2017年7月19日水曜日

アイドルタイムプリパラ#16「あの地獄にさよならを」

脚本:ふでやすかずゆき
絵コンテ演出:国崎友也
文字数1272【賛】

なん・・・か不思議な感じでしたね。色々。



まず、ミミ子は中ボスORラスボスとして、その心情変化が見られるときというのは
物語の一番大きなクライマックスになるものだとばかり思っていたので

こんな中途半端なタイミングで片付けられて終了、
というのに肩透かしを食らった気分です。


いや、確かにらぁらとゆいの絆がそこそこ深まってきた今だからこそやれたドラマだし

ミミ子の事情もよーくわかったし、納得できるものだったし、

説明台詞を多用せざるを得ないシークエンスが長く続いたのに
退屈しないどころか引き込まれるほど演出がうまかったし


・・結果としては関心しきりだったのですが。

▲不思議なカットイン。進行のリズム。

テンポよくギャグをやりつつ


マジの感情描写を挟み込む。

楽しく、退屈しないうちに、いつの間にかミミ子の真面目な感情が
理解できてしまいます。

人気者のあろまもしっかり活躍してましたね。

・・・ニノがその分割を食ってますが。
そういう方針なのでしょう。こりゃもうしょうがないのでしょう。


あろまは尻にソックタッチでも塗ってるのか。
スカートの前部分はスリットでも入れてなきゃ
そんな風にはならないし。

悪魔なら布っぺらの重力を操ることなど造作もないことでしょうが・・



・・こんな無茶するくらいなら立て膝なんてポーズにしなきゃいいのに。


それでも立て膝のポーズにするなら描くもの描いてくださいよまったくもう;y=ー(゚д゚)・∵. ターン

あとは、印象的な絵が多かったのも
説明台詞と感じる暇がなかった理由のひとつでしょうね。

プリパラの演出家はギャグとシリアス、どっちもハイレベルでないと
務まらないんでしょうな。

「全員土田豊級」みたいな恐ろしさを感じます。
・・あれ?この話前もしたっけ?

  
▲・・・・・・・・・

うわ・・真面目なシーンなのに超フザケてる・・すげええ・・・


微笑みながら「恨み」を歌うアイドルって斬新。



というかどうして・・・

どうしてそんなモンスターに憧れたのだ!
そいつ途中から人間語しゃべってなかったじゃんか!!!

▲これまた・・・

理由は些細なものでしたが、
子供ってそういうもんだよな・・と納得できてしまいました。

ずいぶんと手際のよい部分でしたが、
こういうドラマはテキパキやって、その分
ゆいxらぁらコントに時間を多く割いた・・ってことなんでしょうね。


詩子ちゃん・・・

もうこの子が出てくるだけで笑ってしまいます。
すごいなこれ。考えた人どうかしてるわ。

「強引につれてきた」
というシーンではありますが、この過程にはみんなの
「ミミ子にわかってほしい」「アイドル、友情のすばらしさを伝えたい」
という想いが入ってるんですよね。

だからこそ、ミミ子の心に歌が届いたのだと思います。


※  ※  ※

しかしどういうつもりなんでしょうね?

ミミ子がいなくなったらこの先の物語の軸は?
目的は「パパラジュクプリパラを盛り上げる」しかなくなってしまいました。

クライマックスに向けた筋書きは一体どうするんでしょう?


そもそもこの流れは予定通りだったのでしょうか?
私にはなんだか急にミミ子が退場させられたように見えて仕方がないのですが。

これまでさんざっぱら続けてきた前フリと今回のドラマは
釣り合いが取れているとは思えません。

作者がこの先に向けてどんな主張・物語を仕込むのか?


非常に気になりますね。

この作者がそこをぬかるわけがない、
と信じているからこそ興味津々です。

※  ※  ※

あ、演出はすごく上手い!と思いましたが
サブタイを最後に持ってくる事にはそれほどの効果があるとは思えませんでした。

あまり気にする事でもない部分だと思いますが。

8 件のコメント:

  1. 人形浄瑠璃2017年7月19日 12:32

    某所では旅にでたミミ子がトリコロールをバックにつけて戻ってくるんじゃないかとか言われてますよね。

    強敵になる為の一旦退場かもしれませんよね。

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    1. これでサヨナラなんて事はこの作者に限ってはありえないでしょう!
      エーコちゃんやとちおとめラブちゃん、安藤でさえ隙あらば活躍の場を作ってくれた人たちですから。

      トリコロール説、さもありなんですね。

      削除
  2. https://twitter.com/SHINOHBA/status/887284166500405248
    上にタカラトミーアーツ アミューズメント事業部 プロデュース課 アソシエイトマネージャーの
    「大庭晋一郎」さんの個人的なtwitterのリンクを貼りました。
    以下は引用になります。
    「ただただ誤解を招かないために言っておきます。
    キャラの出入りの演出に外的な要因が入る事はありません。
    全て最適化された構成で決まって行き全てに意味があります。
    我々はそんなオーダーも出さないし制作のみんなもプロとしての仕事をしています。#pripara」

    子供向けアニメがBD/DVDなどの売上に寄らず一年を通してのびのびと制作することができることはご存知かと思われます。
    そのため深夜枠の一般向けアニメより余裕があり、
    故にここ数年の子供向けアニメの脚本・構成の質は目を見張る成長を遂げていると感じています。
    前シーズンまでの『プリパラ』も例外ではなく、各シーズン毎に核となるドラマを設けながら展開させられていました。

    今年よりスタートした『アイドルタイムプリパラ』では、
    私自身はそれまでプリパラが扱ってきた要素のうちの「多様性・ジェンダー」を強く彷彿させるものが多く感じられました。
    衝撃を受けた「男子プリパラ・WITH」はもちろん、虹色にのちゃんの造形は「レオナ・ひびきのマツゲ」の件を考えても
    意図的にデザインされたものだと思っています。彼女は女の子であることには変わりませんが、私は彼女に対して
    「男装の女の子や中性的な女の子」とは違った、性を超越した魅力を感じました。
    (彼女が師事するであろうドレッシングパフェには、制作側の「性を超えろ」というテーマ性を強く感じられます。)

    今回 キーキャラクターを演じた地獄ミミ子ちゃんは、
    これまでのプリパラのキャラクターにはいない顔立ちをしており、
    ヘイトを稼ぐのにはうってつけのキャラクターでした。
    ですが、キャラクターが不感を買う場合に必ず伴うのが、
    その人物にとって「恥ずかしい」と感じるほどの背景の掘り下げです。
    (紫京院ひびきの例を挙げると、彼女にとって捨て去りたいと思っているであろう
    くるくるちゃん時代の過去がこれに相当します。)
    そしてミミ子は今回の話で、彼女はその昔、アイドルに憧れていることが明らかになりました。
    才能に嫉妬を買われ、描写はありませんでしたがひどいイジメに合わされていたのでしょう。
    ミミ子さんがプリパラの無いパパラ宿に送られたのも、
    回想から理解者であったと読み取れる彼女の両親が「アイドルを目指す女の子がいないところへ」と
    ババリア校長に託したからでしょう。
    これらは一視聴者の想像・妄想の類でしかありませんが、ババリアが事前にゆい達と和解したことで
    なんとなく読み取ることができることだと思います。

    そして、ゆい達のライブを強制的に見せられ、
    しまいこんでいた過去を思い出した地獄ミミ子をどう動かすかとなると、
    「成長の機会」を与える以外ほかありません。
    この成長の機会はアボカド学園にはありません。だから旅に出たのでしょう。
    素直に育った幼少期は可愛らしい表情をしていたので、いつかプリパラアイドルとしてデビューできるほどの
    女の子になって戻ってくるのかもしれません。(森脇真琴監督らのtwitterでの発言や、キャラクターを大切にする
    プリパラスタッフのスタンスを見るに地獄ミミ子が戻ってくることは確実と言えます。)
    メタ的な要素も含めれば、ジュリィなどを演じた上田麗奈を地獄ミミ子に当てた理由は多分にあると思われます。
    そうでなくても設定として「耳がよく、音感やテンポが取れる」彼女は、プリパラアイドルに必要な「トモダチ」です。

    そして、地獄ミミ子やババリア校長だけがゆい達を脅かす存在ではありません。
    先に述べたように、「WITH」というより「夢川ショウゴ」は、地獄ミミ子以上に聞き分けがならず
    ただただ妹の夢や活躍を言葉で否定しています。
    これまで『アイドルタイムプリパラ』で、夢川ゆいちゃんの「夢(=プリパラアイドルとして活躍すること)」を
    真っ向から否定してきたのは、夢川ショウゴくんくらいです。
    地獄ミミ子もババリア校長も「アイドルになってはいけない」と規則を押し付けるだけで、
    彼女の夢自信を否定することはありませんでした。
    これにはショウゴがゆいの兄であるという、非常に近い存在であることが理由に挙げられると思います。
    一緒に育ってきたきょうだいが、互いの夢を罵ることがあるのはよく見られることです。
    彼になんらかの目的があって妹の夢を否定していたのかはわかりませんが、
    幼少期はゆいの方がマウントが取れていた事実から、ずっとアイドルにユメ憧れていたゆいに
    「女の子はアイドルデビューできないパパラ宿で
    男の子アイドルとしてデビューして現実を見せてやる」みたいなことも想像に難くありません。
    彼らの過去の掘り下げが少なく断言はできませんが、WITHが最初期にイメージビジュアルとして
    公表されたというのに活躍が少なく、ショウゴが不穏なことばかり言い続けていることが気になります。
    この兄妹間の問題をアッサリ解決されても、女児向けアニメとして意味もなく軽率に男性を登場させた業が
    指摘されてしまう可能性は高いです。

    以下、3DCG班の主要スタッフである乙部善弘の画像付きの発言(twitterより)です。
    https://twitter.com/otudane/status/882811305626873856
    モーションキャプチャーに協力していただいたのが男性ダンサーということから、
    ダンプリ関連の話題がこの先あるのは確実であり、彼らの3DCGライブが放映されるのは間違い無いのでしょう。
    現在手持ちになく完全には引用できませんが、
    公式ファンブックでも「WITHがゲームのプリパラに!?」という旨の小さなお知らせが表記されていたことから、
    彼らが晩夏から動き出してくるだろうことがわかります。

    さらに、先に発売されたアイドルタイムウォッチでは、「セレブ・プレミアム」タイプのジュエルを読み込むと
    ビジュアルも名前も公開されていない新キャラクターが2人ネタバレされてしまうことが起きています。
    一人は「ゆい(1)、に(2)の、み(3)ちる」に続く「4」が名前に入った女の子であり、
    もう一人は最近ようやく動き出したキャラクターである「ファララ・ア・ラーム」と同型のボーカルドールです。
    7月に発売されるおもちゃに出てきたということから、秋頃に本格的な発表がされるアイドル達だと思われます。
    「4」の子がトリコロールに師事することになれば、チームで派閥ごとの争いはさらに盛り上がるのでしょう。

    この先、幾度となく主人公の道に立ち塞がってきたボーカルドールと似た存在であり、
    システムに登録されていない存在である「ファララ・ア・ラーム」の動向も気になります。

    ミミ子達がゆい達に試練として掲げてきたのは困難な道であった「パパラ宿のプリパラを盛り上げること」ではありますが、
    それは今週放送分のライブでメガ姉ぇ以外にもたくさんの観客がいたことが順調であることを示しています。
    ミミ子自身にも変える・変えなくてもいい部分はあり、それを見直してもらうために一旦退場させたのでしょう。
    思えばプリパラ第1シーズンではこの時期はシオンがみれぃに立ち塞がった頃であり、
    シオンが実質的なボスキャラクターでは無いことは明らかでした。


    「プリパラ・らぁら」としての壁である「み〜んなトモダチ」の困難さ、
    「アイドルタイム・時間」としての壁である「アイドルウォッチ」や「ファララ」の謎、
    「作品の要素にある多様性としてのジェンダー」としての壁である「WITH」「夢川ショウゴ」、
    まだまだ夢川ゆい・真中らぁらにこなしてもらうべき課題はたくさんあります。
    新参者の虹色にの・幸多みちるも掘り下げながら前作のキャラクターと関わり、成長を見せていかなければなりません。

    以上が私の現時点での『アイドルタイムプリパラ』に対する見解になります。
    一個人の意見ですが、考察や感想としての評価・判断の際に参考としていただければ幸いです。

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    1. 熱いッ!ああっつ!!Σ(*゚Д`;)

      アツいコメント恐れ入ります。ありがとうございます。

      >我々はそんなオーダーも出さないし制作のみんなもプロとしての仕事をしています

      それは覚えておきたい言葉ですね。
      「このキャラは引っ込めろ」見たいなことはなくとも、様々な戦略的オーダーから
      監督らがやれる範囲で出したり引っ込めたりを考えてるって事なんでしょう。


      ・・・しかし、それにしてはやはり唐突だったとおもいます。
      もちろん再登場を見据えての一時退場でしょうけども。


      あとは本文にも書いたとおり
      「作者を信用しているからこそ、どういうつもりなのか興味津々」
      ということです。

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  3. 奇しくもプリパラもプリアラと同じく、駆け足が拭えない前半の山場だったように思いました。

    推察するに、こちらもゲーム等の諸々の都合で
    これからはファララのお話に入っていくための展開上やむを得なかったのでしょう。

    駆け足にならざるを得ないとしてもその中で
    プリパラはプリパラらしい楽しませ方をしてくれたと思いますが
    ただ、私としてはそれを割り引いても良い評価をすることはできませんでした。

    今回、最後にミミ子が旅に出て自分を見つめ直す形で一旦締めとなりましたが
    これが無ければ、私は恐らく最低の評価をしたと思います。

    それは、かなり強引な形でプリパラに連れて来られた上
    そればかりか、逃げられないように抑えつけ、強制的にステージを見させられた描写
    一見、プリパラ特有な過剰なギャグ描写ではありますが
    これって、見方を変えればかなり危ない事だと思ってしまったから。

    もちろん、ミミ子を押さえつけたりした皆は、ていお様が述べられているように
    >「ミミ子にわかってほしい」「アイドル、友情のすばらしさを伝えたい」
    という純粋な善意であることは疑う余地もないのですが、これが

    「自分が好きなものは他人も好きなはず」「本当の良さが分かってないから私が教えてあげる」
    と、自分の趣味を他人に無理強いしようとする者や
    「教祖様はとても素晴らしいお方なの」「あなたにもこの素晴らしさを分かってもらいたい」
    と、純粋な善意で強引に勧誘し、教義に染めようとする団体員の姿に重なって見えてしまいました。

    もちろん、販促上、アイドルに憧れることを否定しづらい面はあるとは思いますが
    「誰だってアイドルになれる」と多様性を受け入れてきたプリパラの価値観が
    「アイドルを認めない価値観は認めない」と
    偏った価値観に見えかねない危惧を抱いてしまいました。

    ミミ子もアイドルを夢見ていた時期があり、過去のトラウマがアイドル憎しになっていた
    (定番のロジックではありますが『大好きの裏返しとしての憎しみ』も奇しくも同じですね)
    という事情は今回の駆け足の説明で理解はしましたが

    そこに至るミミ子の気持ちの積み重ねについては、「何か事情があるな」とは匂わせても
    夢を思い出して涙し、トラウマの解消に向けての描写の積み重ねが不足していたことや

    何より、ババリア校長はミミ子を心配していた描写はあったものの
    らぁら達には『ミミ子のためを思っての行動』と思える描写が決定的に不足していた事が
    件のシーンで理解よりも嫌悪が先立ってしまった一因でもあります。

    それゆえ、最後にミミ子が自分を見つめ直す旅に出る行動により
    「まだ自分の心の整理ができていないんだな」と、描写不足を補う処置をした事と
    『他人に強制されるのではなく、最後には自分で考え、結論を出す』
    という選択の余地を残してくれた事が救いでした。
    今後、ミミ子が心変わりをするのではれば、納得の行く描写を期待したい所です。

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    1. >純粋な善意で強引に勧誘し、教義に染めようとする団体員の姿に重なって見えてしまいました。

      あ!それですわ。
      私があのシーンから一瞬感じたけど気にせず流した違和感の正体は。

      「聞く耳持たないミミ子に一瞬でも隙を作れるような何か」があれば
      その印象はなくなったのでしょうけどね・・

      削除
  4. ウチワエビ2017年7月20日 7:49

    今回は「美しい価値観の押し付け」で今までなんだかんだと成功を続けてきたゆい達へカウンターパンチをやんわりと当てる意味もある話なのではと思います。
    強引で暴力的にすら見える勧誘は決して完全な成功に結び付きませんし最後にプリパラ愛とポジティブの塊であるゆいとらぁらが黄昏ているのも印象的に映りました。
    多様性を尊重するためにもゆい達の「良きこと正しいこと」の熱暴走にどこかで水をかけておかなくてはならない。
    主人公相手にそれが出来るのは序盤から大きな障害として描かれてきたミミ子だからこそパパラ宿が盛り上がってきて順風満帆な今だからこそなのではと。

    ここからは妄想たっぷりなのですが↓

    私はこの展開に2期終盤のひびきの姿を感じます。
    最後に極端な誤解や偏見から抜け出し視野を広げて一旦別の場所へ去っていく所がミミ子と凄く被って見えました。
    ひびきのトラウマを友情の成功体験を重ね続けているらぁらが解決する事への欺瞞に悩んだからふわりやファルルに役割を持たせた結果とても慌ただしいのが2期終盤だと思っていますが
    それだけ価値観の描写に敏感な制作陣が自分を見つめ直し始めたミミ子を(ぱっと見おそらく)パルプス?に旅立たせている。
    これはトリコロールが絡んでくる時期への布石である意味最も子供であったひびきが成長しメンターとして輝く展開が見れるのかもしれないと期待しています。
    3期でようやくひびきがプリパラや水と油みたいな天敵との距離感を測れるようになったようにミミ子にも納得できる素敵な未来が訪れますように。

    返信削除
  5. ハウリング2017年7月20日 19:12

    幼少ミミ子がベッドで泣いていた時の演出で「何かに夢を食われていた」ように見えました。
    夢見るアイドルと反する、夢を奪う反存在的なモノがいるのかも。

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