2017年8月6日日曜日

キラキラ☆プリキュアアラモード第26話[435]「夏だ!海だ!キラパティ漂流記!」

脚本=黒須美由紀
演出=松永真彦
絵コンテ=紅 優
作画監督=渡邉慶子
美術=斎藤 優
 文字数1625【賛】
いいですねぇ・・・(*´ω`*)





これまではジュリオの物語の陰にいて
役どころ・キャラクターの主張がいまひとつ分からなかったビブリーですが


・・そういうことだったんですねぇ(´ω`*)

この1話で非常に分かりやすく描かれていました。


そしてキャラクターへの理解が深まると
愛着も沸いて来るもの。

この先のビブリーとの物語が楽しみになりましたね!



ビブリーが欲しかった物は即ち
▲これ!だったわけですね。


ビブリーの孤独で寂しいカットと分かりやすく対比してあって
シエルとビブリー、互いの感情が引き立てられていました。






【愛】

自分の手駒を作るために相手の望むものを与え、
平然と心にもないことを言うノワール様。

口先だけの「愛」。


おお、なんだか例の記憶が蘇って来そうな言葉ですね。





あったあった。これこれ。(ほかにも同じPがかかわった作品には山ほどあるけど)

これは、「しゃべるだけの愛に心を満たす力はない」
という説の証明です。



期待通り、面白くなってまいりましたね。(´ω`*)
私は厭味な本性にフルブレーキをかける準備をしましょう。

ビブリーが弱っているところもまたいいですね。

ギャグチックな雰囲気もあって
憎めない空気がしっかり出来上がっています


【進行】

肝心の「ビブリーとシエルを1対1の状況へ導く」というシーンまでは
非常に軽快でしたね。


このノリがまた楽しさを引き立てていました。



それでいて「急いでいる」と感じなかったのは、
そこまでの過程にあるべき要素をしっかり押さえていたからです。

みんなで海にお出かけのワクワク感

そこまで崩すか・・と思いましたが、
ここではそれもアリです!


海で楽しく遊ぶ様子

危機的状況でもむしろテンションがあがる一同。

そうそう。それでこそ小さな冒険というシチュエーションが
楽しくなるってもんですよね(´ω`*)

全員元気で表情豊かでした。

▲非常にいいカットですよね。

物語の肝はビブリーの描写でしたが
「今週も楽しかった」という印象を作るのにもっとも大事なのは
これなんです。


ここでワチャワチャ楽しくやっていたおかげで

この台詞も引き立つわけですし


これもいいですねーーー

冒険した先で偶然見つけた天然氷でカキ氷!



どこでも開店出来るポータブルショップ

巨大浮き輪を作ってお店を浮かせる!

超ワクワクもんじゃないですかー!!

ドラえもん的な楽しさで無人島を冒険するなんて。

私は「子供のころ、こういうシチュエーションが大好きだったなー」
なんて事を思いました。

これもすばらしい。

店を気球で吊って帰る。ガスバーナーじゃなくてキラキラルで浮く気球ですよ!
最後までいいアイディアがたっぷりです。


【敵との付き合い方】

シエルひとりだけをビブリーと対面させたのは
シエルの心にスポットを当てるため。

それから、もし6人でニギヤカにビブリーの元へ行っても
ビブリーに身の上話はさせにくかったということもあるかもしれませんね。

長老が地味にいい活躍をしましたね。

「相手は酷いことをしてきた子ではある」と考えるワンクッション、
それを踏まえたうえで結論を出してこそその意味が重くなるんです。


プリキュアの誰かにこれを言わせてしまうと
その子が感じ悪くなってしまいますから
ここでこれを言えるのは長老しか居ませんでした。



ビブリーがすぐに心開かなかったところもいいですね。

シエルは本気の「愛」をぶつけてくれましたが、
しかしそれで折れてしまうようでは物足りないですもの。


シエルだけでなく6人全員がビブリーの孤独に思いをはせる
過程を見せてからでないと、ビブリーの求めていた「愛」が
とたんに安っぽくなってしまいます。


ビブリーが少し心動かされた様子も見られましたし、
今はそれでいいですよね。


おそらくは、ビブリーの心が満たされるときにはキラパティ6人の
世界に広がるほどのビッグな愛
が見られるのではないかと期待しています。


そしてそれは「口先だけで描く愛」に対する反証になる、ということも
ひそかに期待しています。

※  ※  ※

海や小さな冒険の楽しさ、キャラクターの元気な様子、ビブリーとシエルの物語。
キャラ演出、物語、筋書き。
全部しっかり揃っている、大満足な一話でした。

この回でビブリーの説明をしくじると、この先のビブリーとプリキュアの物語り全部が
グズグズになってしまう危険性もあったのですが
(3話であおいのキャラを立てそこなったのと同じ)、
脚本演出ともに見事でしたね・・・

9 件のコメント:

  1. ハウリング2017年8月6日 11:56

    今回は文句なしに面白かったので「満足」に入れました。
    ギャグもいちか頼りではなく、各人に分散させて回していたのも良かったです。
    慣れてしまったのか、突然砂浜に出現したり海に浮いたりするキラパティをガンスルーな客も面白い。

    ビブリーの掘り下げも分かりやすかったですね。
    「愛が欲しい」ではなく「寂しい」なら子供にも伝わりやすいと思います。

    戦闘も消化試合にせず、ピンチを挟みながらストーリーを進めていったのには好感が持てました。
    出来ればこのまま丁寧に進めて行って欲しい。

    あえて重箱の隅を突くとしたら、かき氷一口で人間形態に戻れたこと。
    空腹で解けるんじゃなかったっけ? キラキラルが籠っていると違うんだろうか。

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  2. ビブリーが出るのは予告で分かってたんですけど、ガッツリやるんですね。
    (タイトルの内容がAパートでほぼ終わりという)
    最近の傾向である「敵の救済」を仄めかしつつ、一筋縄ではいかない心理描写はなかなかでしたが、
    そこまでの舞台設定の置きにきてた感が気になりました。(子共はむしろ面白がるかも)
    あとはゆかりさんがせっかく白水着になってくれたのに、すぐに上を羽織る。
    だったら最初からそれでいいじゃん。(僕はうなじマニアではないが、気にし過ぎ?)
    そして一番気になったのはバトル後に改めて差し出されたかき氷のキラキラルをイルに吸わせたところ。
    光堕ちの拒絶と移動手段として(話の都合上)必要だったとはいえ、
    寸前に暴走してたのに迂闊じゃないですかね?

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  3. ななしのごんべえ丼2017年8月6日 14:36

    私は「可も不可もない」でしょうか
    そこまでしてビブリーを思う理由が少し分からなかったです。
    例えばビブリーを思うキラリンの所で孤独に佇むピカリオの絵を1枚差し込んだりするか、最初期から思っているスイーツでみんなを幸せにしたいっていう思いを見せて敵でもその思いは変わらないという気持ちですかね?それを見せて欲しかった。

    あとただの疑問なんですけどビブリーはパルフェに吹っ飛ばされて無人島に飛んだとかじゃ駄目だったんでしょうか?
    今後ビブリーがどうなるかと言うところには期待したいです。

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  4. 子供には楽しく、大人には心に突き刺さる回でした

    海の楽しさを色々詰込み、移動も色んな方法を描き(最後の気球なんて最高!)
    良くまとまっていました
    そしてそれに対してビブリーの心の闇、それを救おうとするシエルの優しさが際立ちます
    こういう子の心の声を感じ取って手を差し伸べるのは実にプリキュアらしい愛だと思います

    愛していると言いつつ人形だけ渡してほったらかしのノワール
    我々も忙しいからといって子供に玩具を買い与えてそれで終わっていないかな?と
    人形を与えたならそれで一緒に遊んであげるとこまでが愛情というものでしょう
    玩具の販促番組でこういう問題提起を出来るとこがすごいですね
    長く続いているシリーズだけあって親子愛にも真面目に向き合っていますね

    それだけに心に付け込むノワールの恐ろしさが良く描けていたと思います
    でも最初の一歩の救いも必要ではあるんですよね~闇であっても

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  5. 先週の次回予告からただの海回かと思ってたんですがそんなことなかったですね。
    今後のビブリーの物語に繋がるめっちゃくちゃ重要な回でした。

    ビブリーの過去が明らかになり、設定がいろいろ追加されたことで
    ここで初めてビブリーに愛着が持てるようになりました。
    正直、いままで口の悪い腹立つキャラってだけの印象だったので
    今回でその印象が180度ひっくり返りましたね。
    ビブリーの設定を追加するタイミングも全部計算されていたんでしょうか。

    小さいころから一緒だったイルが自分に襲い掛かってくるという絶望感は
    ビブリーの悲しみを演出するのにも、シエルを助けに入らせるのにも
    うってつけのアイデアですよね。
    かき氷を食べずに去っていくのもナイスアイデアです。
    ここだけで終わらせない工夫が今後どうなるか、楽しみを倍増させてくれます。

    ビブリーはただノワール愛を説くだけのキャラでは終わらなさそうで安心しました。

    なんだか、プリキュアの美しき魂が邪悪な心を打ち砕きそうな気がしますね。
    今後の展開が楽しみすぎますw

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  6. ビブリー・・ノワールの洗脳で悪の使者ですか・・
    さてビブリーはどうなるんでしょう?
    プリキュア7人・・一回死んで復活!似てるんですが・・
    消えてなくなる・・ダークさん・・

    ノワールに入れ込む雰囲気はイースによく似ているように感じます
    ダークプリキュアのように消えてなくなるよりは、ビブリーには
    仲間になってほしいですな、結構かわいそうな設定なのでねぇ

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  7. 今回は満足できました。

    嫉妬まで発展するほどのノワールへの愛が不気味なビブリーでしたが、本当はずっと孤独で寂しかったことの裏返しと発覚したことで、一気に感情移入できました。
    差し出されたかき氷をこれまで通り悪い意味で利用しながらも、今まで感じたことのなかった何かを感じて立ち去るラストが印象的で、今後の展開に期待が持てます。

    一方、シエルが「みんなで作ったかき氷を食べて欲しい」と直球で伝えるのも良いです。
    前回もそうでしたが、思っていることをきちんと言葉にするようになったことは、彼女の成長の証と言えるでしょう。
    画だけでなく台詞でも揺れ動く気持ちが表現されていて素晴らしいです。

    しかし、よりによって二回連続で関係の改善・発展に寄与すべき主人公の役割が奪われるのは気になります。
    いくらシエルを強調しなければならないとはいえ、そのために主人公が殺されてしまうようでは本末転倒です。
    既に力不足なうえ、大チャンスだった前回と今回も役割をこなせず。果たして、今後いちかが主人公として成長できるのか怪しくなってきました。
    いちかが後半になって急に主張し始めることのないよう、丁寧に描いて欲しいところですが、超駆け足の本作にそれを望むのは絶望的ですよね。

    次回は、いよいよ岬さんが本格的に登場するようです。
    音楽でしか生きられないあおい、どこまで岬さんを引き立てられるのか注目です。

    返信削除
  8. まさかのビブリー回でしたがそもそも今作、特に敵味方と別れてるわけじゃないんですよね。
    ヘド吐くほどツイッターでぶちまけてしまった後なのでなんかこう……色々端折りますけど
    みんな「キラキラルを操れる力に目覚めた何かしらの願いを持つ人達」というだけで。
    「プリキュアになるのでは」「改心する」とかそういうのがなにか違うと感じます。そもそも、操られてるわけではないのですから。
    ある程度闇が増幅しやすくなるようにされてはいるかもしれませんが今回のでわかったのはジュリオもビブリーも「あくまで自分の負の感情=闇のキラキラル」をエネルギーとして使っているだけです。
    そして嫉妬や劣等感や孤独感や飢餓は負の感情ですが転化して競争心や向上心や求愛や探求にも繋がります。闇のキラキラルはあくまで色が違うだけ。今まで「キラキラルの浄化」と思っていたものは「キラキラルの分解」だったのではないかと。
    だからジュリオはあそこまで徹底してやられたにも関わらず改心しなかったのはもちろん闇のロッドを持てば即ジュリオに戻りました。その上、闇のロッドは浄化も何もされたわけでもなく、ただ持ち主が変わった瞬間にパルフェのロッドに変化した。
    そして今回のかき氷のキラキラルもイルのエネルギーにされましたが、最後はただ自分が帰るためだけにしか使いませんでした。
    今作は個性が1つのテーマになってますが、つまるところそれは思想の違いですよね。ビブリーの孤独から求愛を重視するのもジュリオの劣等感ゆえに強い対抗心を持つのも、立派な1つの思想です。その上、今作ではエネルギーそのものはどちらも同じものを使っている。結局のところ、使う意思とその矛先がどうなっているか。ただそれだけなんだと思います。
    プリキュアにならずとも、もし考えが何か変わったとしても、あそこまで徹底的に刻まれた孤独の記憶をどうにかするのは難しいでしょう。逆に、それはそれで過去の出来事として受け入れ、今どうするか、それだけです。
    ジュリオが何も見た目も変わらぬままシエルをかばったように、ビブリーも今のままシエル達を助けようとするだけの思いを抱くこともありえます。その時に正義側になってほしいとか見た目も変わって欲しいとかは何か違う気がします。
    あの子達はたまたま包丁を持たされただけの子どもたちだと思ってます。ある子たちはそれを料理に使い、ある子たちはそれを怒りのはけ口に使った……包丁そのものは善も悪もないんです。
    言っちゃうと、プリキュアも敵も何も区別しなくても、全員同列に見てその掘り下げがあった、それだけと思うとなんともしっくり来るのです。私としては。

    あとノワールが来なかったのはノワールが「強い闇の感情からそれを具現化する能力を与える一つの現象のようなもの」だからだったと思ってます。ノワールが来たのは嫉妬というエネルギーに反応して「まだ」何か作れるとイルの能力を増やしたからで、ノワールが来なかったのは、そもそもビブリーは既に能力を持ってるから。ノワールは今まで一度もキラキラルを増やしたりすることはありませんでした。そして能力があるから、ビブリーは結局ノワールがイなくとも島から脱出できたんです。既にやるべきことはやったという認識なのかもしれません。
    そして「他人の本質を見抜き、その思いと才能を引き出して結晶化させ力にして与える、しかし本人は強い個を持つわけではない」というのは、ノワールと一致すると同時に、伝説のパティシエも同じであり、更に言うならいちかちゃんがそうなのです。いちかちゃんはシエルに自己を表現しろと言われて何も思い浮かばなかった。他者への思いは強いけど自己の何かが欠落しているんです。だから「ホイップ=材料」止まりなのではないかと思っています。ホイップはデコレーションに特化してるけど、ホイップそのもののスイーツというのはない。
    もしかするとノワールと対になってるのは、いちかちゃん自身なのかなと思ったりしています。
    何の話をしてるのかよくわからなくなりました。ともかく、(私が過去のプリキュアをほぼ知らないのもあるかもしれませんが)いろんな感想を述べられる方は、時々先入観に囚われすぎてるときがあるような気がします。単純にいちご坂キラキラル現象をきっかけにした一連の流れの中で、一人ひとりの群像劇を眺める。そういうスタンスが一番楽しめる気がします。プリアラ。
    本当に何の話をしているんでしょうね私。多分今回の話の感想だと思います。
    あ、あとていおさんのオススメありがたいですがブログはやりません。絶対三日坊主です。無理です。
    あとあおちゃんはもっと水嶌とキャッキャウフフムーチョムーチョをすればいいと思ってます。楽しみです。
    そして今週もプリアラは心底面白かったです。

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  9. 遅まきながら、簡単に感想を。
    今回は無難によかったですね。ビブリーの内面がよく描かれてました。脚本の黒須さん、見直しましたよ。簡単に善落ちしないところは、シャットさんを少し思い出しましたね。
    それにしても、あんな内実聞かされたら、もう憎めないじゃないか。もっと幼児たちの憎悪を煽って欲しかったかな? と言うか勿体ない気がしますね。
    25話でも思いましたが、大して話に山があるわけではないのに展開を急いでいる感じがしますね。
    ゆかりにしろ、ビブリーにしろ、非常にキャラが立って魅力的なのに早くも内実を描いてくる。そう来ますと、どうしてこの子はこうなのか?と興味が沸かなくなります。要はミステリアスな面では魅力がなくなるということです。マカロンに限って言えば、幼児に人気とのことですが、何故人気かといえば、クールで美人でカッコイイお姉さんだからです。背伸びしたいお年頃の幼児の理想、憧れだからです。惹かれる要素に元から弱さなんてありません。その弱さを見た幼児は、どう思ったでしょうか?さらにカッコイイと思うのでしょうか?
    ビブリーにしても、今後敵として見られなくなりますしね、悪役の魅力としては半減したと言わざるを得ない。本来なら終盤でもいいようなネタでもあったのに。今作は、有効なカードを惜しみなくバシバシ使ってますね。競馬なら中盤で鞭を振るって無理やり先頭集団に食い込もうとしてるところでしょうか?終盤で息切れしないか心配です。まぁインタビュー読む限りは、まだネタはあるようですが。
    明日のあおい回は、香村さんみたいですね。確かこの前の個人回は、田中さんでした。今のところ目立たない立ち位置ですが、実は結構力入れたりするのかな?

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