2017年10月28日土曜日

映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!感想

監督:土田豊
脚本:村山功
文字数3366
アイディアがいっぱいで、
70分間ずっとワクワクできる楽しい作品だと思います。

映画館を出るときの周囲の興奮した話し声からも作品の満足度の高さが伺えました。

プリアラ劇場版・あなたの感想は?※映画を見てから投票してください。


※一言コメントについて。映画未見と思われる内容は削除しています。
あまりやりたくない事ですが、具体的内容を伴わない批判を目的にした言葉は当コーナーの
趣旨に反しますし、作者に対しても失礼です。
製作者は確実にこのコメント読んでますからね。


「笑いいっぱいのたのしい映画にしたい、だから土田さんに監督をお願いした」
とプロデューサーが語っていたのをどこかの記事で読みました。

作品は、まさにそのオーダーどおり。
いや、次々に思いもしない楽しいアイディアが出てくる様は
期待以上!さながらビックリ箱と言ったところでしたね!


パリを舞台にお菓子の魔法でハチャメチャ大混乱!
な楽しさが満載でした。




「動物のプリキュア」の特徴を正反対に変えちゃう魔法のアイディアは、
その具体的内容やその面白さを最大限引き出すところも含めてすばらしいです。



ザリガニショコラの動きがいちいち楽しい。



ナマケモノジェラートが超カワイイ!!!
ナマケモノジェラートが超カワイイ!!!
ナマケモノジェラートが超カワイイ!!!



さらにそこから、そのマイナスと思われた動物の特徴を利用して
形勢を逆転する楽しい驚きや爽快感も実にうまい!

▲川を泳いで一番最初に活躍したペンギンカスタード。


あとは

■魔法プリ勢が登場するとやっぱりうれしい気持ちになりますね。
オールスターズ的な活躍ではなくあくまでも客演として控えめな登場ではありましたが、
しっかり決める見せ場もあって、たぶんお子さん方は「あ!キュアミラクルだ!」と
喜べると思います。

私は断然、アリだと思います!


■背景美術が非常に美しい。
しばらく眺めていたくなるほど細かく書き込まれていて
贅沢な気分になりました。


■アゴクイにたじろぐあきらさんがかわいい。(ノ∀`)


■ジャン・ピエールのキャラクター演出が面白い。
「トレビアーン」の決めポーズは大人も子供も楽しめるはず!


■ジャンのお菓子食って口から光線出すキラリンピカリオとか
動物の特徴を観察していながらもゆかりさんのコチョコチョには
「あれはなんだかわからないクック」と突っ込むところとか
「三日待ってくれ!」とか

プリキュアが事件現場までタクシーで乗りつけるところとか

■エッフェル塔が倒れたまんまだったり、EDでそれを戻すカットがあったりというのは
シャレてるというか、最後まで楽しませるアイディアを忘れなかったからこそだろうな、
と思ったり。


「いいのかこれ?」と思ってしまうようなイカレたアイディアがてんこ盛りでした。


土田監督が本気出すとこういうことになるんだなぁ・・



元パティシエとしては
CGアニメで常温のバターの柔らかさを再現したところなんかも
感激しました。


あ、あとゲスト声優さんがそうとは思えないほどお芝居が上手でした。







とにかく、監督以下スタッフさんたちの「楽しい作品にするんだ!」という強い意志と
それを実現する具体的アイディア、情熱、心のノリ、そういうものが感じられる
よい作品だと思いました。

私は最速上映を見たので大人の反応しか知りませんが、
子供たちもきっと大満足する映画だと思います!


プリキュアは子供たちを喜ばせるための作品。
だから、この映画は大成功だった!と思います!














































はあ。
これだけで文章を終われたらどんなに楽か。



上に書いた事はすべて偽りない私の本音です。
しかしそれだけじゃありませんでした。


私は劇場を出てから家に帰るまでずっと
「感想はなんて書いたらいいんだ」
頭を抱える心持でした。


※  ※  ※


今回の映画は
・プロデューサーのオーダーに応える、アイディアたっぷりの楽しい映画にする
という意味では確かに期待以上の出来で、子供たちもきっと大満足するだろうと
思います。

そういう意味では非の打ち所はありません。

が、
・作家・理屈馬鹿として見た場合には見過ごせない大きな穴と不満が
あるのでどうしても自分の本心としては「良かった」とは言えません。



要は基準によって賛否の判断が変わるので
一言で結論が言えず、困っていたのです。


※  不満  ※

≪注意≫
以下の文章に作品に肯定的な言葉はありません。
映画に満足された方はその気持ちに水をさすことになります。


▲これは私が鑑賞中にノールックで書いた走り書き。

「よくしゃべるなー」という感想が、メモの裏含めて4回出てきます。


序盤、中盤、終盤、クライマックス。


肝心な起承転結の全てにおいて「表現がセリフ頼み」
なところがありました。
村山さんの悪癖(私個人の価値観)全開と言ったところです。

そして、監督はこの長いセリフに楽しい絵をトッピングすることで退屈さを
中和していましたが、終盤はそれでも誤魔化しきれていませんでした。
(この脚本はトレビアーン!のアクションなどの絵で中和しなかったら
極めて悲惨なオシャベリアニメになっていたところでした。)




そして、セリフが多くて「良い事言ってる」割りには心に響かなかったです。

特に、ラストのシエルがジャンを長台詞で説得するシーン。

今回の物語の要旨を全部セリフで説明しちゃっていて、
思わず「酷いな・・」と苦笑いしました。



作品の要旨を全部セリフで喋ってしまっては映像作品である必要がありません。
今回もまた「ドラマCDみたいだ」と思いました。



※  大穴  ※

そしてもうひとつ。
これだけ長い説明がありながら、物語に肝心な部分の表現が抜けていたことも
大いに不満でした。


今回の物語は

■「一人ぼっちのジャン」と「仲間に恵まれたシエル」の対比が軸でした。

■ジャンは「一人の強さを取り戻せ!」とシエルに語ります。

■ということは、物語の要は
「仲間がいるから強くなれるし、成長できるんだよ」とジャンへ反論を示す事であるわけです。

■そんな中でシエルが作ったミルフイユは、
ジャンの言葉に対する答えの象徴であり、
だからこそタイトルにもなっているのでしょう。

しかし、この映画の中には
ジャンがそれを理解するという一番肝心な描写が抜けています。



脚本的には「ミルフイユを食べたことで理解できたことになる」と
お考えなのかもしれませんが、それは、ジャンが友情の大切さを知る・
仲間の助けを借りて成長したシエルの姿に気づく・認める。

あるいは「究極のスイーツを作るのに、自分に足りないものはこれだったんだ・・」と
シエルの成長した姿から学び取る。


そういうシークエンスがあったあとの仕上げとして使うことで
初めてミルフイユはその象徴として機能するはずのものなんです。



今回の物語における「心の変化」を担当していたジャンの、
心の変化の過程を描かず結果だけ見せる描き方
実に村山さんらしいなと思いました。


土田監督はギャグが上手いだけでなく人物の心の描き方が丁寧だから、
例え村山脚本であってもその悪癖をカバーしてくれると信じていました。
だから、大部分で村山さん流のオシャベリ進行に付き合ってしまっていた
ところと併せてとても残念でした。

※もっとも、「悪癖」というのは私が学んできたセオリーや価値観がそう言っているだけ
ですので、世間一般や監督らはまったくそうは思わないのかもしれないですが。
まして、私のような理屈馬鹿はマイノリティであるはずですし。


※  ※  ※

土田監督・村山脚本といえば「オールスターズ・皆で歌う奇跡の魔法」
もそうでしたが、あれは説明セリフやおしゃべり進行が鼻につくことは無かったのになー・・
・・・と思いましたが、あれはミュージカルが説明セリフ・おしゃべり進行との
相性が良かったというだけの話なのかもしれませんね。


プリアラ37話ではケチの付け所の無いほどの賛辞を贈りましたが・・
あれは、演出家さんの腕が良かったからなのかもしれないな、と思ってしまいます。


※  ※  ※

それからひどく曇った解釈の仕方だと思いますが、
私はクックと村山さんが重なって感じられました。

「あなたのスイーツを理解できない人間なんて気にしなくていい」
「自分が思う通りのスイーツを作ればそれでいい」

というセリフは去年の村山脚本に対する風当たりから、氏が自らの心に
言い聞かせてきた言葉がつい作品の中に出てしまったものなのではないか?
などと考えてしまいました。(これはさすがに私の性格が悪いからでしょう)


今回の敵キャラ・クックの設定にも首をかしげるところがありました。

私は
■みらい達が任務を帯びてきたということは、クックは魔法界の住人なんだと思ってました。

■パティシエに呪いをかけたり、プリキュアをほかの動物にしちゃうのはまさに「魔法」だし

■それでこそ、みらいたちがいちかたちの戦いに手を貸す名分にもなったのにな
(たぶんそれがなかったせいで参戦もそのあともみらいたちの扱いが
中途半端な印象になってしまったんだと思います。見せ場自体は良かったですが)

■ジャンとクックは共に認められず、孤独で、クックは世間を逆恨みしていたわけですから、
物語の最後はジャンと共に、「シエルたちを見習って」一緒に助け合ってお菓子を作り
「幸せなお菓子を作ることができるようになりました、めでたしめでたし」
にしたほうが良かったんじゃないかと思いました。
必殺技食らって成仏するのは、ジャンの優しい言葉があったとしても違和感がありました。
クックとジャンの救いはそこではないと思いますから。

この物語のゴールは、クックとジャンがキラキラルいっぱいのお菓子を作り、
誰かを笑顔にする事だったはずだ、と私は思います。


※  あざとく感じたところ  ※

■頭突きでシエルのことを思い出す、
という演出は上手いと思ったんですが

■カラスが乱入して視覚聴覚嗅覚を失っても作り続けるジャン
を、クライマックスのお菓子作りで再現するというのは
どちらのシーンにも不自然さがあったし(そんなパティシエ居ないし)
(なにより、鳥が羽ばたく不衛生な環境でお菓子作りなんてありえません。)
説明セリフのくどさもあって
「クライマックスにシャレた事をしよう」という作意が見え透いてしまって
私はいやでした。
やるならもっと自然なアイディアを出してほしかったです。




※  おことわり  ※

またも村山脚本におもいっきりケチをつけてしまったので
改めて宣言しておきますが、

「作者が誰であるか、ということは期待や不安を持つ理由にはなっても
作品への評価の判断にはなるはずがありません。」


私もそうですし、これを読んでいる皆さんにもそうあってほしいと願っています。




※  評価と感想は別  ※

あとアレね。
私がどれだけ不満を語ろうが作品は大成功だった!という
私の評価もまた変わりません。

プリキュアは子供たちのための作品であり、
子供たちは「物語がちょっとおかしい」なんて言わないんですから。

私個人の感想としては「差し引きゼロ」に投票しました。
でも「とても楽しい映画だった!」と声を大にして言いたい。

今回はそういう映画だと思っています。

22 件のコメント:

  1. 本日、公開日の午後に見てきました。

    自分が観た回は、約80%の入りで、いつもよりも「子供達の姿が多いな」と感じました
    (逆に大きなお友達の姿が例年より少し少ない感じでした。)

    自分が今まで見てきたプリキュア映画の中でもトップクラスで「子供の反応」「子供の笑い声」があった映画でした。

    とにかく周りの子供達が楽しそうで、楽しそうで。

    ジャンピエールの一挙一動に大笑いし(くるくる回る所や、例のドレビアンポーズなど)
    魔法つかいプリキュアの3人とモフルンが出てくる所で、「あー!!」って反応していたり
    キュアピカリンの挙動に笑い、違うアニマルになった5人に大笑いしたり。

    ミラクルライトの使い方も工夫されていたのか、きちんと声を出してブンブンと振っていました。
    (例年よりもライトを振りやすい演出でしたね。)

    とにかく、子供達の雰囲気は過去最高だった感じを受けました。

    戦闘シーンもほとんど怖い所がなく、オモシロ戦闘シーンでしたね。
    大人的には超絶動きまくる昨年のキュアモフルンみたいなモノを映画には期待する所ではありますが、
    まあ、シリアスな戦闘は「子供が怖がる」という声もあるようで
    (参考:内藤圭祐Pインタビュー http://cho-animedia.jp/movie/28180/)
    「これはこれで仕方ないのかな・・」と思います。
    ただ上記インタビューに映画のテーマが「6人の成長」とありますが、さすがにそれはどうかな・?とは思います・・
    成長・・?誰が・・?シエルは成長したかもですが、残りの5人は状況に振り回されていただけの様な・
    シエルとジャンとクックだけがしゃべりまくって状況を回し、プリキュア5人は環境を整える。
    「プリキュアの映画」というよりも「シエルの映画」といった感じを受けなくもなかったです。


    しかし、
    劇場を出る時の子供たちの満足そうな顔といったら。

    出ていく時の階段の辺りで、、すでにお母さんに一生懸命話しかけている子供も沢山見ましたし、
    よっぽど楽しかったんだろうな、と思います。

    自分の場合は、
    プリキュアの映画は「子供達が楽しんでいれば、どんな理由があれ大成功」だと思っているので

    今回の映画は子供達の笑顔がたくさん見られた時点で「大成功の映画」であると評します。



    全然関係ないですけど「心の鼻」って単語を聞いた時に「太陽に向かい咲いてる、心の鼻?」って思いました。



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    1. やはりそうですよね!!最初から最後まで楽しさてんこ盛りでしたもの。
      私みたいな偏屈な大人がなんと言おうと、やはりこの映画は大成功だった!と
      言うべきだと思います!(`・ω・´)

      キュアモフルンみたいな怖いけどそれ以上にカッコイイアクションも、
      今作のように楽しさ重視な感じなアクションも、

      どちらも監督の「こういう作品にするんだ」という強い意思表示があるからこそ
      魅力的に感じるのだと思います。

      「怖がるからこそプリキュアが引き立つ」「怖がるからその表現はやめよう」というのは
      作者の主義の違いでしかないですし。

      ※  ※  ※

      うん。今回のお話はシエルが主役でしたよね・・

      >「太陽に向かい咲いてる、心の鼻?」って思いました。

      私も(ノ∀`)ですわ

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  2. 5歳と3歳の娘と一緒に見に行きました。
    細々としたギャグはそれなりに楽しかったと思います。
    しかし、見ていて気持ちが盛り上がったのは、ピンチに魔法つかいプリキュアが助けに来るシーンぐらいでした。(最近まほプリの最終巻をDVDで見たせいかもしれませんが…)
    私が見ていて気になったのは、セリフが多い進行がいけない、というよりは、そのセリフの内容に疑問符がついてしまう点…
    特に違和感を無視できなかったのが、終盤のパルフェの口上。
    師匠の「1人で強くなれ」という教えに対して、「1人よりももっと強くなれるから仲間といる」のだと返すあたり。確かに尤もなのでしょうが、「強さ」を物差しにする敵キャラに対して、同じ土俵に立って反論している様がプリキュアらしくないのです。
    こういう場合、言葉のうえでは「強さ」と違う尺度を呈示するものじゃないのかなと。
    続いて、師匠に「あなたも仲間を作ることを勧める」と言ったうえで、師匠の価値観も認めるという流れ。
    ここは、師匠の価値観を認めたうえで、そこから先の「仲間の存在」を呈示するほうが説得力を持って伝えられたのではと思えてなりません。
    物語のプロットは悪くない筈なのに、大事なセリフで言葉選びに失敗している印象といいますか。
    (エンディングで人間になったクックを弟子(理解者)と出来ている様子を描写できているのは見事!ですので、筋書きは決して悪くないんですよね。)

    去年のまほプリ映画があまりに涙あり笑ありの素晴らしい感動作だったのでハードルが上がり過ぎていたのしれませんが、総合的には少々残念といったところです。
    キラプリの作風的に、昨年秋から春映画と続いた感動路線を外してギャグへ全振りしたのであれば大いに納得できる話ではあります。

    ちなみに、上の子は「最初は面白かったけど、途中からつまらなかった」、下の子は概ね楽しかったようでした。

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    1. >上の子は「最初は面白かったけど、途中からつまらなかった」、下の子は概ね楽しかったようでした。

      お子さんの言葉はシンプルであるがゆえに強烈ですね。
      まさしく後半は「おしゃべり進行」の退屈さを絵の面白さで中和しきれなくなっていたところです。

      やはりそうなるのが道理ですよね・・

      >ここは、師匠の価値観を認めたうえで、そこから先の「仲間の存在」を呈示するほうが説得力を持って伝えられたのでは

      うん。私もそう思います。
      「叶えたい願いを助けてくれる。助け合える。それが仲間の強さ。」

      そう訴えてこそ「一人の強さを思い出せ!」と言っていたジャンの前フリが
      効果を上げられると思います。

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  3. ななしのごんべえ丼2017年10月29日 18:31

    今日の午前中拝見させてもらいました。
    雨の中なのに子供が確かに多くライトを照らしながら応援してる姿は見ててほっこりしました。
    親や兄弟が止めてるところも見ていて微笑ましかったです。
    映画本編の感想については所々面白かったんです。
    面白かったんですがシエルメインの話な割りにシエルの空回りっぷりというかジャン=ピエール氏に対する理解がちょっと足りないんじゃないかって思いました。
    あとカラスの飛び交う中調理してる姿を見てああ、今回はギャグよりなのねとか思いながら見てたら急にシリアス寄りになったせいでどっちのテンションで見れば良いのか分からなくなりました。
    あとクックに対する立ち位置の説明とか基本言葉で済ませててあれ?これであってる設定なのって終わり見てびっくりしました。
    言葉じゃなくて絵で見せるシーンは必要だよーって何か釈然としませんでした。
    でも逆のモチーフ?動物になってもそれぞれ活躍するシーンは純粋におおっ!てなりました。
    映画としては子供が楽しんでるなら確かに大正解なのでしょうね。あくまでおじさん目線の感想なわけですし

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    1. 今回は「とても面白かった」と「なんか違う」が同列に並ぶ感想になりますよね。
      白か黒かでは語れないです。(´・ω・`)

      子供達のおこぼれをもらう立場としては「とてもいい映画だった」という結論で間違いないのですが。

      削除
  4. 質問なのですが、ていおさんがプリキュアの感想を書き続ける事にこだわる理由って何なんでしょうか。まほプリからプリアラまで手放しで絶賛した回ってほとんどない印象です。そこまでご自身にとってあまり満足いかないシリーズであれば視聴を辞めたり、感想を書くのを辞めていいと思うのです。批判的な意見の記事を書くのはあまりいい気分ではないでしょうし貴重な時間も奪われますし。「作者が違えばタイトルが同じでも別の作品」なのですから、シリーズという枠にこだわらず、自分に合わなければ見ない方が精神的に健康だと思うのです。ていおさんに合うのは今はまってらっしゃるラブライブのような大人向けに作られたストーリー重視の作品なのでしょうね。

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    1. >シリーズという枠にこだわらず、自分に合わなければ見ない方が精神的に健康だと思うのです。

      その思考を超えて今の私があります。

      ラブライブのように常に「良かった!最高!」だけ言えるのが一番幸せですが
      現状のプリキュアはそうではありません。

      それでもプリキュア感想を書くことには

      ・作者ごとに異なる「プリキュアイズム」を作品から読み取るのが面白い

      ・自分の記事を楽しみに読んでくれる人がいて、
      自分の記事を軸に賛否いろんな角度からの見方を
      皆さんがコメントに書いてくれる。

      ・それによって自分とはまったく違う価値観に触れることが出来る

      という楽しみがあります。

      毎回自分なりの考えを書き出すことは
      作家として得るものが非常に大きいです。

      不満点と、「ではどうしたらよかったか」を考えて
      書き出すという作業は
      ラブライブ感想では出来ません。


      読んでくれる人がいて嬉しい、というのが動機の7割。
      残りが3割というところです。
      読んでくれる人が居なくならない限り(それがたとえていおを憎んでいる人であっても)
      プリキュア感想をやめるという発想にはなりません。

      削除
    2. あ、肝心なことが抜けてました。

      確かに不満を書くことは多いですが、「良かったところがそれよりも多い」から。
      感想を書く作業はしんどくもなんとも無いんですよ。今年はね。

      もしここまでに3話・4話・9話のような作風がずっと続いていたら、確実に心は折れていました。

      削除
  5. クックと魔法チームの絡みほしい気持ちわかります、クックの浄化やジャンとの一人でがむしゃらに道を行くことの足りてないことについてシエルのミルフィーユを食べて感じたことについて絵で訴えてほしいかったですね。しいて挙げれば、キラリンがピカリオをどうして置いていってしまったかについてさぁ~と背景が消えていく中もくもくとスィーツを作るキラリンが映っていたので良しとはしますが、やはり単独映画としては、ほぼそれだけで完結するような作風どうしても気になればテレビ版のいくつかの話を観てねとすれば良いとは思いました。

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    1. >シエルのミルフィーユを食べて感じたことについて絵で訴えてほしいかったですね。

      ですね。
      それこそ、食べた後の落雷を受けたようなリアクションで「そこまでわかるのかよ!」というほど
      シエルの成長・仲間の素晴らしさを理解するというような

      ギャグで物語を進めることが出来たはずです。
      それがあれば、おしゃべりなんか必要なかったと思います。

      そうして絵に変えられるおしゃべりがかなりあったのが残念でした。

      削除
  6. 初日に娘と観に行きました。
    今回はエンターテイメントに徹してましたね。細かいギャグ、アイデアの数々。最後まで飽きずにや観れました。観客を楽しませようとする作り手たちの気概はしっかりと伝わります。
    まほプリ客演も登場する意義はともかく、娘は素直に喜んでましたね。そういう意味でもサービス心旺盛な映画だったと思います。
    内容はまさにシエル主役の映画でした。元々主人公気質な男前なキャラですので相応しいといえば相応しい。おかげでいちか以下既存のプリキュアたちは完全に脇役のイメージでした。ジャンピエールの怪演ぶりはよかったですね。印象に残ります。というか、kasumi様のご指摘の通り、シエル、ジャン、クック三人の映画でした。
    後半シエルの長台詞は確かに目立ちました。ジャンがシエルに理解を示すシーンも特にありませんでした。転生したクックがジャンの所に訪れる場面あたりが、もしかしたらそういうことなのかもしれません。その辺は言外の意味を読み取れよとの作者(主に脚本家)の意図かもしれません。それか尺が足りなかったか。それはともかくとして、元の脚本を上手く味付けした監督の演出力は見事だったと思います。
    ただ個人的には胸に響くものはありませんでした。例えば人形の国におけるヒーローとしてのプリキュアの限界、キュアモフルンにおける超絶バトルとか。ゴープリの映画は、まぁ…気概は感じられたかな? でもそういうことを思うのはきっと大人の欲なのでしょうね。まぁや終始楽しく観れるという意味で今回の映画はよかったと思いますよ。

    ちなみに上映後、娘に感想を訊くと、「面白かったよ。トレビアーン、トレビアーン(振り付き)」
    その日はそればっかりやってました。



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    1. >「面白かったよ。トレビアーン、トレビアーン(振り付き)」その日はそればっかりやってました。

      大人から見ればアレコレ言いたくなりますが、
      そういう話を聞くとやっぱり「いい映画だったよなぁ」と思います。

      作者のイズムが違えばどうあるのが正しいのか、という考え方も変わるわけですし。

      お子さんのが気に入った様子ならそれは、
      「とにかく楽しめる映画にしよう」という意志の強さが
      作品を通して伝わった、と言うことだと思います。

      削除
    2. 観終わった後にふと思いましたが、もしかしたら今回の映画は、村山さんが本当はまほプリで表現したかったことかもしれません。細かいことは気にしない程、終始楽しく観れるような、子供たちを理屈抜きでハッピーにさせるアニメにしたかったのでしょう。前年のゴープリがシリアス要素いでストーリー的にも完璧だった分、当然その逆を狙ってきたのでしょうし。とはいえ、そうするには色々な面でかなり不足してましたが。
      せめて土田監督がSDを担っていたら、脚本が同じでも違った印象があったのかもしれませんね。まぁ結果論になりますが。

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  7. 今回はかなり面白かったです。

    一言で表現するなら「ジャン=ピエールとの対比」の映画だったと思います。

    まず、同じ天才と評される存在でありながら、強くあるために一人で磨き続けたジャン=ピエールと、みんなと協力してさらなる高みを目指そうとしたシエルの対比が印象的です。
    お互いに自らのやり方に自信を持っていたからこそ、ジャン=ピエールがシエルに向ける言葉は厳しくなり、それを受けたシエルが落ち込むのも納得。それぞれの主張が際立ちます。
    どちらかが間違っているのではなく、お互いを認め合う形で終わるのが爽やかで良かったです。

    そして、個人的にはジャン=ピエールとクックの対比が気に入っています。
    世間から理解されず孤立する境遇は同じでありながら、ジャン=ピエールはひたすら己を貫いて作り続けたのに対し、クックは責任転嫁を繰り返すばかりで、パルフェに「自己満足」と否定されて当然です。
    どんなに過酷な状況であろうともスイーツを作り続けるジャン=ピエールの大物感と、口を滑らせただけでなく本心をゆかりに抉られて騒ぐクックの小物感、二人の差の表現が気持ち良かったです。

    戦闘も、きちんと動物要素が活かされていましたし、師匠の教えを自己流で再現するパルフェが格好良いです。
    (いくらジャン=ピエールが頭脳になったとはいえ)ひたすらトレビア~ンを繰り返したり、危機的状況なのにお菓子だらけの街並みなど、暗くならないように配慮されていたのも良いですね。

    しかし、シエルの感情変化が唐突に感じました。
    いちかのノープロブレムでいきなり復活するのは早すぎる印象で、師匠の真似をしようとして失敗したり、一筋縄では行かないほど悩む姿を見たかったです。

    あと、いくらシエル中心の構成でも、いちか以外が空気なのが気になりました。
    特に、クックの分析でショコラが対象外なのは残念で、せっかくの劇場版なのに物足りなさが残りました。

    それでも、終始明るく楽しい雰囲気を保ったまま、さりげなく緩急のついた構成が素晴らしく、よくできた映画だと思います。
    少しは本編も面白くなってくれれば良いのですが・・・

    返信削除
  8. 面白い表現が盛り沢山の楽しい映画になっていたと思います。
    従来の映画よりもギャグ表現が増えていて本作らしいなと。
    まほプリ勢も確かに本作の内容には絡んでこないのですが、
    ファンサービスとして出演していることに特に不満はないです。
    実際、去年や一昨年のプリキュアグッズ持ってる子供もよく見ますし。
    しかし、本筋の内容についてはあまり良いとは思えませんでした。
    EDで人間化したクックがジャンと一緒にスイーツ作りをしている一枚絵がありましたが、
    それだけで全て丸く収まった風に片付けられてしまったという印象を受けました。
    クックが生前評価されなかった不満から暴れているにすぎないのですが、
    なぜそれは良くないのか、自分はどうすれば良かったのか、
    それに気が付いたうえで、最後の一押しで浄化されなければならなかったと思います。
    その部分が抜け落ちていることが、あの一枚絵の違和感に繋がっていると感じました。

    返信削除
    返信
    1. >それに気が付いたうえで、最後の一押しで浄化されなければならなかったと思います。

      そうなんですよね・・あるべき手順が無いんです。

      >去年や一昨年のプリキュアグッズ持ってる子供もよく見ますし。

      そういや居ますね。
      彼女達もテキトーに服を着ているわけではないでしょうし
      そういう子はなおのこと嬉しく思うアイディアだと思います。

      削除
  9. 大変お久しぶりです。
    映画、見て来ました。独りで(笑)。ていおさんのおっしゃる通り、
    最初から最後までとても楽しかったけれど、物語としては物足りない映画でした。
    まほプリ勢参加はよかったと思いますけど、与えられた「任務」がよくわかりませんでした。

    この映画でいちばん心が変化するべきは、ジャンだったのかなあと思いました。
    つまり、独りで頑張ることだけを良しとしていた彼が、「仲間と一緒に頑張る」ことも
    肯定する話に持っていくのがこの話の終着点となるはずだと思ったんですね。
    実際、「独りで頑張る」ことを続けた結果がどうなったかを、シエルは知っているわけですから。
    (ちゃんと映画内でも一瞬ですが描写がありましたし)「仲間」をはっきり肯定させて欲しかった。
    肯定したのかもしれないけど、僕の印象に残ってないんです。
    だけどそれでいて、シエルがジャンの影響をちゃんと受けていた点は良かった。
    「仲間」も「独り」も否定しないけど、「自己満足」はしっかり否定する、
    それも良かったけど、それもまた会話のみで進めてしまったので、
    説得力が薄いなあと思いました。

    あと関係ないけど、ザリガニショコラの後ずさりが
    3回連続同じテンポで発生したのはくどかった(笑)。

    余談。
    劇場内に入った後、長々とした別映画の予告編上映があり、
    それを見て泣き出す子供がいたのが気の毒でした。こういう親子連れ前提の映画は、
    予告編もハリウッドではなく楽しい絵の作品にすべきですね。

    返信削除
  10.  観てきました。観ていてとても楽しい映画だと感じました。
    ドキプリからまほプリまでの劇場版と比べると、
    ドラマ性よりも「明るくて楽しい」を重視した作風でしたね。
    とにかく観ていて面白おかしい絵面が多かったです


     私が観た回は、客の数があまり多くありませんでした。
    しかし、それでも子供の楽しそうな声が、ひんぱんに聞こえてきました。
    なんだかこちらも嬉しくなります。

     ていおさんや他の方々の不満は、言われていれば確かにその通りだな、と思ます。
    私も観ていて「ジャンやクックがあまり変わった気がしない」
    「シエルの説教が長い」と感じました。
     でも、私にとってはそれらの欠点よりも、良いところが大きく勝りましたね。

     他の細かい感想としては
    ○敵を倒すカギにちゃんとスイーツ作りが関わっている
    ○深刻な事態は発生してるが、町がスイーツになるというという演出で、恐怖は少ない
    ○本当にタクシーに乗っててビックリ
    ○パステルカラーのパルフェが美しい

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  11. 3連休初日に見てきました。
    公開されて間もないからか広いシアターでほぼ満席、暗闇で揺れるミラクルライトもいつもより多くて感動的な光景でした。
    娘も大いに楽しんでいたようです。

    まほプリ勢出演は
    「どうしてオールスターズじゃないのに魔法使いプリキュアが出たの?」 
    という事を言っていたので、少しだけ違和感があったのかも(もちろん喜んでいましたが)。
    ちゃんと「オールスターズは特別」という感覚があるんでしょうね。

    ふと興味が湧いたので
    「直近3作の秋映画で一番面白かったのは?」と聞いてみたら、「キュアモフルン」と答えました。
    理由はうまく説明できないようでしたが・・・

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  12. 本日、幼稚園児である下の娘と2人でようやく鑑賞することができました。
    小学2年になった上の娘は(まだTVを観たり、歌を歌ったりはしているものの)
    もう映画までは付き合ってくれなくなってしまいました。

    公開して随分経ったので、こちらでの上映は、9:40~と、11:40~の2回公演になっていましたが
    この時期になっても7割くらいの入りで、そのほとんどがファミリー層でした。
    ここ近年だと、もう少し少なかったと記憶しているので
    kasumi様のサイトでの考察のとおり、好調な様子が伺えました。

    会場の雰囲気としては、爆笑の渦というわけではありませんでしたが
    周囲の子供たちを見ていても、思い思いの所で喜んでいるようでした。

    娘が一番気に入ったのは、プレハブ小屋でジャンとクックが
    窓を挟んで互いを見ながら横移動しているシーンでした。
    確かにシュールな場面でしたが一番がソコとは、相変らず娘の嗜好が良く分かりません(苦笑)

    上映が終わると、子供達が口々に「面白かった」と、時には一番気に入ったシーンを
    親に話しながらスクリーンを後にしていたのが印象的でした。
    ここ近年で、終わった後にそこまで良い感想の言葉が聞こえてきた事はなかったので
    子供達には十分楽しめた映画だったんだなと感じる事ができました。

    確かに、シナリオとして主題が噛み合っていないと感じる点もありました。
    物語の進行がかなりセリフ頼りな部分もありました。
    物語の中心がシエル・ジャン・クックに偏っていた点も意見が分かれる所です。
    私もていお様同様、理屈が先走るタチなので、決して心に響いた映画とは言い切れません。

    ただ、やりたい事とやるべき事を見据えて形にし
    その中で割り切った部分もあったんだろうなと理解できた事と
    何より、そんな点があっても『総じて楽しい映画』に
    染め上げてしまった土田ワールドの力が上回ったのかな?・・・と思いました。

    余談:「心の鼻」は私もそう思いました(笑)

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  13. 昨日、京都に行った際に時間があったので、もう一度鑑賞してきました。
    流石京都、この時期でも4回公演やってるんですね。

    今度は、一人でしたので、最後列の全体が見渡せる位置で鑑賞。
    お昼の回で4~5割くらいの入りでしたが
    多くの子供達がミラクルライトを一生懸命振りながら映画を観ていました。

    前回地元で私が観た回よりも、笑いどころでの笑い声が多く
    プリキュアへの声援も多かったようで、ここでも子供達は十分に楽しんだように感じました。

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