2016年10月30日日曜日

映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!ネタバレ感想

文字数5436

さすがは田中裕太監督。
さすがは田中仁先生。

期待通りにすばらしい映画でした。


TV本編に満足している方はもとより、不満を抱えている方でも絶対楽しめると思います。


いや、むしろTV本編のみらいたちの描き方に不満のある人こそ見ていただきたい。
ハピネスチャージ劇場版がそうであったように、
「そうそう、みらいたちのこういう姿が見たかったんだよ!」
感激できると思います。


少なくとも、プリンセスプリキュアに感動できた人なら間違いなくハマります。
だって、同じ作者が同じ作り方をしているんですから。


※うーん、「感想」を書いたつもりでしたが、
これはたぶん「解説」と呼ぶほうが近いんじゃないかな・・・

今更って話のような気もしますが。

そういうつもりでお付き合いください。



キャラクターの主張は何も変えていないのに、ちょっと見せ方を変えただけで
ものすごくみらいたちが生き生きとしていて、
魅力的に見えるようになっているんです。


日ごろ私が
「キャラクターや魔法の魅力が引き立つような演出のアイディアが見たい」
「敵キャラに、敵キャラとしての魅力を出して欲しい」
と愚痴っていた不満点の模範解答が、全部きれいにここにそろっていました。

※  ※  ※

キャラクター描写が魅力的であるせいか、

絵描きさん、役者さんらの気迫・心のノリも明らかに違いました。

職人さんたちがみんな、技術にありったけの情熱をこめていると
感じることが出来ました。



特に高橋李依さんのお芝居には
ようやく「プリキュア」が出来たんだろうな
という印象を持ちました。


静かなシーンも楽しいシーンもアツいシーンも
すごく感情がこもっていて、みらいが「人間」に感じられたんです。




゚・*:.:♪*・゜゚W田中コンビらしさ・♯*:.。. :*・゜

今回はプリンセスプリキュアの監督・構成が再びコンビを組んで作った作品。


GOプリの特徴といえば

・敵の存在をマジで怖く見せる

・敵がプリキュアが語りたいことの正反対を語る
(だからこそ両者のぶつかり合いは熱を帯びる)

・決めるべきシーンでしっかりお約束を守る
▲田中裕太概論参照

・キャラクターのリアクションが派手で元気

・キャラクターや主題を演出するアイディアが豊富

・アクションのアイディアも豊富


というところかなと思います。(細かくはまだあると思いますが)



これに加えて、
私は感想予告で「W田中コンビに期待する事」を書いてありました。


①みらい、リコ、モフルンをどのようにキャラ立てするのか。
※特に「みらいらしさ」「リコらしさ」をどう解釈して描くのか。
それぞれにどんな見せ場を用意するのか。


②魔法を使うシチュエーションや魔法世界を演出するのに
どんなアイディアを見せてくれるのか。


③田中監督ならきっと「ミラクルライトの使い方」も分かりやすく、かつ
しっかり盛り上げてくれるだろうと信じている。



結論から言うと、
どれひとつ欠かすことなく描いて見せてくれていました。




<①みらい、リコ、モフルンをどのようにキャラ立てするのか。>

モフルンを奪われた後、みんなに断りも無くフラフラ出て行っちゃうところは
本編に忠実にみらいらしいです。


しかしTV本編と違うのは
リコがちゃんと怒ったこと。

ちゃんとドラマをやってくれたことで、みらいはようやくひとつ成長できたように感じたし、
リコとの絆が深まったように見えました。


そこからモフルンを一緒に探す道中で

流れ星に願ったり
くっさい実食って笑ったりしながら

「想いを共有する時間」を見せてくれたから、

それが水晶にとらわれたリコを救出するシーンや
クライマックスでの感情の高まりに繋がったんだと思います。

※  ※  ※

「願いを言え」といわれてもなかなか出せない、
意地悪な言い方をすれば主体性・主張の無いみらいも

本編のままでしたが、これもまた「みらいらしさ」としてうまく使っていました。


しかし、本編のみらいに何か設定を付け足してるわけではないのに、
こっちのみらいはとても活きがよくて、自分で物語を動かしていて魅力的でした。


この映画のみらいは(39話もですが)はーちゃんに食われてるという印象もなく、
ちゃんと主人公してたと思います。


TV本編での不備を否定するのではなく、上手に補強してあげているような
三塚さんへの思いやりを感じる優しい監督・脚本だな・・

・・と思いました。


※  ※  ※

モフルンも非常に個性が強く出てましたね。

ただ「一緒にいたい」というのではなく、

とてもピュアで「みらいたちが笑っているとモフルンもうれしい」という
深い思いやりが描かれていました。

ただ「一緒にいたいからみらいの元へ帰りたい」というのでは
物語として薄っぺら過ぎますもんね。


「どうしてみらいが好きなのか」「どうしてモフルンが必要なのか」
そういう人物の感情の理由までしっかり描いてくれていたからこそ、
これだけクライマックスがアツくなったんだと思います。


すなわち▲これ。

このみらいがモフルンを持ってクルクル回るシーン、
神業職人を使って、かなり長い尺で、かなりの枚数をかけて丁寧に描いてましたが

それはつまり、監督がこの「心の根っこ」を描くシーンが
とても大事な部分だと認識していた証拠だと思います。



これがなくちゃ、モフルンを取り戻しに行く行動も、
涙も、クライマックスも成り立たないんですから。





<②魔法を使うシチュエーションや魔法世界を演出するのに
どんなアイディアを見せてくれるのか。>


これもお見事でしたね!
「魔法界のお祭り」を演出するのに出したアイディアは


・風船のパビリオン

・そこへ上るエレベーターも風船

・ガイドマップは水晶球をタブレット端末に見立てて使う

・何が出るかはお楽しみのプッチンプリン
(特にコレ超好き!)

・魔法のサーカスにはーちゃんが飛び入り参加して一緒に盛り上がる

アイディア自体も面白かったですが、
どれも画面がハデで、みんなのリアクションが表情豊かで
とても楽しい雰囲気が出ていました!


これこれ!!これですよ!!!(`・ω・´)
1話とか2話とか3話とか27話とかに求めてたアイディアは!!


これのおかげで、序盤からすっかりスクリーンに釘付けになってしまいました。



<③「ミラクルライトの使い方」も分かりやすく、かつ
しっかり盛り上げてくれるだろうと信じている。>

これは見てのとおりって事ですね。

ちゃんと「応援したくなるところで」ミラクルライトを振る場面を用意してくれてたし、
「今振るんだよ」というタイミングもわかりやすく教えてくれてました。


(沢山ライトを振る場面があった割には
煽るのがずいぶん遅いな・・とは思いましたが。)



あとアレですね!


ミラクルライトの定番といえば
「みんな、ありがとう」の一言。


こういうお約束を忘れないあたりは流石田中監督!
と思ったものです。

【追記】
複数のコメントで、これまでの映画と比較して子供たちが声援を送ったり
ライトを振るタイミングを計れずにいたという情報をいただきました。

確かに、スクリーンから妖精キャラが「今だよ!さあ振って!」とメタ的に
煽るシーンが無かったのは子供たちには分かりにくかったのかもしれません。

ライトを使うタイミングはもうちょっと露骨に煽ってくれてもよかったかもしれませんね。


※  ※  ※


【敵の存在をマジで怖く見せる】

クローズさんもかなり怖かったですが、今回のダークマターも本気で怖がらせに来てましたね!

ボスの風格満点でした。


その一方で、そんな怖さを見せた後には多少強引にでもコミカルな雰囲気を作って
怖い印象を引きずらせない配慮をしていたところもすばらしかったです。

▲これね。(゚ω゚)

このモフルンの逃避行は、これまた結構長い尺でいろんなアイディアで
楽しませようとしてました。

「物語としてはダークマターのほうが大事」だけど、「子供にとってはこっちこそが大事!」
その辺をしっかり意識してなきゃ、こんなつくりには絶対なりません。


「子供たちを楽しませることが一番」という意識を感じて
とても嬉しくなりました。




【敵がプリキュアが語りたいことの正反対を語る】

これでこそプリキュアが主張できるってもんですよね!
去年同じ話を何度したことか!(´∀`*)

そのイズムは確かに健在でした。


「ずっと一緒だった」みらいとモフルン。

ずっと孤独だったクマタ。


そんな彼だからこそこの言葉が出てくるんですね。





「あきらめろ!」


「そんなにその人間が大事か!」




・・素晴らしいです。

その質問があったから、みらいたちが主張することが出来たんです。


「あきらめろ!」はプリキュアの敵の常套句。

そういう、「プリキュアといえばこれ!」を
絶対に忘れてくれないのが田中監督だと思います。


そして、
誰も信じられないクマタの心の叫びだからこそ
それを否定するみらいたちの心も本気でぶつかって
物語がアツくなり、

「ずっと一緒にいたいモフ」
という作品テーマが完成するんです。


※  ※  ※

クマタの心がだんだん荒んでいく様子の描き方も好きでした!

このシーンではあまりセリフを使ってないんですよね。
絵のアイディアと〆の言葉だけで、しっかりクマタの感情を伝えてくれていたところも
「さすがだ・・・」と思いました。


(砂漠でクマが突っ立って手から水出してこっち見てたらそりゃビビりますわな。(´∀`*)
クマタのシャイな性格が話がこじれる元になっちゃってたんですねぇ。)






【キャラクターのリアクションが派手で元気】

ここは敵地のど真ん中。
そんなシチュエーションでさえ隙あらばギャグを入れて楽しませてくれる。


くっさい実をかじったときの表情をあそこまで崩したり

リコの救出にテンドンで使ったり、それで水晶が割れたり


シリアスは最低限にして、あとはとにかく楽しく進行。
という印象でした。


【アクションのアイディアも豊富】

ドラマやキャラ演出の時点で大満足していたものですから、

クライマックスにあんなにハデでアイディアと動画枚数が豊富な
アクションを見たときには「すげー贅沢な気分」になっちゃいました。

キュアモフルンまでフォームチェンジするなんて。

予想してなかった。

ほんのちょっとのシーンのために全部デザイン作ったんですねぇ。(´∀`*)

既視感たっぷり。

フローラさんが似たことをやってましたね。


※  ※  ※

フォームチェンジしながら、それぞれの特徴が分かるアクションの
アイディアを見せ、

更にまさかの全フォーム同時出現!(描くの面倒臭そう!)


ただ画面が派手なだけじゃなく、
面白そうなアイディアが次々出てきて
本当に見ごたえがありました!



序盤のバトルではほうきを使った、魔法つかいプリキュアならではの
バトル演出アイディアも沢山見られて。

「第1話で見たかったのはこういうのだなぁ・・」
なんて思いました。



ほうきが手元から魔法陣をはさみつつだんだんでかくなって、
一本のでかいほうきになる絵なんかは


「あ、仮面ライダー好きな人がこれ書いたんだな」と思いました。



※  ※  ※

・ドラマ、キャラクターを不足無くしっかり描いて

・子供たちが退屈しないようにギャグをいっぱい配置して

・プリキュアらしさをもたっぷり見せて

・しかもアクションがド派手。


本当に、どの要素にも不足が無いというのはすごいなぁ・・・


物語の展開自体は定番というか、特に珍しくも無いものでしたが、
その作りこみは非常に丁寧で上質だったと思います。

この脚本はどれくらい時間をかけて書いたんだろう?
そんなことを思いました。


ギャグ、シリアス、アクションの配分とメリハリのつけ方も非常に上手くて、
本当に最初から最後までずっと画面にひきつけられっぱなしになってました。

「プリキュアとしての定番」を全部逃さず入れて、
「子供が飽きないように工夫しつつ」
「エンターテインメント」としても隙が無い構成になっているというのは・・・


・・・本当にすごいです。

監督はこの形にするまでにどれだけ試行錯誤をしたんでしょうね。



モフルンが人形に戻っちゃった後の
そこからの復活は「分かっちゃいたけど都合がいいな」なんて思ったんですが、

そういえばこの場面でつかったものは「ミラクル」ライトですからね・・
「ミラクルライトじゃしょうがない」で納得できてしまいました。(´∀`*)



※  ※  ※

このあとのクマタの涙の改心のシーンもよかったですね・・
モフルンの優しさが感じられて。


゚・*:.:♪*・゜゚その他気になったとこ・♯*:.。. :*・゜

■モフルンに「みらいの元へは戻らない」と言わしめる
ダークマターの意地悪な戦略・・を考えたそのアイディア力に興奮した!

モフルンが「戻らない」と言うのは「みらいたちを案ずるがゆえ」ですから、
こうして意地悪をしてやることで

「私たちが楽しく笑えるのはモフルンが居たからなんだよ!」
という
みらいの演説のシーンがより引き立ったんです!


■プリキュアになれなくても、みらいをモフルンのところへ送るために
魔法を使って時間を稼ぐリコの姿!!


映画のジャイアン、といっては言いすぎですが

「映画のリコ!(*゚∀゚*)」なんて思いました。


すごく好きです。


プリキュアに変身できなくてもロックに立ち向かったはるはるたちを
ちょっと思い出しました。



゚・*:.:♪*・゜゚CGアニメについて・♯*:.。. :*・゜

去年「ライトをつかうところが分かりにくかった」「なにやってるかわかんなかった」
なんてお子さんの声がありましたが、

そういった反省点をしっかり意識して変えてきてたな~と感じました。

お子さんたちのリアクション、今年はどうだったんでしょうね。
気になります。誰か教えてください。



あとは、「花よ咲け!」でミラクルがフローラになるという
お遊びも面白かったですね!ビックリしました。


モデルは去年作ったものを流用すればいいのですから
手間もかからないでしょうし。



゚・*:.:♪*・゜゚来年春の映画・♯*:.。. :*・゜

「ドリームスターズ」ですか。
ついにオールスターズの大荷物を降ろしてくれたんですね。(´∀`*)よかった。

これは期待できそうですね。

またはるはるたちに会えるんだ!ヽ(´∀`*)ノ

それだけで幸せ満開ですが、
真ん中の子は誰なんでしょうね。

また映画オリジナルが出てくるのかな。



和風というのも新しい。

それは、来年のプリキュアが和風で行くということなのか?それとも?
(ネタバレは見ない主義)





゚・*:.:♪*・゜゚TjoySEIBU大泉最速上映レポート・♯*:.。. :*・゜

TjoySEIBU大泉館内のポスター。
毎回ささやかなたのしみなんですよねー

かわいいかわいい。


そして毎度の事ながら、チケットでちょっと遊んでいるところがすばらしい。

映画館がワシらを歓迎してくれている・・・
それがよーく伝わってきます。

TjoySEIBU大泉の最速上映を毎度企画してくれるお姉さん、
いつもありがとうございます!

これ何パターン用意してるんでしょうね。


最後は定番のパワースポットへ。

柵の位置が変わってましたが、とにかくまた会えてよかった。

これをじーっと眺めているとですね、
不思議な世界へいけるんです。

考えてみてくださいな。

なんで紫なんですか!


なんでおにぎりっぽいものを持ちながら
違法駐輪防止をうったえてるんですか!


左の子のビミョーな立ち方がグッとくる


その真っ黒い目を見つめていると、
心の中を見透かされている気分になる!







宇宙よ!


新次元よ!!



明け方の大泉学園。
この仄暗さとライトアップの雰囲気が結構好きです。

最速上映の後の定番のお楽しみです。

あ、そういえば面白いガチャガチャがありましたね。

カプセルの代わりにアタマがそのまま出てきます。


組み立てるとあらかわいい!(頭につけるパーツが入ってなかったけど(´;ω;`))

一個200円。映画のチケットのおつりでちょうど買えるというのも
買い易い。


※  ※  ※

文字数5436か・・・

どうりで疲れたわけだ・・・でもたぶん、9割がた言いたいことは言えた気がします。

あとはもう一度見に行くか、BD発売を待つか・・
そうしないと語り漏らした所は出てこない気がします。


疲れたので今はここまでにします。


素晴らしい映画でした。

既にいただいているコメントによれば、そうでもない方もいらっしゃるようですが
構わず、誰にも遠慮せずあなたのご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。

現在の私に全レスできる余裕は無いのですが、
制作関係者はじめ、多くの方の目に止まる場所ですから
独り言にはならないことは私が保証いたします。

20 件のコメント:

  1.  観てきました。
    うん、普通に良かったと思います。TV版を不満に思っていた人も、素直に楽しめるのではないでしょうか。
    各キャラの魅力が、自然に無理なく描かれていたと感じました。
    見てるだけで楽しいシーンも、多めだったんじゃないかと思います。
    敵の掘り下げは、子供向けとしてはこのくらいがちょうどいい感じかな?

    細かい話をすると、キュアモフルンもフォームチェンジをするとは思いませんでした。
    もっと各フォームを見たかったな。
    そして、プリキュアになっても声がそのままなのには、笑えばいいのか安心すればいいのか、
    不思議な気分になりました。
    あと、ミラクルとマジカルのオーバーザレインボーの衣装も、TV版とは変わっていたかな?

    ただ・・・、自分が行った回だけかもしれませんが・・・、子供たちの反応はイマイチだったような・・・。
    後半のミラクルライトを振る場面が、かなり静かだったんですよね。
    劇中でライトを振れと煽る場面も、過去作品に比べるとおとなし目だった気がするから、
    そのせいもあるかもしれませんが。

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  2. ※わりと否定的な感想です。ご注意ください。




    うーん、評価が難しいですね。
    素晴らしい出来だったとは思うんですよ。作画も含めてクオリティは異常に高かったし。
    なのに何故か、今一つ夢中になれませんでした。私にはクリティカルヒットしなかったという感じです。

    こんなに出来がいいのになんで泣けなかったんだろう? みたいな謎のモヤモヤを抱えて帰宅したんですが、いろいろ考えた結果、どうやらダークマターの描き方が私には納得できなかったんだとわかりました。

    根っからの悪人ではないらしいというのは割と早い時点で見当がつくじゃないですか。
    これは私がすれた大人であることの弊害かも知れませんが、キュアモフルンが登場する前の時点で、ダークマターに同情しちゃったんですね。
    だからキュアモフルンの最高のアクションも、イマイチ爽快感がなかった。
    やっつけてやれ! という勧善懲悪バトルとしては楽しめなかった。
    相手がハピネスのブラックファングみたいな奴だったら、キュアモフルンの最初の活躍シーンだけで号泣しちゃったかも知れないと思います。

    メタ的な視点でいうと、ダークマターの魔法がみんなに認めてもらえなかったのが残念でした。
    彼は「正しい魔法の使い方」を実践していたじゃないですか。
    雪山で凍える人には火を。
    砂漠に迷う人には水を。
    空腹のモフルンにはクッキーを。
    TVシリーズ全体を通しても、これほど「正しい魔法の使い方」をした魔法使いは彼だけなんじゃないかと思うくらい。
    魔法の楽しさ、素晴らしさを描くまほプリの世界なんだから、彼は最終的に「素晴らしい魔法使い」として魔法界の皆に受け入れられるべきだったんじゃないでしょうか。
    魔法を失ったから他の熊たちに受け入れられたんだ、ともとれるラストだったのはどうなんですかね。
    なんだか魔法を使えることは呪いであり悪いことだ、といった感じで。ダークマには最初から憎しみや怒りの心があったわけでもないのに。

    つか魔法界の連中って人も熊もちょっと酷くないですか?
    恐ろしげなドラゴンとでも仲良くなってる世界なのにダークマさんの見た目はアウトなの?
    そりゃいきなり出会えば逃げる気持ちもわかりますが、要するに「森の熊さん」状態だったわけで、
    「それで? いきなり襲ってきたのか?」
    「いや襲い掛かってきたわけじゃないんだけど砂漠を歩いていたら大量に水を出してきて…ってあれえ? なんか俺を助けようとしてたのか?」って後から気付く人は一人もいなかったのか。
    人畜無害っぽい姿(クマタ)に変身する能力も会得したのにあれでも受け入れられなかったのか。
    さらに言うと他の熊たちはなんでハブってたのか。ダークマさんなんか悪いことをした?
    恐れる理由があったのだとしたら何故ラストでは受け入れた? やっぱり魔法がなくなったから?
    じゃあ魔法生物みたいな存在であるモフルンはなぜ受け入れられた?

    このへんの疑問がどうやら私のモヤモヤの正体のようです。
    鑑賞中に自覚していたわけではありませんが、なんとなく無意識に引っかかりながら観ていたということのようですね。
    なのでそこが解消できれば「大傑作!」という評価になると思います。
    私自身、何か見落としているか誤解しているんじゃないかという自分への疑念は捨てきれないでいるので、
    「そういうことだったのか! 俺が馬鹿だった!」と思わせてくれる意見があれば、喜んで肯定派に転じます(そしてもう一回観に行きます)。
    てぃおさんの、そして皆さんの感想を楽しみにしています。

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    1.  実は自分も、鑑賞中にプさんと似たような疑問を抱きました。
      今作は主人公たちの描写が注力されていたので、あえて大目に見ることにしてしまいましたけど。

       ダークマターが嫌われた理由としては、「魔法が強すぎた」というのがあるかもしれません。
      彼の回想シーンを細かくは覚えていませんが、砂漠の水に関しては「こりゃ相手が溺れ死ぬんじゃねえの?」
      と思ってしまいました(雪山ではどんなだったっけ・・・)。
      まあ、仮にそうだとしても、プさんの疑問すべてへの回答にはなりませんが。

       私も他の方の解釈が気になります。

       

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    2. はーちゃんがかつて、魔法のほうきを自ら出した回や、部屋のリフォームの時に家具を出したりした時に描写されていたと思いますけど、どうもあの世界では「無から有」を作ることは、珍しい事、いわば畏怖の対象になるようですね。(ぬいぐるみに心を入れるのも同様ですね)
      ほうきの時は「こんな事、校長先生でもできない!」みたいに言っていた様な気がします。

      あの魔法界の魔法の明確なルールが明示されたり、認知されてるか、というとそうではないのでモヤモヤするのですが、個人的には、あの世界では「無から有をつくると畏怖の対象となり、それを無邪気に使っちゃった」と勝手に解釈して納得するようにしました。

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  3. 子どもたちの反応、良かったですよ!
    昨日の朝イチ上映見に行きました。
    面白い場面では どっと受けて、
    モフルンが…の場面では「モフルンどうしたの?」と心配して、
    プリキュア〜、がんばれ〜、の場面ではちぎれそうにライトを振ってました。
    見始めるようになって 昨年のパンプキン王国から三作目なのですが、その中では一番反応良かったですよ。
    皆さんが比べていらっしゃるのは もっと前のは作品なのかな?
    私は 娘を膝にのせながら「うう…みんな…生き生き描いてもらって良かったね…」とずっと泣いている不審な母親でしたが(笑)
    プリンセスプリキュアでハマったためか、描き方が心底しっくりきて嬉しかったんです。
    リコのしっかり者の面がちゃんと描かれてるとか(本編だと どうも優等生に見えないことが多くて…)
    フランソワさんがキャラ濃いのとか
    被りがちな はーちゃんと みらいのキャラ分けがちゃんとされてるとか
    (はーちゃんは ただみらいそっくりの明るい子なわけじゃなくて、リコの真似っこが好きだったり、動物をなつかせるのがうまかったり)
    みらいが自分と向き合ってる とか(主人公なのに はっきりした夢や希望がなさそうなことは 彼女の課題だと思うのですが、本編ではイマイチそこに向き合ってないような…)

    そしてプリキュアみたいなテレビシリーズの映画って、本編とあまり絡めない、あくまでパラレルワールドの話として描かれることも多いですが、モフルンが喋るようになった経緯など、本編の設定やエピソードを大事にされていたのも好印象でした。
    去年の映画で 大好きなはるはるのキャラ崩壊に若干ガッカリした私としては、キャラを大切に描いてくださった本作には感謝しかないです。
    娘も昨日から映画の話ばかりしていますし。

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  4. 何となく、例えとして適当ではないかもですが。ダークマターに対する人々・熊たちの反応は、
    ネットで時折話題となる不審者事案の通報に近いような印象を持ちました。
    小熊を親熊(仲間の熊かも?)がクマタから遠ざけるシーンが確かあったかと思いますが、
    多分そこでこのような印象を持ったのかもしれないです。
    また、最近読んだtogetterの『夜中に子供が泣きながら歩いてたので通報したが』というまとめも影響してるかも。

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  5. 公開初日の午後、家族4人で観てきました。
    個人的な感想まで書くと長くなりそうですので、まずは、ウチの子供達と劇場の子供達全体の様子だけを。

    【ウチの子供達の様子】
    観に行くのを相当楽しみにしていた下の娘は、すごく楽しんで観ていたようで、分かりやすい笑いどころでは笑い、クライマックスのバトルシーンでは食い入るように観ていました。ダークマターに捕まり、逃走する場面におけるモフルンの表情やドタバタ劇や、目まぐるしく変わるフォームチェンジを使った派手なバトルシーンが特に良かったとのこと。

    一方、当初観に行く事に「どっちでもいい」と言っていた上の娘は、中盤あたりはゲームセンターでもらったモフルンのダブルシール(シールの上にシールが貼ってあるやつ)をミラクルライトで透かして遊んだりと集中を切らす事もありましたが、笑いどころには反応していたし、終盤は集中して観ていました。

    小学生になり、少し天邪鬼な面が出てきて、妹と同じ反応をするのに抵抗があるので、手放しで褒める感想ではありませんでしたが、今日は妹とモフモフ言いながらプリキュア遊びをしていたり、観ている様子からして、まずまず楽しんだものと思います。

    ちなみに嫁さんは中盤寝てました(笑)

    CG短編については、昨年のように「分からなかった」ということはありませんでしたが、特に良い反応も悪い反応もありませんでした。ただ、エンドロール時の歌の所は、先週のEDを見ていたので「これ見たことある!」と、反応していました。

    【周りの子供達の様子】
    集中して観ていたかどうかまでは確認できませんでしたが、途中で騒いだり、ぐずったりする子供は特に無く、笑いどころでは(大人も含めて)笑いが起きており、ミラクルライトを振る場面では多くの子供達がライトを振っていました。

    1つ残念に感じたのは、めめたあ様も触れていらっしゃいますが、校長先生がミラクルライトを振って応援を始めるシーンで、子供達から「プリキュアー!頑張れー!」の声が全く出なかった事。いつも「そこまで必死になって応援せんでも・・・」と思うくらい頑張って応援するウチの下の娘も今回は声無し。皆、ライトは振っているのですから、応援する所というのは感じ取っているようですが、子供達に向かって分かりやすく呼び掛けをするという体を取らなかったため、「自分も声を出して一緒に応援しなきゃ」という風に取れなかったみたいです。全体の雰囲気としては良い反応を感じただけに、勿体無かったです。

    劇場の一体感とか、プリキュアを助けたというカタルシスを分かりやすく得る事ができるこの仕組みを(少なくとも私が観た劇場内では)十分に生かせなかったのは勿体無かった。他の尺を削ってでも、子供達に向かって呼び掛ける(煽る)という場面は入れた方が良かったかな?と思いました。

    CG短編については、ウチの子供と似たような反応が多かったかな?笑わせる所での崩しがおとなしめなためか、反応としては薄味な印象でした。一番反応があった所は、キュアフローラになった所で、笑いとどよめきが混じったような反応がありました。

    以上、10月29日 TOHOシネマズららぽーと磐田 15:10上映回の様子でした。

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  6. 良作で皆さん楽しめているようですね。
    私としてはTV版でどうしてもノリきれず、今回は娘の付き添いを嫁さんに任せて留守番してようかと思いましたが、気が変わりました。
    来週末に観てきますね。

    ところで来年の映画情報が出ているので、早速娘に見せたところ
    娘 「プリンセスプリキュアまでしかいないけど、他のプリキュアはどこ?」
    私 「オールスターはやめて、最近のプリキュアしか出てこないんじゃないかな・・・?タイトルも変わったし」
    娘 「なんで?ドリームスターズっていうオールスターズなんだよ!ちゃんとみんな出るんだよ!」って言ってました。

    ・・・苦笑いするしか。
    子供としては、人数が多いとストーリーが苦しくなるって事情はお構いなしで、全員出てくるのを楽しみにしているのかもしれません。

    返信削除
  7. めめたあさん、kasumi 1973さんへ
    レスありがとうございます。

    前回の書き込みの後で気付いたんですが、そういえばダークマターって杖を使わずに魔法を発動していましたね。
    杖は魔法に必須という設定だったはずなので、あれは魔法界においても異常な魔法の使い方であり、
    それだけで畏怖の対象だということなのかも知れませんね。

    ただ、そこで「メタ的な視点」という話になるのですが、
    恐ろしい姿で謎の魔法を使う存在であっても、人助けをする善人なんだからそこは受け入れて友達にならないと作品のテーマに反すると思うわけです。
    自分と異なる存在と手を繋ぐことこそ大事だというのがまほプリのテーマですから(主題歌の内容がまさにそれですし)。
    だから元々人助けのための素敵な魔法だったのにそれが最後まで理解されず、
    魔力も本来の姿も失ってただの子熊になって生きていくって思いっきりバッドエンドだと思うのですね。


    てぃおさんへ

    観客の反応ですが、私は宮城県の劇場で初日の8:45からの回を観ました。
    座席の3分の1が埋まるかどうかくらいの客の入りでしたね。

    CG短編での反応は結構良かったです。
    フローラに反応する子は多かったですね。
    歌のシーンでライトを振る子もわりと多かったかな。

    本編の反応はめめたあさんの報告と似た感じでした。
    ギャグシーンの反応は悪くなかったのですが、
    後半はほとんど静まりかえり、泣いている子もいました(大泣きではありません)。
    それだけ真剣に観ていたとも考えられるので判断は難しいところですが。
    ミラクルライトを振る子は少なかったです。短編で振られていた数より明らかに少なく寂しい感じ。
    声援もほぼ皆無。

    今回監督は不自然さを避けたのだと思いますが、
    やっぱり妖精さんやプリキュアが第四の壁を越えて臆面もなく観客に語り掛けるくらいの方が子供たちの反応はいいように思えます。

    全体的に子供たちの反応はわりと寂しい感じでした(過去の映画と比較して)。
    ただ大泣きして何人も連れ出されるようなことはなかったです。
    地域性もあるでしょうし、たまたま私が観た回だけという可能性もありますが、観客の反応はそんな感じでした。

    返信削除
  8. クマタが大魔法な熊への道に進まず、ノーマル化で終了したのか…な
    コメントがありましたが
    「パワーが欲しい、良いことをする力が欲しい」そう希望して授かった力ではなかった
    そんな書かれ方だったように感じます。
    クマタが欲しいと願ったわけでなく、理不尽に備わった魔法力なんですよね。
    望んでもない才能、仲間の熊に気味悪がられる異能、それと見て取れる黒色の毛。

    クマタは世界との境界線が未分化の時から、異能であったわけで
    幼き心には「皆が使えない魔法が使える!やった!僕ってすごいんだ♪」じゃなく
    「みんなと一緒に混ざりたい、安心したい、居ていいんだよって言われたい」が
    クマタの物心ついてからの願いであったと思われます。

    魔法を失ったこと=彼の可能性の消失が惜しまれる、のも一面ではありますが
    クマタの心は、幼児時代にたっぷりと注がれるはずの抱擁を経験してません。
    心の土台となる、世界への無条件の信頼を体験せぬまま、クマタが魔法力を鍛えても
    心の芯に穴が空きっぱなしなので、致命的な弱点を精神に負った強力魔法使いって
    それって色々クマタの熊生においてツライんじゃなかろうか。

    クマタが魔法が使えない熊になったのは、私は良いエンドだったと思います。

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    1. そうなんですよ。
      ダークマターは自ら望んで力を手に入れたわけではないし、
      その力を誇って「僕ってすごいだろ♪」と見せびらかしたわけでもない。
      生まれつきの異能であり、生まれつきの見た目なんです。
      気味が悪いのはあいつのせいじゃない。生まれつきああいう奴なんです。

      しかもその異能は人助けのために使った。
      最初は喋れなかった(ですよね)人間の言葉もマスターした。
      普通の熊に近い姿に変身もしてみた。
      みんなと一緒に混ざりたい、受け入れてもらいたいと努力を重ねてきたんだなと私は受け取りました。
      それでも誰にも抱擁してもらえなかったわけです。

      私には、生まれつき金髪の天才少年が日本の学校でいじめられた、みたいな話に思えます。
      才能は隠し、髪は黒く染めて、皆と同じになって受け入れてもらった方がツラくない。
      現実的にはそうかもしれません。

      でもこれは「魔法つかいプリキュア」という物語ですからね。
      夢をみたいじゃないですか。
      見た目も能力も恐ろしいモンスターが、
      「優しい大魔法使い」として皆に受け入れてもらったら嬉しいじゃないですか。
      子供たちも「現実もこうであって欲しいな」と思うかもしれないじゃないですか。

      私はモンスター好きなので過剰に思い入れしちゃっているのかもしれません。
      あるいはTV本編を結末まで観ると、ダークマターが魔法を失った意味がわかるのかもしれません。
      リコが杖を捨てて普通の女の子になるとか。
      モフルンが物言わぬぬいぐるみに戻るとか。
      そこに物語としての意味があるのかも、とは思っています。

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    2.  なるほど、「クマタにとっての幸せとは何か」ということですね。
      自分とは違う着眼点で、参考になります。

       惜しむらくは、クマタがその後に他の熊たちと幸せに暮らす描写がなかったことですね。
      もしあれば、きりんじさんの書きこみを見て「いろいろ疑問はあるけど、
      これがクマタにとってのグッドエンドなのだ」と納得できたのだと思うのですが。

       それとも、他の熊がクマタを受け入れたシーンだけで、もう彼の幸せは約束されたと解釈するべきかな? 

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    3. >プさま

      異能は異能のままに全体を受け入れられる、それが最高ですね。
      その段階に至るには、まず当人が「これこそ私、かけがえのない私、私が大事で大好き」
      ここを自分で抱きしめるのが不可欠。でもこの映画の尺では描ききれないですね(´・ω・`)

      自分で自分をギュッとして、異分子の自分を重々承知して、自分を畏怖する集団の中へ
      橋渡し役を「頼って信頼し」、「集団からの一時のマイナス反応も承知して」働きかけていく
      これができるのって、人間でいうと青年期の段階ではないでしょうかね。
      クマタは少年期かそれ以前の段階だと思われます。
      そしてこの映画を見ているのは、もっともっと幼い女の子たち。

      うちの娘は6歳ですが、彼女の涙があふれた箇所は
      ・クマタがずっとずっと仲間外れにされてた→クマタの寂しい心に共鳴してぽろぽろ泣く
      ・クマタの「お前も俺を置いていくのか!」にモフルンが攻撃を避けずに受け止めて
       この次元から一時居なくなった時、クマタが「俺は取り返しのつかないことを…!」と
       痛恨の悔みでクマタの心に亀裂が入った瞬間→娘、声も出さずグスグスと泣く
      ・モフルンが戻ってきて「すまない」「いいモフ許すモフ♪」の時→うるうると画面を見つめる
      こんな様子でした(´ω`)私は娘の情感が豊かに育っていることに感動し泣きました(親ばか

      その年齢ごとに感動ポイントもまた成長し、視点も低い所から高い所に届いていくのでしょうね。
      願わくば、娘もより成長した高く気高い視点から万事を慈しむ心を持つ女性に…楽しみです。
      まほプリ映画は、今の娘の年齢にはちょうど良かったのだと思います。

      「クマタは、あれからどうなったかな?」「クマタは皆と楽しく遊んでるんだよ!」
      映画を見終わった娘の中では、モフルンが熊たちと遊び回った場面にクマタも混ざってる
      そんな光景が広がっていたことでしょう。娘の心ではクマタはもう幸せになっています。

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  9. 3.5回泣かされました(2度も)

    周りが見えなくなって、飛び出したみらいに追いつき叱るリコの場面で泣き
    (と、同時に「もう、お前ら結婚してしまえ」と思ったのは秘密)

    みらいとモフルンが、離れていてもそれぞれを想う場面で再び泣き

    「帰らないモフ」に対して思いの丈をぶつけるみらいに泣かされそうになりながら
    その後に続くギャグと圧巻のバトルシーンで堪えられたものの
    モフルンが活動停止した後のみらいに三度泣かされました

    子供達を連れて観賞した2日後にこっそり独りでもう一度観賞しましたが
    やはり同じところでこみ上げてきました。

    こうして泣けた場面を振り返ると、そこには必ずみらいが居ました。
    今回のお話、モフルンが分かりやすい軸となって目立っていましたが
    真の主役は、ピンクプリキュアポジであるみらいだったんだなと、改めて思いました。
    そして、他の3人(モフルン含む)よりも、らしさを立たせにくいみらいを
    ここまでしっかり描いたスタッフさん達に改めて感服しました。

    そして、「手を繋いで心を繋ぐ」の作品テーマも意識した演出は、39話を見る前だったので
    「これだよ!みらリコだけじゃないんだよ!」と心の中で喝采を送りました。

    お話に対しては、ていお様が述べられている事にほぼ同意ですのでそれ以外には

    ♪誰か泣いてるなら 何かできることないかと その手差し伸べて

    クマタ(ダークマター)が人々を拒絶する過程においては
    既に『正しい魔法の使い方』をしていたにもかかわらず、理不尽な扱いを受けたためですが
    それに対する人々の反応における説明描写を端折ったことによる若干の不自然さは
    指摘を読んでなるほどとも思ったものの、半ば「単純な話にするにはやむなし」と
    観賞中はそれほど引っかからずにのみこめました。
    しかしながら、クマタについては
    「無から有を生み出してるけど、彼もムホウの関係者?」という疑念から
    クマタから分離した歪んだ悪意が暴走する展開を見た瞬間
    「ムホウの力がクマタに憑り付いて、クマタを歪ませていたのか?」などと勘繰ったり
    「クマタに泥を被せないために、悪意をクマタから分離させる手法を採ったんだな」などと
    製作意図を推測する方に思考が行ってしまい、クマタへ感情移入することはありませんでした。

    戦闘については、映画だからという部分もあるのでしょうが
    魅せる演出とアイディアが素晴らしく、「良くこれだけ思いつくものだ」と溜息が漏れました。
    フォームチェンジも盛り上げに一役買っていたのを見ると
    本編での「途中でのフォームチェンジはしない」という縛りを頑なに守らなくても
    「ここぞ」という盛り上げる回くらいは、縛りに捉われずに自由な発想をする方が
    (現場の負担は増えるのでしょうが)より盛り上がるのではないかと感じました。

    あと忘れてはならないのは、物語を影から盛り上げていた挿入歌の存在。
    また良い所で良い感じに入ってくるので、更に心を揺さぶられました。
    映画サントラ買おうかな?

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  10. りんりんエース2016年11月3日 7:55

    とてもおもしろかったです。
    4歳の娘と観てきました。
    入場特典のシールを見て、キュアモフルンのルビースタイルやサファイアスタイルがあるということに気付いてこども大興奮!
    映画が始まると、よく声を出して笑って観ていました。
    しかし、ダークマターが出てくると、プリキュアが苦戦したこともあってか、コワイコワイと泣き出して。
    そのうち慣れるかと思ったのですが、しゃくりあげながら泣いていました。
    そんななかでも、笑えるシーンではちゃんと笑っていたり、ダークマターがいいことをしてるのに嫌われてしまったということを、ちゃんと理解していました。
    泣いていたけど、最後まで観るのをやめようとはしませんでした。
    後で聞いてみたら、映画館は暗いし、音が大きいから余計にこわかったと言っていました。
    その日は、ダークマターの話じゃなくて、楽しいシーンのお話をして、と言っており、本当にこわがっていましたが、十分楽しんだようです。

    わたし的には、モフルンが動かなくなったあとに、最初に「キュアアップ・ラパパ!」と立ち上がったのがみらい(とモフルン)だったということが、こうでなくちゃ!これを待ってた!という感じで、観ててとても気持ちがよかったです。

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  11. 駆け出し大友2016年11月3日 23:42

    流石期待を裏切らない田中コンビ!! 気になるところがゼロというわけではなかったですがとてもいい作品だったと思います。

    最初の短編でモフルンが花を咲かせるときに、フローラの「花は…こんな風に咲いた?」というセリフを思い出していたのですが、その直後に本当にフローラが出てきたので度肝抜かれました。ていおさんの仰る通り去年の映画の反省がしっかり活かされる作りになっていたのは良かったです。

    本編はテレビシリーズ1話を想起させるシーンが個人的にグッときました。あれも必死に願ったから奇跡が起きたんですよね。ていおさんは少しご不満のようですが、僕は1話の変身できた奇跡と重ね合わせてみることができ、そこまで気にはなりませんでした。
    クマタの過去については「あーかわいそうな話やね」位の気持ちでしか見てなかったんですが、animateTimesで田中監督がインタビューの中で手をつなぐ相手がいたモフルンといなかったクマタ、と語っておられていて「おおおおおお!!」と感動。そして最後にクマタと普通のクマが手をつなげたシーンの良さが改めて感じられました。映画は今作のコンセプトである「手をつなぐ」がしっかり意識されている点も素晴らしいです。

    アクションシーンはもうちょっとキュアモフルンのサファイア見せて欲しかった以外は大満足です。前に37話の感想でストーンを使った戦闘ができてないとここで文句をつけましたが、映画ではしっかり魅せてくれました。

    また、映画はみらモフがメインでしたが、煽りを食らってリコやはーちゃんの存在感が薄くなるといったこともなく、それぞれがしっかりと個性を発揮できていたのも嬉しかったです。もう一回見に行こうかな?

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  12. サジタリアス船長2016年11月4日 9:48

    これは自ら起こした火に自ら油を注ぐ書き込みですが、私なりのケジメの付け方です。

    良かった点としては、まずリコとはーちゃんが魅力的に描かれていたことです。
    勝手に飛び出してしまったみらいを本気で心配したり、みらいをモフルンに会わせるために体を張って敵に立ち向かうリコの姿は、いかにもリコらしく本編でも見られなかったものです。
    はーちゃんも、ていお様が述べられているように、勝手にサーカスに参加するのは実にはーちゃんらしく、それが後のドラゴンを仲間にするのにも活かされていて良かったと思います。

    また、ゲストキャラとなるクマタの設定も作り込まれていたと思います。
    自分は誰かを助けようとしただけなのに、望まない力のせいで恐れられたうえ、友達になったと思ったモフルンに自分を置いていくようにも捉えられる素振りを見せられれば、歪んだ感情が増幅するのも無理はありません。
    同じ異質な存在でありながら、みらいをはじめ友達がいるモフルンと、誰にも理解してもらえず孤独なクマタの対比がよくできていて、モフルン以外にも友達ができて満足そうなクマタのラストシーンもやや唐突でしたが良かったと思います。

    気合いの入ったアクションシーンも見逃せないポイントではないでしょうか。



    しかし、それらの長所で後述する違和感や不満を補えなかったため、私の中での評価は下がりました。

    まず残念だったのは、みらいの特徴であるハッキリとした喜怒哀楽があまり感じられなかったことです。
    流れ星を見た時にすぐに悩み出しましたし、モフルンが願いの石に選ばれた理由を知った時も嬉しさと悲しさが半々の状態ながら、嬉しさは言葉だけでずっと沈んだ雰囲気でした。願い事をモフルンのために「使って欲しい」ではなく「使った方がいいと思う」という、まるでリコのような理屈っぽい台詞も重なり、この時違和感は感じましたが、これは再会の喜びのために敢えて暗くしていると納得はできました。
    それらの演出に加え、モフルンがさらわれた時に真っ先に飛び出したり、リコに制止されても振りきろうとするほど取り乱し、再会した途端にモフルンに拒絶されるマイナス要素も合わさり、期待が膨らみました。それほど追い詰められていれば、お互いの願いが通じ合って真の意味での再会を果たせば、超嬉しいと思います。
    しかし、その割には涙を流したり言葉に詰まって震えることはなく、キュアモフルンにも軽く驚く程度、いたって冷静にキュアモフルンをリコに紹介するみらいを見て「(いくら切羽詰まった状況で、尺も限られているとはいえ)リアクションが薄くて不自然だな。あんまり盛り上がらないな」と感じてしまいました。例えるなら、凄い高さまで上昇したのに落下が遅く拍子抜けしたジェットコースターです。
    実の臭さに悶絶したり、キュアモフルンと夢じゃないのを確かめ合う時など、みらいが明るいシーンもありましたが、全体の暗い雰囲気は払拭できていなかったように感じました。

    また、前述の理屈っぽい発言やリアクションの薄いみらいは、ストーリーの進行を優先した結果、脚本にキャラクターが動かされている印象を受けました。
    暴走したクマタの魔法を止めようとした時に窮鼠猫を噛むではなく、「奇跡を起こせるかも」と最初から奇跡を起こすために杖を振っているように見えるリコも同様で、肝心なシーンでそれらが散見されたので見て見ぬフリはできませんでした。
    本来ならばモフルン復活からの最終決戦で盛り上がりのピークを迎えると思いますが、再会で盛り上がれなかったために、そこからモフルンがぬいぐるみに戻ってしまってから復活するまでの一連の緩急が弱くなり、前述の動かされているように見えるリコも加わり、一層盛り上がれませんでした。
    おまけに、既にキュアモフルンに変身するという奇跡が起こり、派手な戦闘シーンもあったので、それで奇跡に慣れてしまったのも楽しめなかった要因の一つです。

    そして、みらいのためを想ったモフルンの願い事と相手のためを想って行ったクマタの人助けは受けた側から否定されたのに対し、逆に相手の迷惑になると知りながら自分のために願ったモフルンの願い事に石は反応しました。お互いの想いが一致することが真の願いというメッセージは大切ですが、一方で他人のために何かを願う・行うのが駄目な空気になりそうなのも恐いです。
    クマタの場合は魔法のおかげでモフルンと友達になれたわけですが、それに触れられることが少なかったため、できればもう少し掘り下げて欲しかったと思った部分です。

    一つ一つの場面を切り取って見れば良かったと思いますが、全体を見ると集大成というより総集編のような感じで、緩急に欠ける印象でした。
    ただ、皆様の意見を見ると、楽しめなかったのは私だけだったようで安心しました。

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  13. 4歳になったばかりの娘と観てきました。
    彼女はプリキュアが大好きなので、楽しんだようです。
    特にモフルンがアクマの元から逃げ出し、クマの森に辿り着き、
    挿入歌が流れる中みんなで遊ぶシーンはテンション上がったようで、
    一緒に大きな声で歌っていました。
    キュアモフルンも嬉しかったようで、家に帰ってから「キュアモフルン!」と言って
    お人形遊びしてました。

    モフルンライトはポップコーンを食べる時、手元を照らすために使用していました(笑)。
    私には、「あ、ここ煽ってるな」とわかったのですが、うちの娘は乗り切れず。
    「ほら、光らせたら?」とライトのスイッチを押すように促しても奪い返されるだけでした。
    文化の日、お昼前の時間帯、席はほぼ満席でしたが、ライトが光っているのは数えられるほど、
    声援に関しては皆無でした。

    遊園地のプリキュアショーや、先日全国各地で行われたプリキュアミュージカルショーでは、
    子供たちは会場一丸となり大声で応援していました。
    娘も同様に「がんばれー!!!」と叫んでいましたので、映画は煽りが足りないなと思いました。
    不自然でも、露骨でも、校長先生から「みんなも祈ってくれ!」と画面から呼びかけたり、
    魔法界の人々が大声で「キュアップラパパ!」と叫んで祈るようなシーンを長回しで
    やってくれたら、子供たちも反応しやすかったと思います。
    親の私としては、そういう、子供たちが全力で応援するという、大人は絶対にやらない行為を
    見るのが楽しみでもあるので、結構残念でした。
    せっかく会場限定プレゼントを配るのだから、やりすぎなくらい活用して欲しいところです。

    あと、EDに不満でした。
    テーマソングが来るのかと思いきや、テレビと同じEDにちょっとガッカリしました。
    EDが良いと、中盤の気になる点も帳消しになるのですが、
    テーマソングに新しい映像をつける時間が無かったのでしょうか?
    クマタのその後とか、会場を後にするみらい達など描けなかったのでしょうか・・・。
    せっかくの映画なのにまるでテレビの延長みたいで特別感が無いなと思いました。

    ポケモンの映画はEDにテーマソングが使用され、「映画を観た!」感がすごくありました。
    比べても仕方ないのですが、プリキュア映画のテーマソングを一生懸命覚えていた娘を見ていましたので、
    余計にそう思いました。

    不満ばかり書きましたが、春の映画も娘と観に行くと思います。(笑)

    返信削除
  14. 駐車場ちょっとしたホラーw
    こちらが嘲笑われてるような気分になるクマさん方…。

    映画DVD化楽しみです

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  15.  みなとみらいの応援上映に行ってきました。
    歓声や応援、拍手が絶えずに盛り上がっていました。
    キュアモフルンが登場してからは、4色のサイリウムや
    フォームに合わせた色の変化がキレイでした。

     ミラクルライトもさすがみなさん分かっていらっしゃるようで、
    使うべきところで的確に光らせていました。
    前に鑑賞した時は子供が大人しくて残念でしたが、
    今回は少しホッとしたような気がします。

     後半で「魔法よ止まれ!」と叫ぶ場面では、観客も同じように叫んでいました。
    ここはちょっと感動してしまいましたね。
    この場面に限らず「キュアップラパパ!」と唱える場面では、
    必ず観客も一緒に唱えていました。
    この呪文がある分、今作は応援上映に向いていたかもしれません。

    返信削除

※意見交換の際にややこしくなるので、匿名での投稿はご遠慮ください。
なんでもいいからHNを名乗って頂けます様お願いします。

匿名でのコメントは削除致します。

※投稿が反映されるまでには時間がかかることがあります。

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