2018年2月25日日曜日

HUGっと!プリキュア 第04話「輝け!プリキュアスカウト大作戦!」

脚本=坪田 文
演出・絵コンテ=田中裕太
文字数3650【賛】追記あり
※感想執筆に2時間かかったのは久しぶり。「ていおブログの熱」は
在りしころに戻ったと思います。
おかえりなさい田中監督。
さすがですね。

良いなぁ・・「良い絵」がいっぱいでした!

4話まで来てようやく「期待してたもの」を見た気分です。
久しぶりに手が震えて体温が上がりました。


第4話あなたの感想は?




これまでの演出も「良かった」んだけど「もう一つ、何かが足りない」
と感じることが多くて今一つ煮え切らない感情を持っていたんですが、
今回は

・心情描写
・キャラクター演出
・説明のうまさ

これらの一つ一つにしっかりアイディアが込められていて、
見ていて気持ちがよかったです。

・・ノッケから技術トークは面白くないので後回しにしますが。



※  田中監督と言えば  ※

以前田中裕太概論でも述べましたが、
この演出家さんにはいくつかの特徴があります。

・ギャグのテンポが良い
・人物の心を描く「絵」のアイディア量が豊富
・柱(オブジェクト)によっかかる(昔より減った?)
▲「フェンス」を使って「拒絶」を表す(オブジェクトの利用)


そして
・カッコつけるべきところでしっかりキメる

▲ほまれの前に立ってのこのカット!
見た瞬間私は笑いました。

そう!今年は「カッコイイ」がテーマですからね!
変身ヒーローの美味しいところ!逃さず描いてくれるあたりは
いかにも田中監督らしいなと思いました。


それからもう一つ。

▲これを見て私は

▲コレを思い出しました。


目の前に出してやればいいのに、
わざわざ手間のかかる場所にアイテムを置く意地悪さ!

これは田中監督ではなく坪田さんのアイディアだと予想しますが

それはもう一度しっかりヘコませるため!
なんという底意地の悪さ!(誉め言葉)

「あれはお前の未来や!」とハリーに言わせるのもニクいですよね!!


それをつかめなかったという事は、
「未来をつかみ損ねた」ということになるわけですから。

私は、この絵を見た時点では
「あ、これは田中監督相手でもケチ付けることになるな」
と思っていました。

確かに人物の心は描かれていましたが、
変身するにはまだ「心の熱量」が足りなかったですから。

もしここで変身、という事になっていたら、
さあやの時と同様に「今一つ熱くならない変身」という事に
なっていたはずでした。


「変身」は「段取り」に、
「物語」は「口実」に成り下がっていた事でしょう。

しかしこうなると話は変わってきますよね。

この姿を見せることでほまれの「肝心のところでダメになっちゃう弱さ」
を印象付けることになり

そして はな の「性分」も引き出されることになりました。

「誰かを応援したくなる、励ましたくなる」
いかにもなキュアエールらしさが見られましたね。


このアクションシーンは、力強いアクションの中に

「ほまれに元気を取り戻してほしい!」
「そのために頑張る。そのために戦う!」
というプリキュアの心が重なっていたから、

心に響いて感じられたんです。



「ただの段取りという印象」になる恐れのあったお話や
「プリキュアのアクション」は丁寧な人物描写を経て
確かに「ドラマ」になったと思います。

▲これもいいですね。
応援したくなるがゆえに空気読めなくなってるはなと
それに耐えられないほまれ。

それぞれのらしさがよく出てます。

さあやはかなりおとなしかったですが
地味ながらかなりいい活躍をしてましたね。

はなには出来ないほまれの「心」の解説。

そしておもちゃの活用。
(SIM使えるんだ・・)


ただ、不満を言わせてもらうなら
「さあやはほまれをどう思うのか」を見せてほしかった
と思いました。

見せ場はあったけど「はなに付いていくだけ」
になっていて、いわゆる「暇りん状態」になってたのが
残念でした。

まして、今回は主役が少ないのですから
今日の脚本演出さんの腕ならばやれないはずはなかったと思います。
「その意識があれば」。

だから、意図してカットしたのではなく「その意識をしなかった」ものと
私は予想します。唯一、ここだけが残念です。


※  キャラ演出  ※

・・と、ケチは付けましたが
今回もノッケからキャラクターが元気で

リアクション豊富で

楽しかったですねぇ…


・・で、ひとしきり大はしゃぎして
楽しい雰囲気にしたところに


この表情。
何かを言わずとも何かを感じ取ってしまいますよね。

・・で、「セリフでなきゃできない説明」にはまた
この噂話コンビが活躍!

それも、「事情説明」というより「周りがどう思っているのか」
という「印象」を描くことでこのシーンもまた
楽しい進行になっていました。

かとおもえばこんな表情を見せてきたり

▲カッコイイところや

▲運動神経のいいところを見せたり

それを見てまた はな の活きのいいところが見られたり


ふたりの「特徴」「らしさ」がたっぷり見られましたよね。
その多さが満足度の高さにつながっているはずですし、

だからこそ「さあやのらしさがあまり見られなかった」事が
不満に感じられたんです。

あ、あと地味ながら「先生」の描写も最低限ちゃんとやってたところは
すごいなーと思いました。

だって

▲この場面、
「ほまれの先生に対する感情」がなければ
「プリキュアに変身する気になる道理」が通りません。

「その期待にはこたえられないけど、気にかけてもらってる事には感謝してる」

このシーンにその感情が窺えたからこそ、

▲この表情が出来たんです。

「大してかかわりのない人のために戦う覚悟」なんかできないし、
したところで共感は得られません。

「案ずる先生」のくだりは、地味ながら
非常に重要なポイントでした。


※  物語  ※

「不良とうわさされるほまれは
学校もサボリ気味で」

「だけど可愛いもの好きで」

「カッコよくて運動神経がいいけど」

「失敗して以来自信を持てなくなっていました」

「それでも、もう一度飛びたい。あのプリキュアのように・・
そう思っていたところに」

「チャンスが現れ、自信のないままに勇気を出そうとしましたが」

「やっぱりダメでした。」

うん。非常にわかりやすいですね。
そういう企画で作っていることは明らかでしたが、
第3話までにはどうにも隠しきれていなかった
「段取り感」がこの4話には殆どありませんでした。

それは、
「心」を絵で見せるアイディアが多かったことはもちろんそうですが


「複数の描くべき要素を1シーンで同時に片づけるアイディア」
があったからです。


※  技術論  ※

その最たるものがこのバスケのアイディア
①運動神経の良さを見せる

②男気のあるカッコイイところを見せる


③楽しい絵を見せる

④「ジャンプ」へのトラウマと挫折を見せる

⑤はな との交流

バスケ少年がビビりながら逃げていく様子も楽しいですし、
ほまれの引き立て役としても非常に有効でした。

あれをみて「ほまれちゃんカッコイイ」と感じるちびっこは多いんじゃないでしょうか。



ほかにも、「動物病院から出てくる」
というシーンからは

①はなとの交流
②かわいいものが好きで、やさしい子

③プリキュアに共通する出来事があった

という要素が引き出されています。


こうして「描くべきものを効率的に処理する知恵」があることで、


▲こういう「心を感じるカット」に
じっくり時間を使うことができたし、

テンポの緩急を作ることができたんです。


「バスケ」「動物病院」はテキトーに考えたのではなく
目的から逆算して設計した舞台です。

くどいかもしれませんが、
▲プリアラ3話に足りなかったのは
この意識とアイディアです。

※  ほまれ優遇論  ※


いまひとつ熱の足りない状態でプリキュアになっちゃった
さあやに対して

田中監督の起用・構成自ら脚本担当の上
「紹介」「挫折」で一話使ってもらうお膳立て!

来週の「変身」はよほどヘタ打たない限り
盛り上がること間違いなし!


▲そのうえバンクは板岡先生でしょ。
(脚なげー!)


なんですか!
この露骨な優遇策は!!(*゚∀゚*)



※  ※  ※

しかし50人を超えるプリキュアの中でも
「挫折スタート」で最初の変身に持っていくのは
初めてじゃないでしょうか。

(かれんさんのアレは挫折かな・・ちょっと違うよな。
ゆりさんも初変身じゃなくて「復活」だし)


どんな初変身になるのか!非常に楽しみですね!



そうそう、この絵は先週
「ベタすぎて逆に新しい」なんて言いましたが

ほまれにはこのシーンがなきゃいけなかったですよね。


これは「ジャンプ」です。

「守りたいもののために勇気を出す」
その時は「故障のトラウマを忘れていた」

つまり、
「この時のような強い心があれば、挫折も振り払える」


ということであり、

「ここで掴めなかった」、ということは
まだ「心の強さが足りなかった」という事。



キュアエトワールの「変身」には
もっと大きな心の波が必要なんです。



それは、

「自分を励まそうとしてくれた人への想い」
に違いありません。





ほまれの変身は、自分を応援してくれた人の想いに応えるもの

▲応援してくれる人に向き合う事

になるはずです。




※  ※  ※

http://teioblog.blogspot.jp/2015/11/blog-post_53.html
▲田中裕太概論

田中監督の回にこれだけ熱の入った感想を書くと
「田中監督贔屓だからだろう」と思われそうでちょっと気になります。

そんなことないんですけどね。現にさあやの扱いは不満ですし。

けど、それ以外は本当に上手いしヘタ打たないからこう書く以外にないんですよ。

贔屓だから誉めるんじゃない。
誉めるところが多いから自然と贔屓っぽくなるんです。

【追記】
あ、そうそう。

新番組ナレーションの時にはかなり感じていた
はな の役者さんの声の違和感が感じられなくなりました。

耳慣れたせいもあるかもしれませんが、
たぶん役者さんの硬さが取れたんじゃないかな・・と予想します。



このあたり。非常に絵にマッチしてて
いいなぁと思いました。
【追記2】

「めちょっく」にちゃんとした意味があったことに
めちょっくですよこっちは!

しかも「イケてるおねえさんになりたい」がゆえの発明・・・



・・・

・・・イケてるお姉さんはめちょっくって言わないと思;y=ー(゚д゚)・∵. ターン

※  ※  ※

しかしアレね。
同じ脚本家でこの印象の違い。
ということは、田中監督が第2話を作っていたならどうなっていただろう?
なんて考えちゃいますね。
サトジュンさんには申し訳ないですが、あんなに熱のない変身シーンには
なってなかっただろうなと思います。

20 件のコメント:

  1. 名作回でした。
    どこがどうという箇所はもうすべてレビューされている上に、私では気づけなかった点までしっかり記述されているので、なにか書き込みたくても、もはや名作回でしたと書き記すのみとなってしまいそうな、ともかく名作回でした。

    個人的な見解として、
    さあやのこれまでの言動と心理を考えるに、さあやは一歩も二歩も引いた視点で物事を見つめ、デリケートな問題に際しては、滅私の中で耐えられる事なら即決出来るけれど、他者の気持ちに踏み込む様な行動言動は安易に取れない、そういう子なのではないかと思います。
    なので、とにかく自分を奮い立たせ、良いと思った事に迷わず踏み込んで行く、そんなはなと対を成す形として、むやみに自分の意を表し場を荒らす様な事は避け、現状本当に適切な事を行うにはどうすれば良いのか、胸の内で自問自答を繰り返しているような、そんなキャラなのではないかと。
    結果として、プリキュアになるにあたって葛藤薄く即決し(何かあっても困るのは自分なので)、辛いほまれの立場に対して己の意を表すことがない(苦しいのはほまれなので)……動くことで物事を表現するアニメのキャラとしては、少し物足りないキャラづけになっているのかなと感じた次第です。
    乱文にて失礼しました。

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    1. >辛いほまれの立場に対して己の意を表すことがない

      去年、ひまりんの扱い方について全く同じことを解説しましたが・・

      http://teioblog.blogspot.jp/2017/02/03.html?showComment=1487565402501#c2919142745478897793

      もしおっしゃる通りの意図が作者にあったなら、
      それを描かないなんてことはあり得ないんです。まして坪田さんと田中さんなら「絶対に」。


      私的には見過ごせないマイナス点でしたが、それを差し引いてさえ
      「最高!」に投票するほど見事な脚本・演出だったと思います。

      田中監督、ローテに入っているといいですね‥

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  2. コダマゴウ2018年2月25日 12:53

    TVプリキュアひさしぶりの田中裕太さん演出だったので、おもわず書き込みします。ほまれの心理描写で「光と影(さらにフェンス越しの)」先生との会話などで、事前にスタッフ情報を知らずに見ていても、あれ、これはと思いましたが、プリキュアにもう少しでなれなかったところで、スイート30話の新必殺技不発を連想するのは、身びいきがすぎるでしょうか?

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    返信
    1. >ほまれの心理描写で「光と影(さらにフェンス越しの)」先生との会話

      ヌゥーッ!
      そういうオブジェクトを利用した演出は「いかにも」ですよね・・
      拾い損ねました。不覚です。

      キリないかもしれませんが、追記させていただきました。

      削除
    2. 今回の最後の方にあった、
      はなの髪の毛で太陽の光が一瞬隠れてからまた出てくるシーンも、

      「少しだけ輝いたものが消えてしまったけど、きっとまた輝けるよ」みたいな
      はなの心境か、ほまれの今後とかを表したものだったんですかね?

      ほんの一瞬のシーンだったし、考えすぎの可能性もありますけど、
      夕日という明るく目立つものが出たり消えたりするので、な~んか気になったんですよね…

      削除
  3. 過去のトラウマでプリキュアに成れない・・
    ちょっと違うけど過去のトラウマでプリキュアに成らないといった
    キュアロゼッタとかブラコンいつきとかフィレット嫌いとか
    仕事(アイドルとかモデルとか)持ってるとか
    イエローってそう言う役回り何でしょうかねぇ

    しかし、今回の話は凄いですねぇ
    輝ほまれの設定は大変面白い、三人のこれからの私生活の絡みが楽しみです

    あと気になっているのが
    ルールー可愛い中に何か怪しい雰囲気が、この人も魅力的です

    返信削除
  4. >いまひとつ熱の足りない状態でプリキュアになっちゃった(薬師寺)さあや

    どうしても海藤みなみ(キュアマーメイド)を思い出してしまうのです…
    今後、さあやがプリキュアになる決心に至った理由を掘り下げるのかも知れませんが
    「みなみの本当の夢」3部作が肩透かしに終わったという前例も…思い出してしまうのです…

    返信削除
  5. ていおさんはどう思ってるかな、などと考えながらもニヤニヤ視聴しました。これ! というシーンが目白押しでしたね。ほぼ全てに同感です。
    前回はハリーの寝不足に思いやりのないはなちゃんで、こりゃ必死で赤子の泣きに対応してる日曜のパパさんたちの反感を買うんじゃ、と苦笑でしたが、今日のはなちゃんは、良い意味でズカズカと踏み込んでました。空気が読めないといえばその通り。でも、人を思っての行動だったし、それで「やめて」と言われても「また明日」と言える強さがある。嫌われても無視されても、ほまれに輝いてほしい一念でのエールだから、あちゃーってとこはあっても、この子はいい大人になると予感させてくれる。主人公だぁ、と思いました。これからストレートな応援だけでは届かない状況にたくさん出会い、成長してくれるはず! と期待します。

    挫折したスポーツ選手に「頑張れ」と言える(言えてしまう)はなちゃん。良くも悪くも想像力が働いて見守る位置にいるしかないさぁやちゃん。後者のほうが世の中の圧倒的多数ですが、幼児世界ではこのフェーズに入るのは5歳ぐらいからのようで(いま娘がここに来てます) 彼女がどう育つかもとっても楽しみです。

    余談ですが、去年のキラプリ第1話の日に息子を出産しまして… 初めてのママとの離れ離れの日々に、娘はいちかちゃんにたくさん寄り添ってもらいました。新生児といっしょにいるママに緊張している娘に、第1話どうだった? と聞くと嬉しそうに報告してくれたことが、昨日のことのようです。シリーズといっしょに子供の未来を見守ることが出来る幸せを噛み締める毎日です。(でも周りにあまり語り合うママさんがいないのでこのブログをやたらと見ています・笑) 娘の友達に、息子が「リアルはぐたん」として可愛がってもらえるという思わぬ副次効果もあり、シナリオも演出も戦闘も今回のプリキュア は今のところ大好きです!(去年も2話までそうでしたが)
    長々と関係ないこと書いてすみませんでしたー!

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    返信
    1. >娘の友達に、息子が「リアルはぐたん」として可愛がってもらえるという思わぬ副次効果もあり

      なるほどー!
      はなたちの行動はそういうところにも影響を与えるんですねぇ!
      作者は責任重大だ・・それは本作に限らずそうですが。

      > 初めてのママとの離れ離れの日々に、娘はいちかちゃんにたくさん寄り添ってもらいました。

      それはいちかとは共感できる部分が多そうですね!
      そんないちかが前向きなら、お子さんもまた前向きになれるでしょうね。

      「お母さん視点で語るプリキュア」は、理屈馬鹿の作家では気づかない事が多くて
      とても興味深いです。
      そして、当ブログのコメント欄の読者数が多いのは
      そう感じているのが私だけではないからだと思っております。

      ウチにはパパさんも来てくれますしね。


      ・・しかしアレですね。こういう話を伺うたびに思うんですが・・
      私も嫁さんと子供が欲しいですね。。・゚・(ノ∀;)

      削除
    2. 自分の経験では、プリキュアダンスが踊れれば看護師さんとはすぐ仲良くなれます。
      病院から退院する時、ナースステーションの前でプリキュアダンスをやったら
      手空きの十数名の看護師さんが見てくれてスーパーヒーロー?状態でした。

      お母さん看護師から若手看護師さんまでプリキュアの認知度は高く
      女性の間では流石の影響力を持っていると実感しました。

      バツ有り子持ちでもOKと守備範囲を広げるなら、プリキュアファンであることはプラスの武器となり
      結婚のチャンスは広がるでしょう。

      削除
  6. シナリオン2018年2月25日 18:06

    久しぶりに……本当に久しぶりに満足出来る内容でした。
    無駄の無いネタの展開、感情豊かなキャラクターの描写、上下左右奥行きも駆使したアクション、アクションの中で繰り広げられるドラマ、
    本当に完璧と言って差し支えないデキだったかと……。

    ハピプリの謎の恋愛推し&謎の主人公の内面描写カット(主人公の心情を描写しないという作劇における致命的な失態)、
    まほプリの先々を考えていない展開によるその場凌ぎ的浅い展開の連続(だから、どうしても魔法世界という魅力的な筈の世界の描写やネタ出しが失敗していた)、
    プリアラのキャラクターの失敗(あおいの青い色で氷なのにライオンという記号をまるで理解出来ていない組み合わせとか、シエルを出す事でキャラクター間の力のバランスが崩れた事とか)、
    本当にありえない程の致命的なミスの連続ばかりでした。

    正直、今回のハグプリも今話まで、かなり厳しいな……と見ていました。
    1話は主人公ハナを紹介するのに、無理に遅刻させて無駄に評価を下げる展開を入れたり……(おばあさんを守って、そのまま学校に行っただけでも、ハナの優しさは普通に描写出来た筈)、
    その後も転校生の自己紹介→クラスメイトから注目を浴びる→さあやが学校案内するというお約束の描写をカットしていた事もあり、
    実に落ち着かないチグハグな展開が続いた事とか……、
    ハグたんに対するハナの感情移入の理由がかなり強引だったり……。
    一応、プリキュアの1話におけるセオリーは踏めているけど、失敗しているなぁ……という展開ばかりでした。

    2話も同様です。
    さあやの掘り下げが、ハナを通じて行われる筈なのに、それが出来ずに中途半端な展開になっていた事とか(これは1話でさあやとの関係がもう少し描けていれば解決出来た問題の筈)、
    ハナが『図書館を案内してよ』って言った直後に、別の場所にシーンが飛んで、更にその後に図書館での展開になるという、なんともいえないチグハグさとか……。
    キャラが見えていない&シャクのコントロールが出来ていないのかな? という内容でした。

    3話にいたっては、ハナとさあやとハグたんの関係を深め、プリキュアとしての今後に向けた回の筈なのに、
    プリキュアとは関係の無い抱っこの仕方の問題だったとか……。

    何というか、スタッフ内でのコンセンサスがとれているのかな? って疑うような内容ばかりでした。

    が……それらの溜まっていた不満を払拭して、今後にガッツリ期待出来るぐらいの内容だったので、
    割と素直に感動しました。
    僕も、田中さんの絵コンテと演出は、今後も入り続けて欲しいと思いました。

    返信削除
  7. 「彼女の止まった時間」

    ほまれ回として心を中心としたドラマを描き、
    エール回として人を応援する時に力を発揮する魅力が十分描けていました
    ほまれは弱者を守る時に力を発揮するプリキュアになりそうです

    4回目まで来て彼女たちの性格などが分かって来るにつれ、
    変身アクションなどに彼女たちらしさが込められているのが分かってきました
    今回のエールはGOプリの初回を思い出すような素晴らしいアクションです

    さあやの描写については色々ご意見もあるようですが、私は次回まで保留です
    検索や察して「分かる」けれどもそこから「行動」が難しいのも彼女らしいし、
    事故後のほまれを考えて(応援のプレッシャーや事故後の手のひら返しがあったかも)、
    「正解」が見えず、そっとしておこうと考えるのも彼女らしいです
    ただ一つ、プリキュアになるということについての話からみて、
    受け身で自発的な行動をとりにくい彼女の中では
    「自分で決める」という事に価値があるということが分かりました
    ちゃんとドラマを描くと個人回でも他のキャラにも光が当たりますね
    さて次回ほまれの止まった時間はどう動き出しますやら

    返信削除
  8. ていお様の言われてた、一瞬の時間停止がプリキュア候補の脚切りになってるのはプリキュアの哲学に反する、というお話ですが。
    ほまれの犬を助ける、はなのボールを受け止めるから考えて、あの瞬間、己を顧みずどうしても体が動いてしまった人は、
    停止時間で動けたのではないでしょうか。同じ行動ができる人なら、あの瞬間と重なっていれば同じく、時間停止中に動けたのかもしれません。
    そして、日常からその行動を取っていれば、そのチャンスは多くなると。
    結局は時間停止する偶然を待たねばなりませんが。
    ただ、そうするとさあやの時間停止に介入できた理由が薄くなって、これはこれで伏線なのでは…?、というより私の説明破綻です。
    見てて思わず熱が出て、書き込みちゃいました。
    一瞬だけ、未来が止まる、ことによって助かるものがある、とは、時間停止で未来が来なくなるとは別の可能性ですね。
    単にはぐたんが転移か何か世界移動する一瞬に、元世界の時間停止が現世界にまで影響されただけか、物語に深く影響する要素なのか。
    以上の閃きに捕らわれ、さあやの表現が今話物足らない、ことまで気が回らなかったです。
    確かに、でもそんな絶対必要か?とブログ読みながら感じましたが、いやいややっぱりあったほうがイイなあ、と。
    来週も楽しみです~。

    返信削除
  9. 毎度のことながら、田中監督の技術には驚愕させられてばかりです。
    「やばい!やばい!」と言いながらEDで演出家の名前を確認した瞬間、大爆笑の嵐でした。
    そりゃあそうだ、こんなすごい回を作れるのはこの方しかいない!

    私はこういう専門的な知識が乏しいのでほとんど感情的な感想しか書けませんが、
    まるで『5』『フレッシュ』『ハートキャッチ』の頃のプリキュアを見ているような気持ちになりました。
    いや、それ以降のプリキュアが悪いという訳ではありませんが、
    人生で初めて見たプリキュア、『プリキュア5』の23話24話で熱を爆発させた記憶が蘇ったのです。


    そういえば今回は、今作の大事な「子育て要素」であるはぐたんの出番が最小限に抑えられてましたね。
    毎週必ず「親御さんの共感を得るような子育てネタ」を挟んでくるもんだと思ってたので、意外でした。
    それほど今回はほまれの物語に力を入れているということなんでしょうね。
    「毎週必ず」を意識しすぎるよりはこれぐらい余裕があった方がいいですよね。

    返信削除
  10. 相変わらず色々な考察等で唸らせてもらってます。
    今回の私の評価は「満足」でした。
    他人の意見をほとんど見ずの第一印象で入れました。
    その後、ほとんどの人が「最高」評価なのに最初はビビりました(笑)

    意見を読んでるとなるほどと膝を打つことしきり。
    でも自分の中では最高たりえるピースがどうしても足りなかったらしいのです。
    例によって例の如く分析や考察は苦手なので
    何が原因なのかは不明です。しいて言うならさあやの扱い?
    でもメインストーリー等々普段なら大満足の出来。
    細かいことは大抵気にならないはず(過去の傾向)なのに…何故?
    自問自答してもなかなかわからないのです。


    閑話休題
    今期、何気に期待できそう(去年も期待してました)なので…
    goプリでは最終3週間号泣視聴という
    なかなかない体験をさせていただいたこともあり
    今後も期待しております。
    特に来週とかハードル上がってます。

    返信削除
  11. 文句なく良かったと思いましたし、2人がほまれの前に立ってキメた場面や
    オシマイダーが嘆く場面にはちょっぴり泣けました。
    やはり、人物の感情が十分かつ自然に流れていると、それに釣られてこちらの心も動きます。

    そして、ていお様も述べられていますが、笑いを取る所のテンポが良いですね。
    下の娘は、悪ガキ3人組が退散する所で噴き出してました。

    大抵思った事は述べられているのですが、やっぱり私も語りたい(笑)ので、いくつか。


    【描くべき要素を同時に片づけるアイディア】
    バスケ勝負のシーンにおいて、悪ガキの一人がボールを指先でクルクルと回す動き。
    セリフと同時進行でこの動きを入れるだけで
    口先だけでなくそれなりの実力があることを描き、それを手玉に取ることで
    ほまれの運動神経の良さを引き立たせるためのさり気ない演出でした。

    「〇〇で優勝した俺たちの事を知らねーのかよ?」とか
    「あの人たち大人相手にも勝っちゃうんだよ、大丈夫?」などと
    セリフを入れて時間を掛けなくても『なんとなくデキそう』という印象付けがされていました。

    【カロリーコントロールの上手さ】
    印象付けたい、格好つけたいシーンを最大限に引き出すため
    そういう所は惜しげも無くグリグリ動かしたいからこそ
    そうでない部分は必要以上に動かさなかったり、動かしても枚数掛けない見せ方をしたり
    話の中に間を意図して入れることでカロリーを抑えつつ、メリハリをつけるという
    作画リソースを踏まえたコンテ演出が上手だなぁ・・と。

    序盤の教室のシーン、主人公以外は背景で動かないのはかなり思い切った見せ方で
    一歩間違えれば不自然さの方が強く勝ってしまいかねないところを
    それをガヤの音、カットの切り方、クラスメイトの視線や表情などで
    上手くつないで不自然さを緩和しているのは、場面において見せるべき要素と
    省いても問題ない要素を理解しているからできる芸当なのでしょうね。

    【さあやはほまれの事を思っていなかったのか?】
    >意図してカットしたのではなく「その意識をしなかった」ものと私は予想します。

    私は、意識をしなかったのでも、(必要だけど)意図してカットしたのでもなく
    「そこまで意識する必要が無かった」と判断したのだと思いました。

    かといって、さあやの心の描写が全く無かったかといえばそうではなく
    「プリキュアって誘われてなるようなものかしら?」の言葉が分かりやすいですが
    廊下で隠れて天を仰いだ時の表情など
    「誘ってよいものかどうか?」「(学校の様子から)ほまれに何があったのだろう?」
    といった、『ハッキリとしないモヤモヤとした気持ち』は
    地味ながらも所々で描かれていたと思います。

    ほまれの過去を知ってからは、ていお様も述べられているように
    >はなには出来ないほまれの「心」の解説。
    へとシフトし、理性的、知性的な面を描きながらほまれの内面について
    『分析』や『理解』ではなく、『慮って』いる様子が描かれていたと思います。
    このあたりの表情も「原因は察したけど、どうしたら良いのか分からない」という
    気持ちが十分出ていたのではないかと思います。

    今回、2人してほまれを鼓舞するような場面を持ってくるのであれば
    さあやにも、ほまれにどうなって欲しいかの心の描写が必要になってきたのでしょうが
    今回、さあやに与えられた役割は
    『はなが与えられた役割をクリアしていく状況を引き立たせつつ
     はなでは出来ない部分をフォローしてく』事が主なので
    はなを立たせるためにも、ほまれに対する気持ちは必要以上に前に出さず
    表情や声の演技を中心とした脚本演出にとどめたのだと思いました。


    ともかくも、今回は脚本、演出、画など、全体としてクオリティの高いお話だったと思います。
    お話の段取りを考えると、次回の方が盛り上げとしてヤマになるので、次回も期待したいです。

    返信削除
  12. 今回は最高でした。

    既に可愛いもの好きであることが明らかなほまれではありますが、迷い犬を助けるに留まらず世話するところから、単なるミーハーではなく優しい心の持ち主であることがよく伝わってきます。
    先生やはなからの勧誘を「ごめん」と断るところにも、声をかけてくれること自体には感謝しているのがわかり、これも優しさの一環だと思います。
    変身が次回に持ち越しであることを活かし、ジャンプのトラウマを二度も描くのは凄いです。ミライクリスタルにあと数cm届かないのが、悲壮感を際立たせています。

    クラスメイトのほまれ不良発言を否定、別れ際の笑顔が超爽やかなはなは主人公らしいカリスマを、的確な情報収集、僅かな違和感から引退の真相を明らかにするさあやは知恵を感じさせてくれます。
    ほまれに限らず、二人の描写もぬかりなく、三人とも個性が際立っているのが良いです。

    ただし、戦闘の描写が気になります。
    エールの応援自体は良かったものの、敵に背を向けてまで行うことなのかは疑問で、過剰な演出に感じました。
    はぐたんのアスパワワがなくなるなどの演出がなく、危機感が薄いのも残念でした。

    それでも、ほまれの掘り下げは十分です。
    次回のエトワール初変身がとにかく気になります。

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  13. 面白かったです。
    先生も はなちゃんも、ほまれの放つ輝きに魅せられ一生懸命にスカウトする様子が印象的でした。

    一方、さあや嬢は人の行動は人の心に動かされる事を知っているのでしょう。
    今回は静観してましたが、次回でほまれ自身が拒んでいる自分の望みを正面から突きつけるプリキュアらしい展開が待ってるのでは…と、期待しています。

    長女も今年は毎週楽しめそう。

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  14. 確かにタナカリオン演出でよく動く回だったのですが何かと雑でした
    はなは「何だかよくわからないけど」と言いながら応援していましたね
    これは不味かったです
    そんな投げやりな応援に効果があるわけがありませんのでやはりほまれは変身が出来なかったわけですが
    はなはそのことに気付いてる様子が今のところありません
    ほまれは不良みたいだけど実はこういう子なんだと理解してくのはいいのですが、ほまれの闇の部分については何も踏み込めていないのです
    ほまれの過去に何があったかわざわざさあやが調べ上げて情報共有までしてるのに「何だかよくわからない」っていうのはちょっと鈍すぎる
    この辺を次回に追求してはなの成長を促せないとこの先かなり酷いことになると思います
    鈍いことと優しいことは矛盾していますからね
    鈍いままだとその優しさは自分勝手な偽善ということになってしまいます
    あとほまれは不良みたいだけどと書きましたが、みたいじゃなくてこれだと完全に不良です
    書類の提出が出来てないという至極真っ当な先生の忠告までも無視していたのは物凄く心象が悪いです
    これでは自分勝手な子にしか見えません
    周囲のクラスメイトに理解されないのはほまれのこういう態度にも十分に問題があると思います
    果たして次回にこれを追求できるのかとても不安です

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  15. 重い、でも熱い。そんな印象でした。久々に胸にグッとくるものがありましたね。流石タナカリオン。戦闘シーンも素晴らしかった。
    特に戦闘中にもかかわらず、倒れてるほまれと先生に対してエールを送るはなの姿は良かったですね。彼女の姿勢を象徴してるシーンでした。
    とはいえ、はなも先生も人の気持ちを察する能力はかなり乏しいようで。気持ちはわかるけど、らそれではダメだろと。まぁそこを補完するのが、一歩引いたさあやの役割かもしれません。
    来週はいよいよ三人目の登場ですね。SDの手が直接入るようです。いい形でバトンが渡りました。是非盛り上げてほしいですね。
    大いに期待しております。

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