2017年9月26日火曜日

会津の旅2017


おいしい楽しい美しい。会津の旅を写真中心にお伝えします。




出発は東武浅草から。
今年からは「リバティ会津」という特急が走るようになり、
これまではローカル線数回の乗り継ぎが必要だった道のりが

会津田島での乗り換え一回だけですむようになりました。

この駅のお土産やさんや食堂もステキなんですけどね・・
乗り換え時間が4分しかないので今回は寄れず。

「トイレ行きたい」という客に
出発時間を「待ちますよ」という車掌さん。

なんとのどかな場所なのでしょう。
都会じゃありえませんね。


会津若松到着。浅草から約4時間。
新幹線使うのと大して変わりません。

ネタだししてれば退屈しませんしね。

愛車を展開。いざ出発。

まずはホテルにリュックを預け、身軽にしてから

第一の目的地。田季野さん。

休日は予約しないと入れないそうですが、
この日は平日だったのですんなり入れました。

「会津セット」
わっぱめしとねぎそば。

旅の目的の4割がこれを食すことでした。

見た目のハデさはないですけどね・・
これが信じられないくらい美味しいんですわ

いろんな具材が入っているのに、
均等にやわらかく蒸しあがっていてふわふわなのです。

そしてこれ!これをただの付け合せとは思わないことです。
一つ一つがすごく味わい深いのですから。

地味な見た目からは想像できないほど美味しいです。


味付けも上品。
気づくと夢中になって食べてしまいます。

料理のことは詳しくわかりませんが、調理や盛り付けに
すごく丁寧に仕事してるんだろうな・・と感じられる

「緊張感」があるんです。

なんだったらお店入り口のたたずまいからして
緊張感がありましたよ。

庭木はきれいに刈り込んであるし、ごみや落ち葉ひとつ落ちていなくて
石畳には打ち水がしてあります。

お店のお客さんに対する姿勢が見えるようではありませんか。

2400円。
私のいつもの二日分以上の食費ですが、それが高いとは感じませんでした。


さて、食事を終えたら旅は本番。
山を登って宿場町・大内宿へ向かいます。

稲刈りのシーズンで、田んぼは黄金色でした。

慰霊碑に手を合わせつつ。

異国人がこの地を楽しく走り回れる平和な時代に感謝。



なかなかの山道。

そういえば自転車でヒルクライムは初めての経験でした。
水分を買い損ねた上、どこでも補給ができなくて

体力に余裕はあったもののリタイアを考え始めていました。

かなり高いところまで来てしまった・・ここで体が動かなくなったら終わりだ・・

そうなる前に引き返すべきではないのか・・・

水分さえあれば大した山道ではないはずなのに。

日ごろ自販機だらけの多摩川しか走ってないから
危機感がもてなかったのでしょう。

田舎の山道ってもんを完全に侮っていました。大反省です。


そんな迷いで思考をめぐらしている間に到着。
助かった・・・

昔の建物がそのままの姿で残っている、峠の宿場町

レプリカじゃありませんよ、ほんものですよ!


会津工芸品・民芸品が売ってたり


清流で冷やした飲み物が売ってたり





会津本郷焼だそうです。

素朴ですが妙に引かれる色使い。

蕎麦屋さんで休憩

ほう、日光の天然氷のカキ氷とな。
喉渇いてたし是非頂こうじゃありませんか

でかい!!!

口に含むとフワッと解けます。
いくら食べても頭がキーンとなりません。

もものやさしい甘さは、果肉を凍らせて
削ったもののように感じます。(本当はどうだか知りませんが)

渇きもあって、ガツガツいってしまいました。

そばもいただきました。南会津産のそば粉だそうです。
そばも旨いですが、つゆも上品な味わいで
ネギ・そばの味をきれいにひとつに調和させてくれるんです。

山本さんちのガン・ガールでも紹介しました、しんごろう。

注文するとおにいさんが炭火でしっかり暖めなおしてくれます


じゅうねん(エゴマ)味噌の香りは
甘くて香ばしく、非常に美味です!

甘い焼きおにぎり・・という説明で伝わるでしょうか。




▲帰り道。
「Eな!本郷」

ほうほう。

私は反射的に▲コレを思い出した。

これは沼津の南・「重須」(おもす)の農産物直売所。



このユルさがじわじわ効いてきますね。


夕方


本当に、どこを走ってもきれいです。



ホテル。
一泊5500円。

きれいな大浴場と朝食付き。

夜も郷土名物

馬刺し・会津地鶏の刺身

鮎のわっぱめし


ホテルはありがちなビジネスホテルでしたが、
ホテルマンも給仕のおじさんおばさんもみんな明るくて
いい感じです。

この食堂の入り口を見ても「やる気」を感じるでしょう。

こういうのが旅人にはうれしいですよね。


朝食には会津伝統料理「こづゆ」を出してくれます。

▲一日目。走行距離68km

二日目。走行距離28km


二日目は会津若松の西側・会津坂下町(あいづばんげ)へ。

中野竹子様のお墓参りが目当てでしたが
途中に道の駅を発見。

なんだかよさそうな雰囲気ですよ。


道の駅は私の実家(青森県東部)周辺もそうですが
地元の名産品を地元の人が買いに来る場所。


そういうところでこそ面白いものに出会えるというもの。



あら!
中もオサレ!!(゚▽゚*)


ほらあった!!岩魚味噌ってなんぞや!

福島県といえば桃。
桃のジュースか・・帰りの荷物が重くなるのがイヤで
我慢しちゃいましたが・・次来たら買おう。


初めて見ました。なんですか!!ブスの実って!

「実は食べないでください」とありますよ!!

会津坂下はメロンも特産らしいですね。


ということで、ジェラートは「○○さんちのメロン」と
さるなしのジェラート。

さるなしって何だべ・・


キウイに近い味がしました。

検索してみると、本当に小さなキウイフルーツのような
果物のようです。このあたりではポピュラーだそうですが

青森人の私は初めて食しました。



初めて見るものがたくさん。
思った以上に楽しい寄り道でした。

目的地到着

思った以上に静かで小さなお寺さんでした。


真ん中の小さな墓石が竹子様のお墓。
両隣は歌の書かれた石碑です。

質素なところがまた故人の謙虚な人柄を
あらわしているかのように感じました。


文武に秀でた才女。
平和な時代に生きられたなら、どんな活躍をしたのだろう。

自分はせっかく平和な時代に生きられるのだから
真面目に生きなきゃいけないな

そんなことを考えました。




ちなみにこちらは青森県八戸にある
妹君・優子様のお墓。

去年、実家に帰った時に行かせていただきました。



帰りの電車の時間が近いので、そのまま南下して
西若松へ。

卓球場を発見。
朝からピンポンの軽やかにはねる音が聞こえました。

切符を買う。(自転車は駐輪場に止めましたよ)

出発まで1時間あったので、前回の会津旅行のときから
気になってたお店・会津バーガーさんへ行きました。




・・・・・・・・・・・





本当はここから宮泉酒造へ行ってお酒を買って帰ろうと
思ってたんですが、ハンバーガーの出てくるのの遅いこと遅いこと!

買い物どころか電車の出発まで
急がなければ間に合わないくらいの時間になってしまいました。



あと5分待たされたら「帰る!」といわざるを得ない・・




と、思ってたところへ出てきました。
ほうほう。



確かに美味しそうですが、私は買い物時間がつぶれた事で
ちょっとヘソを曲げていました。25分くらい待ったかな・・


・・・と思ってたんですが、そんな焦れた心は3口食べたら消えました。



なるほどこれは旨い。(*´ω`*)

いろんな具材が入ってて、しかしすべてが綺麗に調和しています。

これは時間がかかるのもやむなし。
888円でも高くは無いです。


地産地消の店、とありましたがどれが地元の食品なのかは
確かめる余裕は無かったです。
次行ったらメニューの写真を撮ってきましょう。


ええ、次も必ず寄らせて頂きますとも。



帰りは駅前で自転車をたたんで輪行バッグに詰め、
電車に乗り込んだところでちょうど
出発のベルが鳴るというスリルを味わいました。


これを逃したら次は4時間後ですからね・・
特急券もパアになるし。
結構怖かった。


お土産。

なぜかカップだらけ。

会津塗りの木のカップと青いカップは大内宿で。
岩魚味噌と右のカップは道の駅で買いました。

 見てこのツヤツヤと流れる紋様、綺麗でしょう。

サイズも小さくて
いいたたずまいなんです。

これが1500円なら、たとえカップ2個買ったあとでも
買っちゃうじゃないですか。



コーヒーの色とも良く合います。
右は20年前(!)に修学旅行で買った白虎隊カップ。

おお、ワシも年を取るわけじゃわい。


「どちらも自分で選んだもの」と考えると、
過去と今の自分が並んでいるようにも思えてきますね。

今の私なら右のカップを買おうとはまったく思いませんし。

おもしろいもんです。

※  ※  ※

滞在時間24時間のお急ぎな旅でしたが、
見るものも多く食べるものは美味しく、とても楽しい旅になりました。

同じ日本国内でも気候・風土・歴史が違えば独自の文化があるわけですが、
それを誇りとし、守っていこうという大勢の地元の人たちの意思を感じられるからこそ
観光客としてはそれが魅力に思えるのです。

沼津でも同じことを考えたものですが、結局のところ
土地の魅力は人の魅力だと思います。


桜の季節にも行ってみたいんですが・・・春は忙しいんですよね・・

どうなるか分かりませんが、来年もまた必ず会津へ行きたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

※意見交換の際にややこしくなるので、匿名での投稿はご遠慮ください。
なんでもいいからHNを名乗って頂けます様お願いします。

匿名でのコメントは削除します。

※投稿が反映されるまでには時間がかかることがあります。