもお酒が飲めたのよ♪」
    ユキ(幕末……?)
    八重(誰に向かって話してんの……?)

    …みたいに「フォローそのものを漫画に組み込んでしまえばよかったのに…」と思いました。
    それが多少メタ発言のようになっても、
    それがギャグの1つになって面白いかな……?なんて思ったのですが………

    もしこれが既にアイデアの1つとして出ていた「無数にある選択肢の中の一つ」で、
    ボツになっていたものでしたらすみません………
    素人の独り言です……

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!今回のなすべきことは「キャラをぶっ壊せ」でしたから
      同人作家として使い慣れたものを使えた、というところです。

      時尾ちゃんの得体の知れない感は便利でしたし、この先も要所で役に立ってくれると思います。


      お酒については、始めは「甘酒」という話にしていました。
      しかし編集から「そういう逃げを打っては燃焼不良になる。正々堂々酒を飲ませるべき!
      当時と今の法律が違うことは読者も分ってくれる」

      という話から、下米で片付けるということになったわけですが・・・・


      うん。
      ここは未成年飲酒という要素をどう扱うか、受け取るかで変るところですよね。


      正直、その選択肢はありませんでした。

      ページ数が少ないうえテンポを重視するべしという編集のプロデュースもあって、
      ちゃっちゃと「本題」にいくことに私も編集も意識が向かっていました。

      ※  ※  ※

      日頃私がプリキュアにしているような指摘を自分がもらう、と言う事自体が楽しいです。

      せっかく返事が出来るのですから作者として見解を言っちゃいますが

      >カメラ目線時尾「ちなみに幕末の頃は未成年でもお酒が飲めたのよ♪」

      そのメタはそれはそれでまた喜ぶ人と興ざめする人が発生するだろうと思います。
      本作が時代劇として安易にそこを崩してこなかっただけに、ここで※印の注釈だけで
      済ませることが出来る要素に対して世界観を壊すリスクを負うことはできません。

      そういう笑いの取り方を目指していないということもありますが。

      「幕末娘子伝」の頃ならまた事情は違ったかもしれません。

      削除
  4. 15話拝見しました
    今まで見えなかった部分を出す意味で温泉とお酒回は良いタイミングと思います

    1ページ目でテーマやキャラの個性を表現するのにも手慣れた感じですね
    竹子さんのつま先立ちでずいっ!の様な細やかな表現も好きです
    今回は竹子さんの影で実は姫様の成長回かなとも思います
    周りに同世代の女の子が集まり、今までははしゃぐ気持ちが強かったですが、
    段々上に立つ者として自覚を持ち始めた雰囲気が出ています
    説明セリフの件も今後の回で「意外に策士で気配り上手な姫様」を描いて行けば良いかと
    お酒の件もあれでよいと私は思いました(というか近年無意味な自粛が多過ぎます)

    温泉回らしく顔の表情描写も良い感じに力が抜けていて、全体がほんわかしてました
    あとは温泉でリラックスしたら単行本一巻発売に向けてビシビシ引き締めて宣伝ですね
    単行本も次回も楽しみにしています

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!

      酒と温泉回はかなり序盤から企画していたものですが、
      前回を書き終えた後で「今がころあいだな」と思って脚本を書きました。

      あとは単行本ですね。
      連載開始時とは絵がかなり違うので手直ししなければいけないですが、
      制限もありますので・・・どこを直すかしっかり考えねばなりません。

      そして宣伝作戦・・これが何より大事です。
      知恵の限りやりたいと思います。
      よろしくお願いいたします!

      削除

※意見交換の際にややこしくなるので、匿名での投稿はご遠慮ください。
なんでもいいからHNを名乗って頂けます様お願いします。

匿名でのコメントは削除致します。

※投稿が反映されるまでには時間がかかることがあります。

ていお亭・イベント参加スケジュール&近況報告

日時 場所 イベント名 配置番号 新刊 12/30 国際展示場 冬コミ 土曜東S 60a ○ 1/21 蒲田PIO ...