2017年11月30日木曜日

アイドルマスターシンデレラガールズ第1話感想

文字数1536
卯月の「自分へのプレゼント」に勧めた花と花言葉を、
凛もまた「自分へ」贈ることになった。

始まりの物語として、とてもいいですね(´ω`*)



かわいい(ノ∀`)

なるほど、上手い!

一番最初に感じたのは、「かわいい」
次に感じたことは、「上手い」。

可愛さについては文字で言うことも無いので、
この記事では「上手さ」について書いていきます。


※  キャラ演出の上手さ  ※

第1話の主要キャラは3名。
決してセリフは多くありませんでしたが、

この3人がどんな人物なのか、何を考えているのかが
しぐさ、表情、言動にたくさん出ていました。

「今、あなたは楽しいですか?」

「夢中になれるもの、心動かされる何かを持っているのだろうかと
気になったものですから」 




その言葉にこの絵と表情を重ねるだけで、凛が何を考えているか、
心が傾きかける様子が感じられます。

主要キャラ三人とも、「どういう特徴・性格なのか」の
説明セリフがありません

絵でやれるところに言葉は使わない。
私の好きな演出法です。(´ω`*)


凛がアイドルを始める理由は、凛の物語でありつつ
「これからどんな物語をやっていくのか」という
作品そのものを示すものにもなっていました。

つまり、
「夢中になれるもの・心動かされるものを求める物語をやっていきます」

という作者の意思表示です。

※  きっかけの作り方の上手さ  ※

プロデューサーが凛に目をつけるまで


そして
取り付く島の無い凛に話を聞かせるきっかけに活躍したおまわりさん。
(お巡りさんの適性に問題がありそうだなぁと
思わないことは無かったですが。)

シャレてていいじゃないですか。
ツンツンであるがゆえに誤解を受けそうな凛のキャラ演出にもなっています。


ここまでずっと真顔だった凛が、
卯月と知り合って初めて「笑顔」を見せた。

本来何気ないシーンですが、
プロデューサーの「笑顔」「あなたは今楽しいですか?」という問いかけが
この笑顔を特別なものに変えています。

卯月との出会いが、凛のこれからを楽しいものに変えていくー
そんな予感を感じさせてくれます。


凛が「やってみようかな」という気持ちがだんだん高まっていく、
その変化の描き方が、本当に上手いです!

卯月に紹介したアネモネ。それを見上げる凛の心には
自分で考えた花言葉「期待、希望」が咲き始めていたー。

この絵があったら、
「やってみようかな」なんてモノローグは要らないわけです。

まして、口数少ない凛はそういうことは言葉にはしないはずですし。


※  プロデューサーの設計・演出  ※

私が一番感動したのはコイツの扱い方です。

このお話を作るにあたってもっとも難しくデリケートに扱わねばならない存在が
コイツなんですから。

女の子主役の物語ですが、プロデューサー(プレイヤー)の存在は切っても切れない。

しかし
・主役より目立っちゃいけないし、個性が強くちゃいけないし、
・それでいてちゃんと物語に絡まなくちゃいけない。
・アイドルに馴れ馴れしくしちゃいけないし(推しのファンに嫌われる)
・必要以上に親密になっちゃいけないし(推しのファンに恨まれる)
・だからイケメンじゃダメだしブサメンでもダメだし
・だけどしっかりアイドル達との信頼を作って見せなきゃいけない
・アイドルと仲良くなっても許される、
視聴者の男たちにも好かれる人柄でなきゃいけない

このプロデューサーは活躍しつつも絶対に嫌われてはいけないんです。

※  余談  ※
アニメ艦これの作者たちは、これを避けたんですね。
その判断自体は善し悪しの無い話ですが。

しかしこのアイディアがあったなら、艦これに
提督の存在感があっても大丈夫だったろうなと思います。

そのために、彼は愚直で誠実で主張の少ない、目つきの悪い男となったのです。


▲凛の心を動かしつつも、
物語の肝心のところでは卯月にバトンタッチして
本人は遠くのベンチに引っ込んでいる。

まるで黒子のように出たり引っ込んだりしながら
主役たちを引き立たせる仕事の上手さは本当にあざやか。

「今日はなにをしましょう」「レッスンを」
というようなゲームの内容をそのまま再現したような
(横目で見ただけなので間違いかもしれませんが)
演出を自然に入れてくるのも上手い。

「あんたが私のプロデューサー?」は
バナー広告で見たことがある言葉ですね。

「シンデレラ」といえば12時を指す時計の針。
それが、物語の始まりとともに動き出すというのも
シャレてるじゃないですか。

※  ※  ※

うん。ラブライブとは違った楽しみ方が出来そうです。

これだけ上手い作品ならば、同じところと違うところ、
そういうのを見つけていく楽しみ方をしていけると思います。

※  ※  ※

星空のほうは「凛ちゃん」
渋谷のほうは「凛さん」てかんじですかね(゚∀゚)

6 件のコメント:

  1. 土曜夜のプリキュア再放送を待っている間
    その前番組で流れていたのを視聴したのは随分前の話だったので
    細かい事はあまり覚えていませんが
    「面白い(良い)話も無いわけではなかったけど、あまり印象に残らなかった」
    というのが総じての感想でした。
    今でもキャラクターについて、プロデューサー以外、顔と名前があまり結びつきません(苦笑)

    偶然にも本文でていお様が触れていた艦これ。
    これからの視聴を妨げてもいけませんので詳しくは書きませんが
    何というか、これに似たような不満点や疑問点がいくつかありました。

    アイマス(デレマス?)について、何も予備知識が無かった事も災いしたのかもしれません。
    今思えば『艦これの予備知識無くアニメ艦これを視た感じ』というものに近いのかなぁ・・と。

    ただ、当時はそこまで深く考えずに待ち時間として視ていたので
    ていお様の感想を拝見することによって
    当時見えていなかった何かが見えるかもしれませんから、楽しみにしたいと思います。

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    返信
    1. そうなんですね。
      しかし、OAから2年たってなお高い人気を誇っている事にはスマホゲーだけでなく
      このアニメにも理由があるんじゃないかと思います。

      それが何かを知るのが今から楽しみです。

      削除
  2.  私も全話を視聴したものの、感想はぺちさんと同じように
    「悪くはないけど、すごく良くもない」といったところでした。


     素直に良いと思った点は、キャラが可愛いのと、
    ライブシーンが手描きでがんばっているところですね。

     ただ、これらは「ながら見」での感想です。
    そのため、ていおさんがしっかり試聴して
    どういった感想を抱くのかが、興味深いです。

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    返信
    1. 私の見方は自分で「これは一般的では全く無い」と感じてますので、
      あるいは独自の見方をお話できるかもしれません。

      ガッツリ作家目線での「解説」になるかもしれませんが、
      もしそれで語るところが少なかった場合、お二人と同じような印象になると思います。

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  3. ハウリング2017年12月2日 14:27

    一話は本当に良い出来なんですよね。1クール目までは小粒ながら光る回もある。
    でも、2クール目からは人数がさらに増え、
    捌き切れなくなってるのが見ていて感じられ「あぁ…」と声に出てしまっていました。
    色々と勿体ない作品だと思います。駆け出しは良かったと思うのですが、着地点を定めていなかったような気が。

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    返信
    1. >2クール目からは人数がさらに増え、

      えっ!!!???Σ(゚Д゚;ノ)ノ

      ・・そりゃ無茶な・・

      削除

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