2018年5月27日日曜日

HUGっと!プリキュア第17話「哀しみのノイズ…さよなら、ルールー」

脚本=田中 仁
演出=ひろしまひでき
絵コンテ=八島善孝
文字数3277
※「ルールーは はな は洗脳しなかったけど、
結局作者自身が洗脳してしまったようなもの」を追記しました
んー・・なんつったらいいのか難しいですね。

作画・作話・芝居・構成などのパート毎に
「すごく良い」と感じるところと
「なんだそれ」と感じるところが分かれていて

「全体としてどうだったか」をスパっと一言で言えない感じ。

スポーツ観戦でいうなら
「エラーや謎采配があった一方でファインプレーも多かった試合」、
みたいな感覚です。


投票結果はこちらから見られます。https://vote1.fc2.com/result/928119/59/



いつまでも手を止めていても埒が開かないので、
気付いたところから語っていきましょうか。

※  作者が何がやりたかったのかが色々見えた  ※

この、「出会い」の最初。

この時私は「洗脳から始まった友情なんて」と、嫌悪感を覚えました。

(ルールーが洗脳したのは家族であり、はな は洗脳されてなかったっぽいですから
はなとの友情については本物にするつもりだったんですね。
問題はそこ以外にあるのですが。)

これについてはつまり、

▲これをやりたかったんですね。

「悪だくみから始まった友情。」

その良心の呵責にさいなまれるルールーと

それでも、育んできた友情は嘘じゃない!

と言い、

ルールーの罪も含めて抱きしめる、
はなの器の大きさ。


序盤のこのやり取りは、クライマックスのための
前振りでもあったわけですね。

こういう、クライマックスへ向けて定石通り
要素を置いていく組み立て方はいかにも
田中仁さんらしいなと思いました。


そうして、人の良心に触れて心の無いものに心が宿る。

という筋書き。

作者がルールーというキャラを通して
やりたかった事の一つがハッキリ見えました。
(まだあると思います)


その明確な意思を持った作品作りの姿勢
この設計思想自体は私も「良い」と思います。

「消されたはずの人の心を取り戻す」
というシーンでは

「プリキュアを分析する」という、友情のきっかけになった事を
ここでもう一度繰り返すことで



これまでの想い出・その時感じた心までもが呼び覚まされてしまう。

というのも上手いと思いました。



「描きたいものが多すぎて一つ一つの要素・描写が浅く感じる」
と常々言われていた中でも、使える描写をありったけ引っ張ってきて
クライマックスをなんとかそれっぽい形にした演出も

頑張って作ってるなと感じることが出来ました。


※  ※  ※



しかし。

やはりそれでも「足りない」と思いました。

ルールーとプリキュア(はな、ではなく全員)
それぞれの感情・友情は、素晴らしい奇跡を呼ぶドラマをやれる程には
育っていなかったと私は感じました。

だからこの「戦う運命に翻弄される友達同士」という
悲壮感が漂う筈の戦闘シーンは

私はまっったく心が動きませんでした。

ただ、「面倒くさそうなデザインなのに、絵描きさん頑張ってるなぁ」
「デザインした人は楽しんでやってたっぽいな」などと
ドライな感想だけが頭に浮かんでいました。


※  ※  ※

それは、ここまでに4話しかなかった上
(一話はえみるとのお話だったし)、

なによりルールーと3人が「分かりあう」「引かれあう」
そういう「心」が感じられるシーンが作れなかった事が

今回の不足感の原因です。



また、

「出会いが悪意であっても育まれた友情は本物。」
という話がやりたかったのは分かりましたが


やはりこの回。

「人柄を知るという大事な過程を飛ばして
好きだの家族になろうだの言わせても、
それはまさしく作者による洗脳であり
視聴者の共感を誘うことはできない」


と、私は改めて思いました。


洗脳から始まった友情では、どれだけ育てても
偽りにしか見えないでしょう。

作者自身、それは承知していたように見えます。
だからこそ、

「ルールーが洗脳したのはお母さんだけ。
はな は洗脳していない。」

という線引きには気を使っていたのでしょう。


しかし結局、

肝心の友情をはぐくむ過程では
ルールーではなく作者自身が 
はな を洗脳してしまったのです。


扱う要素が多い中で、さらに結末を急いでしまった
展開の都合に帳尻を合わせるために。


ー私の目には、どうしてもそのようにしか見えません。



※  なんでロボ?  ※

次回予告の時から疑問に思ってはいましたが・・

視聴中も「なんでロボなの?男の子なら喜ぶかもしれないけど
女の子のための番組でしょ?」

とずっと思ってました。


が、これはたぶん

「未来感」を出したかったのかな?
あとは
「強そうに見せたかった?(見た目ルールーのままではイマイチ迫力出ないし)」とか?

なまじ男の子が好きそうなデザインしちゃってるから
そっちの方面に意識が行っちゃったけど、

多分そういうことなのかな?
と、私は解釈することにしました。


※  お芝居  ※

番組開始当初、私ははなの役者さんの演技力に疑問を述べていましたが・・・


思えば僅か数話のうちにそんな疑問はなくなってましたし、

今やこのシーンの声を聴いた時には
ハッとするような気迫を感じました。

研究生クラスの新人さんだったという話ですが、
才能と環境の効果でしょうか?すごい成長っぷりですね。

それを見越したキャスティングをした人たちも含めて、
すごいなぁ・・・

あとこれね。

こちらはさすがはベテランというところでしょうか。
この鳴き声が赤ん坊の様に聞こえたのはそのようなディレクションがあったのでしょうか。

はぐたんに触れられたカットからもその意図を感じます。

新しく生まれ変わった。人になった。
再誕者としての産声・・を表現したかったのかな。

と、私は思う事にしました。



※  画像でコメント  ※

このワンポイント解説も「うまい!」と思いました。


▲このシーンでルールーが何を思っているかを
たった1秒で明確にしてくれています。

▲このカットを回想シーンに使っていましたが、
これを「楽しい時間を過ごした思い出」とするのは苦しいですね。

この絵を使ってしまったところに「手札の少なさ、故の苦しさ」を
感じました。

▲この絵は、ほまれとさあやの想いをはなに託し、
「3人の想いを一つにしてルールーにぶつかっていく」

という作意の絵解きです。


が、これもね・・

この絵に本来乗っかるはずの「想い」が・・
無いですよね。



・・味付けしてないのに、「したことになっている材料」を
無理矢理使っている様な苦しさを感じます。


そういう意味ではえみるxルールーの話は楽しみ。
こっちは既にちゃんと味が付いているから。 


なにか匂わせてますね。

2度目の「お人よし過ぎる」には、
ハリーの事情も重ねている様子でした。

ハリーもクライアス社の関係者だったりとか?

これが未来の世界。
「未来を奪い、止まった世界で苦しむことなく穏やかに終わりを迎えることができる」
闇の救済。

クライアス社の目的は「(身勝手な)善行」なんでしょうか?
それとも、そうして集めたアスパワワで自分たちだけ幸せになろうと
いう事でしょうか?

いずれにせよ、これは今年のプリキュアの主題の反証。

はな たちによって否定されるべき「未来」。


この未来を知れば、「HUGっとプリキュアの一番大きな主題」が
見えてくるはずです。興味深いですね。今はまだ。



・・願わくば、興味深い気持ちのままでこの秘密が明かされる時が来ますように。

この表情いいよね。

人になったって感じ。


「ルールーちゃんよかったね」と言いたい。
・・言いたかった。



このドラマの盛り上がらなさでは、私には言えません。




※  ※  ※

ということで、冒頭の話に戻りますが

「お芝居や脚本、演出には上手い!と感じるところが結構あった」
けどやっぱり、
「人物描写が圧倒的に足りないのに、
強引にドラマを盛り上げようとしちゃったのが残念」

というのが私の感想です。

・・本当に、そこに轍がある事にまるで気づかなかったかのように
去年と同じ轍を踏んでいるように見えますね。
なぜなんでしょう。

「去年は欲張り過ぎて人物を扱いきれなかった」という風には
作者の皆さんは考えてはいないのかもしれませんね。

※  ※  ※

私は今回のクライマックスは

パッと見素晴らしい物の様に見えるけど、
食材それぞれの味付けが薄いので見た目ほど美味しくない料理のようなもの。
だと思います。


私は、実力のある監督構成が初めから
現在の形を目指して、想定通りここまでの物語を作り上げたとはとても思えません。

本当は、作者的にはこの17話はもっと前振りや積み重ねがバッチリ決まって
感動的なクライマックスになっている、はずだったんじゃないでしょうか。


「やりたいことはあるけど、思った通りに仕込みが出来なかった」ところが
結構あるんじゃないかと予想します。

このくだりは、フレッシュプリキュアを意識したものでもあるんだと思います。

が、残念ながら、ドラマとしてはそれには大きく及ばない結果になっていると思います。
同じ監督が手がけて居るのにこんなに違うなんてね・・・



※  ※  ※

ともあれ、事情を知らない私は結果からしか語る事が出来ません。


先日友人とも話したことですが、ここまでの今年のプリキュアは

上手いと感じる。作意も明確。キャラの魅力はあるからハマりたい。
けど人物描写が今一つで、期待したほど熱くなれない。

というのが私と友人達の共通した感想です。



(差し引きゼロに投票)

21 件のコメント:

  1. お久しぶりです。
    今回は自分も「あれ…?前回前々回の良さから期待したほどではなかったなぁ…」という感じでした。
    全体から見てもですが、今回単体で見てもなんだか忙しないというか
    こっちの感情が乗らないままポンポンと事が運び、筋書きを追うのに終始したような感覚でした。
    これは個人的に去年と一昨年もずっと感じていた感覚…。
    とはいえ全部が全部悪かったわけでもないので(だからこそ余計に不安になるわけですけど)
    とりあえず悲観しすぎず今後に期待しておきたいです。

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  2. ちくわぶドロボー2018年5月27日 16:41

    案の定、筋書きは王道でも説得力を持たせる積み重ねが無く心が全く動きませんでした。
    「昔は良かった」なんて年寄りの定型句なのであんまり使いたくは無いのですがフレッシュの二番煎じにも満たない敵の説得劇です。
    まほプリ以降のプリキュア達はとにかく「カリスマ」が不足しています、敵を救うにはそれ相応の人間性が伴っていないと…
    わざわざ「特に取り柄がない」なんて台詞までつかってエールを貶めているのは自虐ネタなのでしょうか?

    >ルールーの罪も含めて抱きしめる、はなの器の大きさ。
    私には はなの人間性の未熟さ、後先考えない責任感の無さの体現に見えてしまいました。
    「私が騙されたと思ってないから騙されてない」これって意地悪な言い方をすれば
    「自分が騙されたと思っていないのなら、いくら騙しても他人に迷惑をかけても良い」と取れますよね?
    フレッシュのラブはカオルちゃんの「罪を憎んで人を憎まず」という言葉から。鬼平の精神でせつなの『罪』に向き合っていました。
    せつなは親友だが…親友だからこそ彼女の罪に目を背けず鉄拳制裁すると誓ったのです。
    今回、ルールーを無条件で許しただけでは はなを「主人公らしい器の大きい人物」とは到底思えません。
    「母性」を「無思慮」「責任感」とはき違えています、「イケてる大人」とはこの様な物で良いとは思えません。

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  3. タイトルからして、ルールーが消えるのかと・・
    アンドロイドプリキュアは無しかと思ったのですが

    なんか「あれ?」で終わってしまって残念ですねぇ
    まあ、せつなの様にイースから東とか名前が変わるわけも無く
    いきなりプリキュアに成るわけでもなく・・何だったんでしょうね
    「さよなら」って?
    せつなの様に一旦死んだようにするための、リプログラムだったんでしょうかねぇ
    何か良く解らないタイトルでした

    さて、じゃあ取りあえずクライアス社にRURU1体発注!(爆)

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    1. 一寸追記
      洗脳・・そう言えば
      結局洗脳したのは、母親のみでしたねぇ
      ルールーが連れ去られて、みんなの記憶がどうなるかと思っていましたが
      早々と奪還して話をつなげるとは、そのせいで話が短絡っていうか軽くってか簡単になったような
      そのせいでなんかしっくりこなかったのかなぁ

      薫や満のように記憶が一時的になくなったり
      せつなの様に4人とのみ関わって、最終的にラブママに助けられる
      結構時間をかけましたが、しかし今回なんでそんなに話を急いだんでしょう?
      はなしを詰めこむ気なんでしょうか?それともプリキュアに成るための時間をかけたかったか
      次回からの展開が楽しみになってきました

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  4. 非常にドラマティックで見応えあるお話でした。ルールーが泣き叫ぶところなんて、役者さんの熱演もあって心打たれそうになりました。流石、田中仁さん。直近でもゆるいキャンプのアニメをヒットさせただけあって、実力の程を感じます。
    惜しむらくはそれまでの過程が今一つと言うか、ていお様の仰る通り、積み重ねの不足をヒシヒシと感じられ、感動までには至りませんでした。序盤から危惧されてきたことが、ようやく形に現れてきたようです。回想シーンでのほまれのシーン。あれは交流なのか? そもそもまともに話してもいない。
    肝心のはなとの交流。好きだというはなの人間性はわからなくはないが、好きな理由が未だわからない。薄っぺらい印象。特に取り柄無し。いや、確かにワンクール観てきて、そうは思うけど、自虐ネタか? 
    交流と言っても、たった4話。大して蓄積されてもいない。いや、えみるとの交流はたった一話でも熱いモノがあった。説得したのが、えみるならば、もしかしたら積み重ねの不足なんて思わなったかもしれない。要は不足を感じるかどうかは、作り手の創意工夫かもしれません。でも主役はプリキュアだしね。プリキュアが説得するしかない。

    何度も申してますが、今作のSD及びシリ構の方は基礎が固まらない内に、次へ次へ行こうとする。今回もハリーの過去を示唆するシーンがありました。それはそれで興味深いのですが、まずは足元を見て頂かないと、今回のように説得力が弱くなるでしょうね。
    プリアラは人数の多さ、主に初期設定盛り過ぎが原因で積み重ねの不足を感じておりましたが、今作はアイデアは豊富そうですが、話の構成がある意味ゆるいのでしょうね。そこが結果的に積み重ねの不足を感じる要因になるのかと。
    ところでほまれはいつスケートの練習をするのでしょうか?

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  5. 出汁不足…単体で見るとすごく良いのですが一手不足
    はなとの交流不足で思いが深まらなかった感じですね
    えみるの登場分、はなとの関係エピソードが削られたのは仕方ないんですよね~
    熱い拳の打ち合いのカットもピーチとイース程に心に響かないのが勿体無い
    むしろえみるがルールーと心をぶつけ合う立ち位置だと思います
    てっきり現場に向かったえみるの歌で正気に戻るのかと思ってました

    ロボについては子供たちにルールーが悪役として戦うイメージを残さないことと、
    プログラムという殻を壊して本当の心(ルールー自身)を引っ張り出すイメージかなと
    打算で出会っても、その後に親友になることもありますし、
    はなはルールーの本質を感じ取っていたということで納得したいと思います

    今後、不完全な良心回路をえみるのギターが救うという話もあるかもしれませんね
    (クライアスの者はクライアスに帰れ~という笛の音をかき消す歌とギターの音・・・)
    あとハリーは元クライアス社の宇宙進出用ハムスター型改造人間とか…
    宇宙飛行士が夢→ロケットに乗るなら軽い方が→ハムスターへ

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    1. また今年も罪と罰の時期か~と思いつつ、皆さんどう考えるのかなと二つ
      善悪の葛藤と心の痛みから逃げてロボットのように働く社畜の暗喩ということは重々承知の上で、

      まず彼女はアンドロイド(機械)ですよね?しかもクライアス社製、トゲパワーは人間由来
      ブレーキの壊れた車で人をはねたなら整備不良+車にも問題があります
      涙ながらに健康のため禁煙を訴えるタバコの自動販売機もそれはそれでおかしい
      で、彼女は設計通り指示通りお仕事してました、裁くべきはどこでしょう?

      そこからもう一件のはなの「だまされてない」につながるのですが
      今後もし、心の痛みから逃げロボットに戻ろうとするなら、
      それがはなに対する一番の裏切りになるかなと

      で、いつのタイミングでエールが拳を出したか見直したのですが、
      ルールーが自分の罪を吐き出しつつ表情が変わって来た辺りですね
      つらいのに悪のロボであり続けようとしているルールーに拳を合わせたのですから、
      そこがエールにとってのキメどころなのでしょう(心を偽り苦しんでいるルールーへ)
      逆にそれ以外のところは本当に楽しく一緒に過ごしたという感想なのかもですね

      イースの時もでしたが「諸悪の根源の方を叩かないと仕方ないよね」が私の考えです

      削除
  6. >それは、ここまでに4話しかなかった上
    >(一話はえみるとのお話だったし)

    「そういえば、満と薫の時も短めだったような」…と思って調べてみたら、
    あっちは転校してきてから一時退場まで10話あったんですね。

    ちなみにキリヤくんの時は転校から一時退場まで9話、
    せっちゃんの時は潜入から寿命&復活まで17話、
    レジーナの時はマナたちの前に現れてから一時退場するまで10話ありました。

    潜入してから友情を育む展開には最低でも9話は必要なんですよ。
    4話はさすがに短すぎです。


    あと個人的には、せっかくデカくて強そうなスーツ着てくるなら、もっとロボットものっぽい戦いをしてほしかったですね。
    ビルとビルの間をびゅんびゅん飛び回るとか、車や動物の姿に変形するとか…

    ちょっと開けた公園で、基本地面に足つけてパンチとビームを繰り返す戦闘スタイルでは、今までのオシマイダー戦と見栄えがあんまり変わらないじゃないですか。
    一応、プリキュアのデータを解説しながら、それを駆使して戦ってる描写がありましたが、それは以前にもやった戦法。
    「こいつは手強い!」と感じさせるにはいま一つ足りません。

    こういう時にこそ、今までにない「特別感」がほしいんですよ。
    1,2話前はあんなにも「特別感」満載だったのに、今回はなぜこんなにも「普通」になってしまったんでしょうか…

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    1. >ビルとビルの間をびゅんびゅん飛び回るとか、車や動物の姿に変形するとか…

      それは「男の子向け」の発想ではありませんかね。

      削除
    2. 確かに、男の子向けと女の子向けの発想は分けて考えるべきなのかもしれませんが、
      かと言っていつものオシマイダー戦と変わらない見栄えでも良いとは思えないんですよね。

      女の子向けアニメの戦闘シーンには、男の子向けのそれ以上に「心」を乗せるべきだと思うんですが、
      その「心」の積み重ねが少なかった分、
      絵のインパクトでしっかりと視聴者の記憶に残して、後に必要になる積み重ねの1つとして繋げるのが良いんじゃないかと思ったんです。

      クローズさんも、最終決戦までに本気を出してキュアフローラとぶつかり合ったのは2回くらいですが
      それでも、その2回ともが強烈なインパクトとして記憶に残っています。
      だからこそ、たった2回だけでも重要な積み重ねとして機能したんだと思うんです。

      削除
  7. シナリオン2018年5月28日 2:47

    シリーズ構成は仕事をしているのか?
    この話を観た時の、僕の素直な疑問です。

    上で、かとさんさんが仰ってますが、最低限の話数と積み重ねが必要な筈なのに、
    それが出来ないままに4話でルールーのエピソードを終わらせるというのは、
    シリーズ構成の坪田さんは、この4話で十分だと本気で思っているのか?
    全然足りてないのは誰の目にも明らかなのに……。
    そして、このルールーのエピソードに限らず、このハグプリ全般に言えるぐらいに、
    必要なエピソード、必要な描写、必要な掘り下げ、必要な積み重ねが致命的に足りてないように見えます。
    他にもキャラクターをより魅力的に魅せる為のエピソードや、キャラクター間の友情を掘り下げるエピソード等々、
    もっとやらなければいけない事はいっぱいある筈なのに、まるでそれが描けてないのが実情です。
    『こうやっておけば満足するんだろ?』と言わんばかりの、実に傲慢なキャラクターの描き方が散見しています。
    (ていおさんは、作者の洗脳と言ってましたが……)

    例えばフレプリでせつなが仲間になるには、かなり丁寧な禊ぎをしていました。
    イースとしての死→パッションとして復活しても仲間にはなれないと自分から離れる→ミキやぶっきーとの個別エピソード→ラッキーの救済……かなりのエピソードを使って視聴者からプリキュアとして認められる為の段取りを踏みました。
    GOプリの場合は、ハルカの強いモチベーションとトワのバックボーンで上手く均衡が保たれ、ドラマとして回っていました。
    さて、ルールーが今までにやってきた悪事、はなの家族を洗脳した事等々、どうやって禊ぎを描くのか?
    雑に1話でお茶を濁して、禊ぎは済ませた、後はえみると共にプリキュアに変身するだけ……なんて事にならないと良いのですが。
    これまでのキャラクターの描き方の薄っぺらさや、敵キャラへのリスペクトの無さ等々を鑑みるに、あまり期待は出来ませんが……。

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  8. 今週一番酷いのはやはりはなです
    ルールーは騙していない
    ハリーとのやりとりから一貫してはなはこの主張を繰り返していますがこれがもう最悪です
    騙していないんだから悪くない、そう言ってるようにしか見えないですしおそらくそういう意図でやっています
    騙されたけど許すよ、とはこれは全く違うでしょ
    これではルールーに反省する余地を作ることが出来ません
    何故ならはながルールーの罪を認めていないし、仲間もそれに同意してるからです
    ルールーは悪くないと仲間たちが言い張ってる以上、ルールーの反省は矛盾します
    よってルールーが今後反省する展開は出来ないし、やることは許されないということになります
    そういうことをはなは、いや、スタッフはやってしまったのです
    もうほんとはなの性格の悪さが大嫌いです

    殴り合いなんてフレッシュみたいなことやっていますけど
    イースが涙を流して罪を告白しそれを涙を流して受け止めていたラブとはまるで別物
    ハグプリはただの思考停止です

    ところで、プリアラの人物描写が、ってそれはゆかりのことですよね?それ以外には何もないのですから
    ゆかりはあの通り気難しい性格をしていますから、ゆかりの本心がこちらに伝わらず「えっ?そうだったの?」と思うことも少なくありませんが別におかしなことではないですよ?
    あきらと出会ってから20話近く経過してますし、あの性格ですからね
    馬鹿正直なために裏や葛藤が薄いはなやルールーとは違うと思います

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    1. そうですねえ・・主題は「悪意から始まっても友情は本物」という事ですが

      「人をだますのは悪い事」。

      そこを「こっちは騙されたと思ってないから」で流すのは正義ではありませんね。
      「友達が悪いことをしたなら誤りだと教える、正す。」
      そうあってほしいものですよね。

      そのステップなく「赦し」をやってしまってはヒーローのドラマや振りかざす正義が
      とたんに安っぽくなってしまいます。

      >プリアラの人物描写が、ってそれはゆかりのことですよね?それ以外には何もないのですから

      そうですか?
      私は「いちか以外の5人」のつもりで書きましたが。

      前提が違います。

      削除
    2. >「こっちは騙されたと思ってないから」で流すのは正義ではありませんね。

      しかし、あるいはこれも「女性的」考え方なのかもしれません。
      道理よりも感情っぽい理屈ですから。

      削除
    3. すみませんお久しぶりです。
      「こっちは騙されたと思ってないから」という思考は確かに微妙に引っかかりはします。
      それを文字面通りに読んでしまうと「いや、それは違う」と思うけれど、
      共に過ごした時間(積み重ねの不足はとりあえず置いといて)を
      はなが「かけがえのない価値あるもの」と判断しているのなら、
      「こっちは騙されたと思ってないから」と自分に言い聞かせている、とも受け取れますし、
      むしろそう言わざるを得ないのかな、とも思ったりします。

      削除
  9. お久しぶりです。今回は差し引きゼロに投票しました。
    確かに伝えたいことはわかりますが、積み重ねが足りないなと思いました。もう一ヶ月エピソードを描いてこの回でしたら納得がいったのですが。同じようにアンドロイドから戦士となったキャラが仮面ライダーにはいましたが、それもキャラとの関わりを時間をかけて積み上げたキャラでした。
    ただ、これに関しては意図的に時間をかけないようにしているとも思います。時間をかけてドラマを描くよりも楽しくしている姿を見せる方が子供にはいいのかもしれません。(問題はそのバランスだと思います)
    そうなると問題だと思うのはハリーの件です。、流石に引っ張りすぎていると感じました。3分の1でまだ未来についてよくわかっていないのは、種明かしの際に子供がついていけるのか不安です。

    >「つまんないのか?」と聞かれれば「そんなことないよ、いいとこいっぱいあるよ」と
    答えるけど、「じゃあ面白いの?」と聞かれても胸張って「はい」とは言えない。

    よくわかります。私も映画を見終わった後でこのように思う時がかなりあります。

    最後に、おそらく6月の頭には追加戦士の情報が出ますが、これでルールーでは無かったら全く読めなくなりますね。(そんなことは無いと思いますが、5年前の件は私の中で未だにあれなので)

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    1. いやいや、6月ではなく、本日5月31日に公式ホームページにて、新キュアが発表されましたぞ。あとは過程ですね。

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  10. 絵的に優れた回だったと思いました。
    今回のルールー改心回、個人的には、ルールーは暫くクライアス側で活動、二話か三話分ぐらい敵対し、後にプリキュア三人とえみるに説得される、という様な予想をしていたのですが、さくっと一回で寝返ってハッピーエンドという、まあアリかなあとも思います。

    ところで、はなが言うところの「私が騙されたと思っていないから」という台詞ですが、個人的には有りな解決策だと思います。
    そもそもルールーは、完全に自立したイースなどとは違い、使命感や責任感といった自分が自分である為に、絶対的に必要な物の為に行動していたわけでは無く、ただただ機械的に命じられた事を右から左へ処理するだけの機械人形だったという…そこに悲哀があるわけで、そんなルールーに「あなたのした事は間違っている」「その罪を購え」とバトルを仕掛けても、しっくり来ないと言うか、恐らく解決に繋がらないだろうと感じます。

    まずルールーを単なる機械という視点で見れば、クライアス社の私物だったからこそ悪事に利用されていたわけで、もし保母専用のアンドロイドとして生産されていれば、感情面や情動面はまったく同じでも、傍目には善行を積むアンドロイドに見えたでしょう。
    つまり「交通事故が起こるのは利用者が悪いのであって自動車が悪なのではない」という理論です。

    そして、後に感情を理解したルールーが、はなに対して「みんなを騙していた」と独白しているのですが、単なる計算機でしかない機械が反省するという域に達しており、この時点で漸くルールーに知恵がつき、善悪の判断が出来る様になった赤ん坊のレベルに達したわけで、だからこそルールーは赤ん坊の様に泣いたのでしょう。
    つまり「赤ん坊を叱り飛ばした上にけじめを取るため殴れるのか」という理論です。

    更に、反省しながらも、それでも過去の柵に囚われ攻撃せざるを得ないという矛盾した行動は、まさにブラック企業に勤め続けて善悪の基準と自分の感情の置き所が曖昧になっている社員、アルバイト、そういう人々にそっくり被るようで、ここまで来るともう、ブラック企業に一度でも勤めた経験のある者なら「あるある」の世界、殴って解決なんか出来ないと確信出来ます。
    つまり「ブラック企業で働くと人間性ぶっ壊れます」理論です。

    この三つから考えれば、機械の様に善でも悪でも無く、にもかかわらずはなたちとの交流を経て初めて自分の価値観を持って自己批判を始めた幼児の様なルールーに、しかもブラック企業で心の伴わない仕事をさせられ続けたルールーに対して掛ける言葉はもう「私が騙されたと思っていないから!」という、誰も傷つけない言葉が、やはり最適解だったと確信します。

    これが「私が助けてあげる!」や「お前の罪を認識しろ!反省しろ!」では、生まれて初めて芽生えた感情と善悪について考え悩むルールーの立場や意思を無視している様に感じます。
    hugっとプリキュアのテーマが赤ん坊に寄り添う姿勢と考えるなら、赤ん坊の様なルールーに対して「私が騙されたと思っていないから」「私は悪いと思っていないよ」という赦す言葉は、二次論で語れない人間の心を踏まえれば、最も正しいと思う次第です。

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    1. 追記:
      本当に、ルールーはあと二話か三話、確実に敵サイドでぶつかって来るのだと思っていました。
      その三回でルールーがさらに感情を学んで人間らしくなり、帰ってくるのだとばかり。
      それくらいのバランスでなければ、やっぱり色々と改心には足りない感がありますね。
      そもそもサブタイトルに「さよならルールー」とあるのだから、いったん「さよなら」すると思いますし「哀しみのノイズ」とか書かれていれば「良く判らんけれどノイズというからには音楽に関わるサブウェポンがついて、えみると最終決戦かな?」と思うじゃないですか。
      全然違ったという、予想は難しいものです。

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  11. 今回のお話については、私も何と感想を書いて良いのかとても悩みました。

    物語の構成としては、皆様が述べられているように
    3人とルールーとのお互いの繋がりの積み重ねは十分と言えるものでは無いと思います。
    過去の記憶に苦しむルールーに、少ない要素をありったけ引っ張り出している様子に
    作者としても苦労しているのかな?と感じました。

    ただ、一方で、全く心が動かなかったかといえば、そうではなく
    ルールーとはなとの1対1の場面では心を動かされました。

    ていお様が冒頭で述べられている事が、私には一番しっくりくるのかな・・と。


    【騙した?騙されてない?】

    はな の母親を洗脳し、身分を偽って家庭やクラスに潜り込み
    周囲の人々の好意を不当に受け取り、プリキュアを倒すための情報を収集していた。
    事実行為として捉えれば、騙したことに違いありません。

    一方、プリキュアを倒すための準備行為という目的がありながら
    園児を守ったり、一度奪ったプリハートを返したりという、目的とは相容れない行為や
    ほまれ との張り合い、園児との触れ合いに笑顔を見せた姿などは、ルールーの嘘偽りの無い部分。

    作者は、敢えてハリーに前者の言い分で「騙された」と言わせ、押し問答をさせることで
    はな達に後者の言い分で「騙されてない」という立場を取らせたものと思いました。

    自分の行為が相手に取って悪い事をしたという良心が生じたことによるルールーの苦しみ
    また、はな達が歩み寄れば寄るほど、呵責に苛まれたルールーは更に苦しむ。
    それは過剰とも言える表現で描かれており、ある意味ルールーへの罰であったようにも思いました。

    ここまでやったので、はな達は前述の立場を以て「騙されていない」
    として終わりでもそれほど不足を感じませんでした。
    ただし、この後、ルールーやはな達がどのように野乃家やクラスの皆に対処するか
    については上手く処理する必要があるとは思いました。


    【取り柄の無いエール】

    プリキュア3人の分析をするルールーが、エールに対して
    「得に取り柄が無い」とのコメントには思わず失笑してしまいましたが

    これは、単にエールをDisるというよりは
    「アンジュやエトワールのような目立つ特徴、取り柄が無いエールだけど
     決して弱いわけではない。では、その強さは何か?」
    という問いの投げかけであるように思いました。


    【タイトルに偽りあり?】

    「哀しみのノイズ」とは何か?「さよなら」は・・・クライアス社とサヨナラという事?
    熱中様が述べられていらっしゃいますが、私もタイトルと内容が結びつかなくて混乱しました。

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  12. 女の子もロボット好きだと思うけどなぁ
    今の子は違うんですかね?
    私が幼稚園児の頃は戦隊物好きだったし変形ロボで遊んでましたけど
    ちなみに世代じゃないのにジェットマンが大好きでした
    母がハマってて親子で楽しんでました
    大人になってトレンディードラマなんて言われてたのを知りましたよ
    大人は子供向けじゃないとか女の子向けじゃないとか気にしすぎな気がする…

    返信削除

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