2017年3月5日日曜日

キラキラ☆プリキュアアラモード 第05話「きまぐれお姉さまはキュアマカロン!」

脚本=坪田 文
演出=中島 豊
絵コンテ=黒田成美
作画監督=上野ケン
美術=田中里緑
文字数4015【大絶賛】
※「ドリームスターズについて」を追記しました。 
うーわ
うーーーーーーーーーーーーわ!!!
((((;゚Д゚)))


こ・・・これはすごい・・・!!

うーわうーわ言い過ぎて喉の奥が詰まるような感触です!

とんでもなく上手いキャラ演出と進行でしたね!!


こんなに難しいキャラクターなのに
しっかりと特徴と魅力を引き出していました!
これは誰にでも出来る仕事じゃないと思います。

 番組開始5分後くらいからずっと、「そうそう、それを描くならその手順だよな!」
何度も頷いてボブルヘッド人形のようになっていました。


゚・*:.:♪*・゜゚難・♯*:.。. :*・゜

私が「難しそう」と言うのは


「気まぐれ、素っ気無い、アンニュイ、猫のような性格」では
①いちか達との絡みを作りにくそう
②キャラクターの感情を描く機会を作りにくそう

だと思ったからです。

「キャラクターの特徴、魅力、何を考えているか」を
いちかたちとの係わり合いの中から引き出さなければ、

そのためのアイディアが無ければ、
ゆかりの特徴を描き損ねてしまうか、
全部言葉で説明しちゃうという大事故
が起きてしまった筈なんです。


その点、今回の脚本演出さんは隙なく描いて見せてくれました。

言葉説明は最小限に!
しかもみんなの元気なリアクションで説明感を消しています。

ゆかりの引き立て役の登場も、
楽しい絵とともに。

何でも出来ちゃう天才肌。
誰もがあこがれるオーラをまとう様子をいろんなアイディアでテキパキ描いて・・・


器用さ(と、ついでに楽しい絵)を、
これでもかとアピール。


※第3話で「楽しい絵と筋書き・キャラ演出という
描写ノルマは、一つずつではなく同時に片付けられるもの」
と書きましたが、正にこの絵たちがその模範解答です。

3話にもこのアイディアがあれば
ゆとりと緩急のある進行になったはずです。

そして大事なのがこれ!!!!!


ゆかりの特徴はみんなが騒ぎながら喋ってくれましたが、

ゆかりの心だけは言葉ではなく
絵で「描いて」くれています!!

このあたりからです、私の首がずっと頷きっぱなしになったのは。

このリアクションとか

「・・・・・・・・・・・・・・・」

▲要所要所で何かを訴える、こういう絵が
入っていたのが「うまさの秘訣」!!


これまでの描写で、なんとなく
考えてることの察しが付く仕掛け。

「察する」ということは、感情移入するということです。

「美味しく出来なかった」。
マユゲがピクッと動く。


で、ムキになる。

なんでも簡単に出来てしまう天才肌だからこそ、
上手く出来ないものに興味を抱く。

「何でも出来る」と褒められても、全く喜ぶそぶりも見せないのは、
彼女にとってそれは退屈なものでしかないから。

マカロンは素人が手を出せるモンじゃありません。



しかしだからこそ、ゆかりにそれをやらせたというわけなんですねぇ。

「手がかからない。」
それは器用だからこそ感じる孤独。

「何でも出来ること」はゆかりにとって「退屈なこと。」
「難しいこと」はゆかりにとっては「面白いこと。」


お菓子作りに興味も無かったゆかりが
お菓子作りを好きになった場面です。

そしてこの寂しげな絵と

にぎやかな絵の対比!

(茶道の絵だって、カメラ位置を変えれば
幸せな楽しい時間のように見せる事は出来るんです。
だけど対比のために、あえてこの淡白な絵にしているんです。)

言葉を使って描くべき要素と
絵を使って描くべき要素は
それぞれ違います。

今日の演出家さんはその違いを
明確に使い分けています。


だれだーーー!
今日の演出家はー!
すごい上手い人がやってんぞ!


・・と、私はこの時点ではやくエンドロールが
見たくなっていました。


しかし上手な進行はまだまだ続きます。

「キラッとひらめいた!」
失敗作をデコレーションするいちかの特徴を演出しつつ

「一緒にお菓子を作った楽しい思い出」
ラッピングしてプレゼント。


プリアラの物語に絶対に必要な「心」が描かれた瞬間です。
これでプリキュアの準備は完了!

表情を変えないキャラだからこそ、
この絵はインパクト抜群でしたね!


「いちかに心を開いたんだ」と一発で分かります。

こっちは「絆が生まれた瞬間」とでも言いましょうか。

この笑顔は

▲このシーンを描くためにとても
重要なカットの一つでした。


セリフ回しも「らしさ」がにじんでいて良かったですね。

「奪わせない!守る!」ではなく
質問形式の意思表示。


うん。

その言葉を担保する描写たっぷりでしたからね!納得!(´ω`*)


物語が盛り上がり切ったところで入る変身バンクは
絵の力以上にステキに感じられました。


こんなに熱心に変身バンクを見たのは
キュアモフルン以来です!





゚・*:.:♪*・正直な話゜゚・♯*:.。. :*・゜

今回の出来がこれだったからこそ言えることですが、正直なこと言うと
今週は全く期待してませんでした。というか、出来ませんでした。

作者の皆さん本当にごめんなさい。



先週と先々週の主題は、私の目には
「セオリーを守るだけでしっかり描けるはずだった」
ように見えたのに結果がアレでしたから・・

まして、キャラ説明を読むだけでも難しそう、かつ
▲監督がこんな事を言っているのですから

「・・・ムリだろうな・・・」と思っていました。

「私にはムリでした。女性の皆様たすけて」
という言葉を感想の一番最初に書くものだと、私は3日前から心の準備をしていました。


もちろんそんなものは必要ありません!

監督は脚本に疑問を持った様子でしたが、
少しもブレのようなものは感じませんでした。

あるいは、暮田監督が脚本から読みきれなかったゆかりの心を
黒田さんは読みきっていた。
ということかもしれませんが。



゚・*:.:♪*・゜゚アクション・♯*:.。. :*・゜

アクションもアイディアがあって楽しかったですね。(´ω`*)

俊敏性とおちょくりと、猫のつめ。
猫らしい特徴もしっかり見せてくれています!


゚・*:.:♪*・進行゜゚・♯*:.。. :*・゜

ノッケから元気でテンポが良くて、
非常に楽しい進行でしたね!

「明るくて元気!ドジだけど素直!」
というキャラは歴代プリキュアに何人も居ましたが、

それと同じはずなのに・・・いちかは
誰ともかぶってない気がします。

人を撥ね付けるバリアを出しているゆかりに
簡単に接近できたのもこの勢いのおかげ。

ゆかりのキャラ描写・特徴は
いちかの元気さが引き出したんです。

たのしい!その上機能的!

元気っ子はそういう便利さがありますよねー。



これは単品でも面白いネタでしたが


ここでまで使うとは、
本当に隙が無いですよねー!



ひまり、あおいの特徴もちゃんと描いてくれてました。

特にマカロンを「美味しくない」とキッパリ言わせる役目を
あおいに振ってくれたところ。

よかったですねぇ。



゚・*:.:♪*・゜゚表情豊か=感情豊かということ・♯*:.。. :*・゜

物語が面白く感じられるのは、「人物の心を感じられるから」。
物語が詰らなく感じられたら、「人物の心を感じられなかったから」。

だと、私は思っています。(私個人の価値基準です)

前回、前々回が不満だらけになったのは、一言で言うなら
「尺の割りに心の描写が少なく感じたから」です。


そして今回のお話が感動的に楽しかったのは、
いちかとゆかりの心が存分に感じられたからです。

※  ※  ※

その指標になるものの一つに、「記事の一番最初に表示するカット」があります。
先週も今週も、どのカットをトップにしようかとても迷いました。

先週はトップに据えたいものが見当たらなくて。
今週はトップに据えたいものが沢山ありぎて。

元気に動き回る様子や

やさしい表情

憧れ

楽しさ

ギャグ

本気。

今回のお話には、これだけいろんなタイプの表情が見られました。

それだけ見所が多かった、楽しく感じられるところが多かった。
それはそのまま「満足度の高い一話だった」証になると思います。


全く予想外!
嬉しすぎる予想外な一話でした!


※追記

序盤、見た目と雰囲気はゆりさんに似てんなー
と思ったんですが、話が進むにつれ

「全然似てない」

いや、

「こんなキャラ見たことない!」

と感じるようになりました。


御し難いところはきららっぽいですが
それともまた違いますしねぇ。

面白いキャラメイクですねぇ~(´ω`*)


「猫みたいな子」って、言うのは簡単ですが
分かりやすく描くのはものすごく難しいです。

なのに、不満・不足どころか小さな疑問さえ見当たりません。

この見事なキャラ演出が無かったら
確実に大事故モンだったと思いますが、

それが分かっていたからこそ、今回の演出は
腕っこきにやってもらったんじゃないかと予想します。




きららとコンビ組ませたらなんか
面白くなりそうね。

【追記2】

先週の感想を読み直してみたら、あまりの落差に目を回しました。

今作の印象を「作品データベース」風に数字で表現するなら一話から順番に
「+3+3-3-3+3」

と言う感じです。両極端!

演出家さん毎の技量差が無調整のまま出ているように見受けます。
貝澤さんには申し訳ない話ですが、
黒田成美さんに監督の打診は無かったのかな?と思いました。

【追記3】

そうだ。音楽について語り忘れてました。
専門外なので印象でしか言えないのですが、
やはり主張に乏しいように感じました。

映像のハデさに音が負けているような。
「盛り上げたい場面のはずなのにイージーリスニングがかかってるみたい」
だと思いました。

・・やっぱり音量の問題なんでしょうかね?
うーん。こればっかりはサッパリわからない。

【追記4】

この話題をすっかり忘れてました。

おお、少ない少ない(´ω`*)
初代オールスターズを思い出しますね!

いや、DX1よりも二人少ないんですから・・・
これは面白いキャラクターの絡みや物語が期待できそうですね。




・・にしてもこざっぱりしてますねぇ。

「お祭り映画」の賑わいとしても、
これくらいの人数がちょうど良いように見えます。


そしてとりあえずはるはるに目が行っちゃいますね。
その隣ポジションをバッチリ守っているみなみさんもさすがです。

20 件のコメント:

  1. GOプリ以来の投稿をさせて頂きます。
    私も前回放送で今後が不安になったひとりですが、
    今回、録画予約のデータで脚本が坪田さんな事を知り、(絵コンテの黒田さん、演出の中島さん、作画の上野さんも込みで)「あ、これは大丈夫かも」と安心しておりました。
    まほプリでも女子心理の描写がとても上手くて、個人的にツボにはまったお一人だったので。
    予感が当たって本当に嬉しかったです。
    来週はメインライターの田中仁さん(Yahooの番組表で確認しました。これってネタバレですか?)
    よくある勘違いネタをどう料理してくださるか、楽しみです。

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  2. 今回は楽しかった!
    いちかがドタバタしているだけで単純に面白くて可愛いですね。
    野良猫に本気で挑戦して敗北する姿は桃園ラブさんを思い出しました。
    それも含めて、いちかが誰に似ているかと言ったらやっぱりラブかなあ。
    見た目もちょっと似てるし、お節介気味な所や意外とメンタル弱くてすぐガチ泣きするところとか。

    ゆかりのキャラも良かったですね。
    一見気まぐれでミステリアスなキャラなんですが、実は考えていること自体はシンプルだし首尾一貫しているんですよね。
    「私には出来ないことなんてない。だから毎日が退屈でたまらない」という。
    英語の授業の内容で大人にはネタバレしていましたが(笑)。
    それがなくても非常に分かりやすかったと思います。

    説明台詞も表情の変化も最小限にして描いたのも上手かったですね。
    努力しなくてもなんでも出来る完璧超人という「マンガの登場人物みたいな」キャラなのに、
    観ていて素直に感情移入できました。

    あと個人的にヘブン状態のペコリンはめっちゃ笑いました。

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    1. あ、ここにも同じことを考えている人が(笑)
      何って、いちかちゃん、何となく、ラブ兄貴に似てますよねぇ、変身前が特に。

      茶色系のくせっ毛ツインテール、全力崩し顔OKなギャク、ご近所や男子もOKな人なつっこっさ、等々。
      逆に一番の違いは、リアルな中2女子の恋愛要素(大輔)、中2とは思えない母性(沖縄回とか)かな。
      いちかちゃんは、中2というより、視聴者の幼女そのものって、感じですね。
      ここは大きな要素だから、似てるけど、二人が被る印象はないですね、ていおさんが言う通り。

      私にとって、ラブ兄貴が大好きなキャラでしたから、いちかちゃんも大好きになりそうですね。
      今年は楽しく1年が過ごせそうです♪

      まぁ、ていおさんにとっては、毎回、演出脚本にばらつきがあって、ジェットコースター気分で、
      気疲れする1年になりそうですが(笑)

      青山御大がハピの頃に、新聞のインタビューで答えてましたが、イマドキは、
      アニメ講座開いても、来るのは外国人ばかりで、日本の若者は全然来ないと嘆いておられました。
      大手の東アニの花形の絵描き職で、この有様なのですから、きっと、お話作りの人材不足は
      相当深刻なのでしょう。

      今までは、中堅実力者が過重労働でカバーしてたが、それも限界、育てるには修羅場くぐらせるしかないと、
      見る人の不評も覚悟で、新人を突っ込んできちるのかもしれませんね。

      東アニに限らず、どの業種でも、今の日本のモノづくりの現場は、似たようなものです(溜息)

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  3. 良かった・・・ゆかりが愛せるキャラでした!
    ていうかすごくわかりやすいキャラだと思いましたが・・・
    どこに受け入れられるか分からない要素があったんでしょう?
    これ絶対に女の子に人気出るだろうなぁ
    3話4話は何だったんだろう
    変身アイテムとなるマカロンもきちんと思い入れを描いてくれました
    しかし彼女たちほんとに正体バレ一切気にしないな!

    あきらは引っ越してきたご近所さん?
    ファーストインプレッションのイチオシはあきらなので次回すごく期待
    いい方のプリアラを見せて欲しい!

    そして最後の一分間クッキング、リアルねこマカロンがやたらと
    可愛くて・・・でも「マカロナージュね」の一言で済ませてしまうとはwww
    そこww重要wwwww
    これねだられたお母様方、頑張れ・・・

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    1. るりさんが先週仰っていた

      >そういう子ってよほど繊細にきっちり内面を描かないと「同性から嫌われる子」になって
      しまうからです。

      という言葉が視聴前からずっと気になっていました。
      今回のゆかりのキャラクター紹介の成否はそこにかかっていると思ったからです。

      結果は「お見事」でしたね!


      >でも「マカロナージュね」の一言で済ませてしまうとはwww

      私も授業で習ったっきりやったことないでーす(^q^)
      カスタードプリン⇒青アイス⇒シーニュ⇒マカロン。

      第5話にして急に難度が急上昇しましたね。
      ママさん大変だ・・

      削除
  4. いやー今回は大変素晴らしい。文句なしの大傑作でした。
    キャラの紹介見ただけで一発で難しいキャラとわかるゆかりを完璧に
    それも台詞ではなく画面から出る
    目で見て分かる映像という形で説得力を持たせ描ききったのは見事と言う他ありません。
    いちかとゆかりの対比も分かりやすくそれ故面白かったですし
    その自分と正反対な人間との出会いで変わっていくゆかりの変化の過程も丁寧に
    さらにとても魅力的に描かれていて素晴らしいの一言。
    ゆかり回として申し分ない1話になっていたと思います。

    それと個人的に特に良いと思ったのが
    今回もしっかりスイーツ(今回で言えばマカロン)にしっかり意味を持たせていたことですね。
    みんなで作ったマカロンはゆかりにとって
    「いちかとの出会いの思い出」であり
    「数少ない自分が上手くできなかったもの」であり
    「上手くできなかったけどとっても楽しかったもの」の象徴なわけで
    そうして何重にもただのスイーツに意味を持たせているからこそ
    それを守ろうとするいちかたちプリキュアと
    渡すまいとするゆかりの行動にも説得力と重みが出て
    だからこそプリキュアパートが「ただの予定調和的戦闘パート」で終わっていないのが本当に素晴らしいです。
    プリキュアというものには大層な意味や使命が必要なのかなと思っていたのですが
    キャラにしっかりとした行動理念さえあれば
    そんな使命だの何だのという小手先の設定は必要ないのだなと改めて勉強させられた思いです。
    (あと某作に足りなかったのはこれなんだなぁとも思ったりゴニョゴニョ…)
    とにかく前回見て不安もありましたがその不安を吹き飛ばす素晴らしい1話でした。
    坪田さんは毎年大変良い本を書かれる素晴らしい脚本家さんですね。
    今後もローテとして活躍していただけたら大変嬉しいなぁと思う次第です。

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  5. 視聴前はどうなるのかと思っていましたが…
    あぁ、良いキャラクターとお話だと思えました。

    > 序盤、見た目と雰囲気はゆりさんに似てんなーと思ったんですが、話が進むにつれ
    「全然似てない」いや、「こんなキャラ見たことない!」と感じるようになりました。

    多分、ここまで心持や表情を崩さずに描いたキャラクターがあまりいなかったんだと思います。
    過去作(自分が観始めたのはスマイルからですが)や他のアニメなら、もう少し早く、分かりやすく、親しみやすさを描写していたのではないかと。
    これからの展開で、完成されてるけどきまぐれなキャラクターのカッコよさを描き続けても良いし、
    実は苦手なことがあって、それを巡って人間味を描いても良いし(多分そうなっていくのではないだろうかと思いますが)、
    最終的にスマプリ43話のれいかさんばりに泣いてしまう展開があっても良いのではないかと思います。


    あと4話限定の話ではないのですが、今作だと初めて変身するときやアイテムを使うときのレクチャーや、
    プリキュアであることを隠したり、初めて見る不思議な生き物(敵側も味方側も)に驚いたりする描写が少ないのがちょっと気になっています。
    シリーズを見続けていると、お約束だから、で納得できてしまうのですが、
    自然な描写か?と考えると少し足りない気がします。あくまでも個人の感想ですが。

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    1. あ、今回5話でしたね。早くも私の脳内で4話無かったことになってました(笑)

      削除
  6. はじめて感想を書き込ませていただきます。よろしくお願いします。

    今週は黒田成美さんコンテ回ということで期待はしていましたが、それにしっかりと応えていただけた一話になりました。
    脚本の軸を理解し要所をしっかりと描写しつつ、楽しく可愛い絵を次々と入れて物語を捌いていく手腕には惚れ惚れしました。
    プリキュアでは百戦錬磨であり、田中監督も手本にしたと言われる彼女の実力でなければ難しい一話となっていたのかもしれませんが、それだけにゆかりの魅力をしっかり引き出した今回は、のちの各話スタッフにとっても良い手本となり、大きなリードを築いたと言えるでしょう。

    細かいところで言えば、ゆかりがいちかをウザミさんと呼んだ一言、これはスタッフの共通意識になっていて、のちのち彼女の問題点として扱われたりするのかもなと。
    1話から今回までいちかの行動には多少強引なところがある感じましたが、それが伏線となるのなら面白いなあと思います。

    できれば、監督さんにはしっかりとクオリティコントロールをお願いしたいのですが、それができる年は稀なようで、スタッフによって話の出来不出来がコロコロと変わるのは例年並みといった印象です。
    来週はプリキュアでは新しい方ということで、期待も不安もありますが非常に楽しみです。

    返信削除
  7. 新聞のラテ欄を見ていたら、「きまぐれお姉キュアマカロン」と書かれていて、笑ってしまいました。どうもこんばんは。

    今話は、第2話以来の快作だったと思います。
    いちかがゆかりに興味を持つ→ゆかりもまたいちかに興味を示す→いちかたちの楽しそうな様子に惹かれる→ゆかり自身もまた、スイーツ作りにやりがいを見出し始める→その様子に直感を受けたいちかがゆかりにスイーツを贈る……

    感情の流れ、スイーツを介した心のやり取り、申し分ない出来でした!
    ゆかりの気持ちの裏打ちをちゃんとしていることで、癖はあるけれどしっかりと共感できるキャラクターになっていましたね。

    個人的にはワクワクしながらオーブンの前で笑い合う中学生トリオを不思議そうに覗いているカットが印象的でした。
    まだ彼女たちを理解しきっていない、ゆえにこれからの仲の進展というか、成長の余地を感じさせる場面だと感じました。
    ……まぁ、一緒に嬉々としてオーブンの前にしゃがみ込むようなキャラクターになるかどうかはわかりませんが^^;


    少し不思議(疑問)に思った点を一つ。

    半ばムキになってマカロン作りに挑み続けるゆかりを材料が底をついたために引きとどめるいちかが、ゆかりが楽しそうにしていた、と評するのですが、「ん?楽しそうだったか?」と思ってしまいました。
    一人でボウルをかき混ぜている最中、ゆかりの目に影がかかっていて表情が見えないので。
    例えば、いつものどこか憂鬱そうな顔ではなく、真剣な眼差しで取り組んでいる、ということが画面に映っていれば分かりやすかったかな、と思いました。

    ドリームスターズ、いよいよ近づいてきましたね!
    私はNewstageから春映画を見始めたので、逆に少し寂しい気がしますね……
    勿論、その分ドラマの濃密さを私も期待しております!

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    1. 横から失礼します。
      >半ばムキになってマカロン作りに挑み続けるゆかりを材料が底をついたために引きとどめるいちかが、ゆかりが楽しそうにしていた、と評するのですが、「ん?楽しそうだったか?」と思ってしまいました。

      個人の想像なんですが、これは極端に表現すれば、
      いちか「続けるなら楽しいんじゃん?」
      ゆかり「初めて出来ない事にぶつかったから続けただけで、今は特に感情は無い」
      という二人の考え方の対比なのではないかと思いました。

      ゆかりは以前まではつまらないことばかりで「いちかという子と怪物退治は退屈しない」という、
      どこか受動的な動機でプリキュアを始めているようにも私は見えるので、
      この先の展開を通して「スイーツ作るのが楽しい」がゆかりの感情として見えるようになったら、
      素敵な物語になるのではないかと思います。

      削除
    2. じろらも様
      返信ありがとうございます。
      なるほど!(・ω・´)両者では行動に対する捉え方に温度差がある、ということかもしれませんね。

      削除
  8. ゆかりさん、良いキャラしてますねぇww
    プリキュアでは初めて見るタイプの人でした。

    美しくてみんなの憧れの的でなんでもできる大人っぽい女性。
    気まぐれでいつも退屈そうにしているし、
    なんだか近寄り難そうな雰囲気を醸し出している。

    でも!!!
    親しげに話しかけてくれる子にはちゃんと心を開く優しさがあり、
    なんでもできてしまうが故に孤独だった幼少期があり、
    上手くいかないことがあると少しムキになってしまうギャップもある。

    まさに弱点がキャラを魅力的にする典型的な例ですね。応用編と言うべきか?

    さらに、今回のすごい所は、
    ゆかりさんのキャラを説明するのに「セリフに頼っていない所」
    口数の少ない性格のキャラだからこそ、喋らせずに感情を表現する必要があったとも言えますが…
    今回は本当に素晴らしい回でした。
    視聴開始時に携帯をいじっていたのを後悔してしまうほどに……

    返信削除
  9. 先日初めてコメントした時に5話の感想もコメントしますと筆不精なのに調子に乗って言ってしまったので今回もコメントさせていただきます。
    5話は30分クスクス笑い続けて見ていました。
    爆笑はしませんでしたがギャグのオンパレードが面白かったです。
    そんな中で私はゆかりさんよりもいちかちゃんの言動に自然と目が向いていました。
    猫がきっかけでゆかりさんといちかちゃんたちは出会いました。
    その時はあまり会話もなく別れました。
    いちかちゃんひまりちゃんあおいちゃんが雑誌に載っているゆかりさんの記事を見て感想を言いました。
    ひまりちゃんは 何でも出来る美人と言いました。
    あおいちゃんは マンガの中の人みたいと言いました。
    いちかちゃんは うーん?と言いました。
    私はいちかちゃんは すごーいとか言うと思っていたので何故 うーん?と疑問気に言ったのか不思議に思いました。
    そのあと道でいちかちゃんとゆかりさんが偶然会って話をしました。
    何でも出来て美人なゆかりさんに学校の生徒や街の人たちは表面上の笑顔で遠慮がちに接しているのですがいちかちゃんはざっくばらんに接しました。
    ざっくばらんと言っても年上のゆかりさんへの礼儀はちゃんとしています。
    ゆかりさんはそんないちかちゃんのありのままが気に入って一緒に街に遊びに行こうと誘ってふたりで街に行きました。
    ゆかりさんは洋服選びもクレーンゲームも完璧です。
    今日は楽しかったと言って別れようとするゆかりさんに対していちかちゃんは本当に楽しかったですか?と聞きました。
    いちかちゃんのこの質問と雑誌を見た時の うーん?と言った言葉が私の中で繋がりました。
    何でも出来てしまうゆかりさんは満足感はそこそこ得られているかもしれないけど楽しい思いを余りしていないのではといちかちゃんは感じたのだと思います。
    いちかちゃんはゆかりさんにスイーツ、マカロン作りをやってみませんかと誘い作ることになりました。
    さすがのゆかりさんもマカロン作りは簡単にいかなくて失敗をくりかえします。
    ゆかりさんは完成させるために必死にマカロンを作ります。
    その一生懸命なゆかりさんを見ていちかちゃんは ゆかりさんをもっと好きになった スイーツ作りって楽しいですよねと言いました。
    その言葉にゆかりさんはハッとさせられました。
    ゆかりさんは何でもそつなくスマートにこなしそれが容姿と相まって皆から注目され称賛されています。
    ゆかりさん自身もある時期までは外見の美しさと目的達成だけに心を奪われていたのだと思います。
    でもいつしかそんな日々に退屈と寂しさを感じるようになっていたのだと思います。
    ゆかりさんはいちかちゃんから外見でなく焦ったりムキになって一生懸命になっている感情や心の部分も好きと言われました。
    それと失敗しても目的達成までの工程も楽しいですねと言われた時にマカロンを作っているひとときに退屈と寂しさから少し解放されて楽しんでいる自分がいたことに気づいたのだと思います。
    私が30分笑って見ていた中でそういうところがとても感動しました。
    そうは言ってもこれからもゆかりさんは外見の美しさにはこだわり続けるでしょう。
    それにいちかちゃん自身が工程の苦労を楽しいとばかり言っていられない時もあるかもしれません。
    どんな展開でも私はプリキュアが大好きだから見ていて楽しいです。

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  10. 今回はずっと釘付けでした。面白かったです。

    ゆかりは何でもそつなくこなしているのに退屈そう、逆にいちかは不器用で失敗の連続なのに楽しそう、二人の対比がしっかりと描かれていて、徐々にゆかりの心がほどけていく描写が丁寧でした。

    ゆかりはそれほど台詞がありませんが、いちかとの対比や表情・雰囲気のちょっとした変化で、ゆかりは何でもできてしまうが故の孤独や退屈を感じていて、マカロン作りに失敗したことで壁を乗り越える楽しさを知って喜ぶようになったのがよくわかりました。
    ゆかりのミステリアスな美人という外面を損ねることなく、内面を掘り下げていく表現が素晴らしかったです。

    戦闘中、いちかに「好き」という告白も、それまで「嫌いじゃない」と連呼していたからこそ活きる言葉で、全体を通して地道な演出の積み重ねが効いてますね。

    ただ、いちかとゆかり、二人の交流がメインだったとはいえ、ひまりとあおいの印象が薄すぎた気がします。これからの展開に期待するしかありません。
    また、ペコリンが喋ったのに驚くのは当然としても、ペコリンの耳が光っているのにゆかりがノーリアクションなのはちょっと気になりました。細かい演出が良かった分、余計に気になりました。

    次回はいよいよキュアショコラが登場のようです。
    ラストの僅かな出演だけで強烈なインパクト、気になります。

    返信削除
  11. 素晴らしい回でした。
    ゆかりさん、気品漂う古風かつ妖艶な美女で素晴らしい。
    ジャズブルース調の登場BGMもハイセンスで素晴らしい。
    変身シーンや戦闘シーンのBGMはジャズサンバ調?昭和歌謡風?という感じで素晴らしい。
    なんとなくルパン三世を思い出し、なんとなく峰不二子を思い出す感じです。
    育ちが良くて品の良い峯不二子みたいな雰囲気で素晴らしいなと。
    (あとはキューティハニーとかキャットウーマンとか山本リンダとか・・・)
    ただ、ゆかりさんのBGM、格好良すぎて、
    ゆかりさんの曲以外、未だまったく頭に入らず記憶にないという有様です。
    あと、物の考え方が某漫画に出てきた、某天才キャラ的というか、
    才を持て余す天才という、過去のプリキュアに似たタイプが一人もいないので、
    この人、最終回付近で寝返るんじゃないかという危うい雰囲気も素晴らしいです。
    こんな素敵なキャラクターを日曜の朝から観られるとは、
    プリキュアはまだまだチャレンジ精神に溢れてるなと思いました。

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  12. あ、変身シーンのBGM、
    冒頭部分はキャラそれぞれをイメージした別アレンジになってるという事に、
    今気づきました;

    返信削除
  13.  今回は視聴しながら「うまいなぁ~」などと思ってしましました。
    ゆかりさんは女児にとって「本心をはっきり言わない」「何でもできるがゆえに退屈」という、
    いささか理解しがたい設定だと思います。

     それでも、ちゃんとゆかりさんの心の内が分かるような描写がされていましたね。
    特に、いちかの特徴である「何でも上手くできないけど、面白そうにやる」という振る舞いの
    対比は、分かりやすかったです。彼女の「大変だけど、ちょっとずつできるようになるのが面白いんです」
    というセリフは、女児を強く意識したものなのかな。

     ゆかりさんは他にも、上手くできないことにはムキになってしまうところが可愛かったです。
    また、私は野良ネコと仲良くなりたいので、どうやったら猫を手なずけられるか教えてもらいたいですな。

     ゆかりさん以外で言えば、いち・ひま・あおの三人の表情がコロコロ変わるのが面白かったです。
    あおいがツッコミポジだというのが意外。


     ・・・最後に、まだ誰も書いてないから書きますが・・・、
    ゆかりさんって変身するとおっぱいが大きくなるのな!
    戦闘後の横からのカットがいいぞ!

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  14. プリアラのテーマの一つ「大好き」

    1話から今回に至るまで、キャラクター各々の「大好き」を
    それぞれのキャラクターらしさを前面に押し出して描いていますね。

    天真爛漫で表裏のないちかの大好き
    周りが見えなくなるほどのめりこむひまりの大好き
    熱い感情をストレートに叫ぶあおいの大好き
    そして、退屈だった毎日からやっと見つけたゆかりの大好き(まだ好きレベルですが)

    この「大好き」を描くにあたって、表面的な(ある意味記号化された)らしさだけでなく
    そこにキャラクター各々の感情がしっかり描かれているから
    キャラクターが生き生きとしていて、そして今回はそれが特に顕著だったと思いました。

    今回は主題を上手に引き立たせる脚本と
    脚本を盛り上げるための演出(コンテ)の両輪がとても上手く回っていて
    心に引っかかることもなくスッと入ってきて、とても心地よく視ることができました。

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  15. 中2になる愚息と鑑賞中「ゆかりさんって、高校二年生。千歌ちゃんと同い年なんだよw」と話しかけたら、本気で驚いてやんの。
    「ホント?!つか、にこにー先輩より年下なの?!!」だってwww
    「こっち(いちか達)の方が、同い年っぽい」とも。
    幼児から見れば高校生はトンデモなく大人に見えるし、大人視聴者からは若く見える。
    対象視聴者が違えば描き方が異なるのは当然なのですが、「主人公」の絵柄や行動(見た目の年格好。幼さと言うのが近いか?)は、番組内設定年齢に関係なく似通って居るように思えます。「純真で好奇心溢れるキャラ」という型なのでしょうか?浅学にして自分が知る所ではありませんが、方法論・演出論的に確立されている物なのかもしれません。ちょっと興味を引かれました。

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