2017年4月13日木曜日

折りたたみ自転車nanooレビュー


普段アニメレビューを専門にしている当ブログですが、
今回は折りたたみ自転車のレビューをしたいと思います。

検索でここに辿り着いた方の、自転車選びの参考になれば幸いです。



※  前書き  ※

私は自転車の面白さに気づいてまだ1年もたっていないド素人です。


クロスバイクを購入して暫くは、近所と決まったコースを走るだけで満足していました。

家の近所でも気づけなかった裏道や面白い景色に出会える上、
行動半径が格段に広がった事が感動的に嬉しかったです。
(楽しさと駐輪スペースの関係で、原付よりも行動半径が広いです。)


が、それも毎日続けると刺激がなくなってくるというもの。
大好きな場所へ通うルートも一番早くて安全なコースを見つけてからはそればかり。


「知らない街、知らない景色を走ってみたい。」


それが、私が折りたたみ自転車に興味を持った理由でした。


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜


色々検索をして自分の心(と予算)に最も響いた車体がnanooでした。


携帯性・カッコよさ・走行性能・乗り心地・・
全てにおいて最高を目指すならBROMPTONなのだろうなと思います。

走行性能とコスパを考えるならDAHONなのでしょう。

XBikesPECO、5Linksもとても魅力的でした。


だけど、自分がどれだけその道具を利用するかは、使ってみなければ分かりません。


どれだけ使う機会があるかどうかも分からない道具にいきなり20万円~なんて
出せるわけもないでしょう。
BROMPTONは、大金持ちになったら買おうと思います。(見込みは無いけど)


かといって、見た目が心に響かないものを買っても
やはり愛することなど出来ないと思います。
DAHONは折りたたんだ佇まいがどうしても好きになれませんでした。
(オーナーの方、ごめんなさい。展開時はカッコイイと思います。)


私にとって、価格とデザインどちらも魅力的だったのがnanooだったのです。
この記事を書いた時点での走行距離は300kmほどです。


゚・*:.:♪*・゜゚乗り心地・♯*:.。. :*・゜

【安定】
変わった見た目をしていますが、非常に乗り心地がよく
クロスバイクよりも安定します。
超低速でもフラつきません。
(狭い路地でヨボヨボのおばあちゃんの背後を進まねばならなかった状況でも
乗車姿勢を崩さなかったほど)



【加速】
低速で安定することも手伝って、停止状態からの加速がとても楽かつ早い!
障害物と信号と段差の多い街中ではこの機敏な加速性は
クロスバイク以上に快適でした。
(広い道や車道に出た瞬間あっという間に置いてかれますけどね)



【速度】
巡航速度20km/h。リラックス状態なら15km/hと言うところでしょうか。
サイクルコンピュータが付けられないのでstravaで計測した数値ですが。

3段変速のママチャリよりすこし早い程度です。

ただそれでも上記のとおり加速が非常に早いので、
ストップ&ゴーの多い街中ではその差は圧倒的に開きます。

▲こういう路地では車体が小さいこともあり非常に快適。
nanooが本領発揮するのはこういう道。

【負担】
休憩なしで33km走ったのが現在の最長記録ですが、
お尻が痛くなることはありませんでした。
そのときもまだまだ走れそうだと思ったものです。
タイヤが太くて空気圧が低いからでしょうか、ショックをあまり感じません。

短距離・街中を走るのに向く車体ですが、
時間さえ気にしないなら長距離もいけると思います。


゚・*:.:♪*・利点゜゚・♯*:.。. :*・゜

nanooを使っていて気づいた利点を書いていきます。

【変速機】
シフターがグリップではなくレバー式であること。
これでこまめな変速を容易にできるので、障害物の多い街中を
より快適に走る事が出来ます。


【泥よけ】
折りたたみを選ぶ上で絶対欠かせないと思っていたのがフェンダー。
旅先で雨に降られたりしたら悲惨なことになってしまいますからね。
ただし、長さが足りないくてほんの僅かに後輪が水を除け切れません。

なので、自作のエクステンションをポーチに入れて備えています。
ダイソーのクリアファイルを切っただけなので元手は10円です。


【折りたたみ】
やはり畳んだ状態で転がせるのは便利です。
展開は慣れれば10秒で出来ます。
このギミック感と畳んだ状態の機能美を感じる佇まいは
見慣れて尚嬉しい気分になります。


゚・*:.:♪*・欠点゜゚・♯*:.。. :*・゜

【自立が不安定】
スタンドが小さいせいで、地面が斜めだったり風が吹いたりすると
簡単に倒れます。

輪行時、電車の中では常に壁と自分の体で車体を支えていないと不安になります。
ベルトでフレームと手すりを固定してみたところ
安定はしてくれましたが・・万が一を考えるとやはり離れられません。

BROMPTONやDAHONのように折りたたんで重心が低くなるものや
5Linksのように自立する上輪行バッグに専用の手すりベルトがついているものが
うらやましくなりました。

近場ならともかく、遠距離の輪行となるとやはりBROMPTONの方が
快適なのでしょうね・・・


nanooが大好きですが、唯一にして最大の不満点がこれです。



゚・*:.:♪*・゜゚総評・♯*:.。. :*・゜

nanooはハッキリ言って遅いです。

小さくて太くて空気圧が低いタイヤですからスピードの伸びはないし、
ロード・クロスバイクのような「地表すれすれの空を飛ぶような感覚」はありません。

だけどこれを買って以来、私はクロスバイクよりもnanooの方が乗る機会が多いです。


nanooは、乗っていて楽しいんです。

楽しすぎて、それが言葉になって出たことも何度もあります。

クロスバイクだってすごく楽しいし大好きなんです。
だけど多分、「楽しい」の意味が違うんだと思います。

ロード・クロスバイクの楽しさは、スピード・疾走感だと思いますが
nanooの楽しさはそれとは全く違うところにあります。


それは低速でも安定することと、加速減速が非常に機敏なお陰で
「歩きよりも遅く進めるところから、2秒で時速20kmまで加速できる」事。

いわば徒歩に近い感覚で自転車のスピードを得られること

なんじゃないかと思っています。

それが、街中を見物しながら走り回ることを快適に、
楽しく感じさせてくれるんです。


現に、
nanooで広くて長いサイクリングロードを走りたいとはこれっぽっちも思いません。
そう言う場所ではDAHONが羨ましく思うに決まってます。

だけど、周遊バスが走っているような観光地や
都会観光の足として使うなら・・・それを想定するだけで
ワクワクがとまらなくなります。
▲実際、東京観光はとても楽しかった。

※  ※  ※

最初に「行動半径」の話をしましたが、
気軽に輪行が出来る自転車は駅ごとに行動半径を設定できる

ので、行動半径が自宅に縛られることもなく
電車賃さえ持てば帰りの体力は心配せず好き勝手走り回れる!

と言うのがこのタイプの自転車の魅力です。

※  ※  ※


BROMPTONよりもずっと安く
輪行の楽しさを体験することが出来るのですから、

私のようなビギナーが最初に手を伸ばす入門機として、
nanooは私にとってベストバイな一台でした。

▲折っても展開しても愛嬌があるデザイン。



これは小径車全般に言えることでしょうけども、
 駅前や繁華街・商店街のような人通りの多いところでは
この縦幅の狭さ・取り回しのよさは非常に重宝します。


700cバイクとキックスクーターの中間
いいとこどりというイメージです。

しかしこんな小さなタイヤでママチャリより早いとか
30km以上走れるとか信じられませんね。


そのイメージと実力のギャップもまた魅力だと思います。

自転車屋さんが「傑作」と言う理由が分かります。




昨日の日比谷公園。

▲偶然見かけた怖いもの知らずな方々。


「ビルでっかいなー」「どこまで行ってもビルずら」
などとキョロキョロ景色を見回すなら実に快適な乗り物です


「あっ!」と思ったらすぐにカメラを構えられるのも
「遅い」「加速が早い」ゆえです。



大好きなカメラを提げて自転車に乗ると楽しさ倍増です

秋葉原の刀削麺屋さん。

このせまーいカウンターにも折りたたんで持ち込める。
自転車を置ける場所さえ無いお店にも立ち寄れるのが
嬉しいじゃありませんか。

盗難の心配もなし!

※  ※  ※

少し話が変わりますが

5Linksの試乗をさせてもらいました。

このレビューも近々したいと思います。
実は未だに心が揺れているほどにこれまた
ステキな自転車でした。

4 件のコメント:

  1. おおお、折り畳み小径車ですかー。たしかに公共交通機関が普及している都市部では便利かも。そう言えば写真も撮られるんでしたよねー。
    私は田舎住まいなので趣味の自転車も長距離移動に主眼を置いたロードバイクになってしまうんですが、ロードバイクだと良い景色に出会っても停まるのが億劫で、ついつい「心の目に焼き付けておこう」と言い訳して通り過ぎてしまいがちです。小径車はホイールが小さいがゆえに機敏にゴーストップできるという特徴があるんですね。しかも折り畳みなら店内に持ち込めると。ロードバイクは盗難が心配なのでコンビニの入り口あたりに停めてチラチラと確認しながらパンと水を買ってすぐ戻るという食事がメインです。そもそも走行ルートにコンビニくらいしか補給箇所がないので他の選択肢もないんですが。街を散策するための折り畳み小径車。いいですね。ちょっと憧れます。どうぞ自転車を楽しんでください。

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    返信
    1. 私も実家に帰ったらロードバイクじゃないとイヤですねー・・
      ・・nanooを普段の足には出来ませんね。

      ただ、ローカル線に持ち込んで普段降りない駅で降りて無計画に走り回るのも
      すごく楽しそうだなーとは思います。
      駅までの行き返りにも使える、というのも非常に便利です。

      削除
  2. 車輪が小さいと段差を乗り越えるのが大変
    段差の衝撃でシャフトが折れて怪我をした事例もあります
    段差には気を付けてくださいね
    出来れば、ロードを輪行袋に入れて行くのが良いと思います

    車輪20インチは欲しいですよねぇ
    私が欲しくて高いので我慢しているBd-1・・
    前輪のスプリングが衝撃を吸収して楽に走れます

    返信削除
    返信
    1. ええ、家の前のなんてことな段差でさえ抜重が必要です。
      路面状態に気をつけるのはどの自転車でも変わらないので気になりませんが。

      nanooには標準装備で輪行袋がついてます。
      車掌さんに注意されたくないですし、ルールですから
      必ず袋に入れています。

      BDー1もすごいらしいですね。
      色んなレビューを読みましたが、どんな乗り心地なんでしょうね・・・

      削除

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